佐藤朔のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「 レミゼラブル 4 プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩 」
富を生み出し、富を配分する→同時に解決する
*労働力をうまく使う→公共の力が生じる
*利益をうまく配分する→個人の幸福が生じる
*公共の力+個人の幸福=社会の繁栄
「革命のときは 貧困は原因であり、結果でもある」
社会を食いものにして怠けて暮らすことは 〜どん底に落ちること→怠け者はつらい仕事→正直者になる方がラク
人間の区別は「輝く人」と「暗黒の人」
*「輝く人」を増やして 「暗黒の人」を減らす
*教育は 灯りをつけること
*光は涙の中に生まれる〜輝く人は 暗黒の人に対しても涙を流す
「人間同士の戦争は どれ -
Posted by ブクログ
ユゴー 「 レミゼラブル 3 マリユス 」マリウスは浮浪児、ジョントレッドは腹黒い貧乏人 として対照的に描いている。その差は 心の中の虚無、地獄、暗黒にある
1章 パリの微粒子的研究
*パリは野次馬にはじまり 浮浪児に終わる〜王政は野次馬の中にあり、無政府は浮浪児の中にある
*浮浪児は心に賢者を秘めているので、パリを愛し 孤独を愛する
*浮浪児は 不幸だからこそ楽しく暮らす者である
*「大胆に」は 「光あれ」に等しい〜人類の前進のため〜豪胆は 人間の最も偉大な光となる
マリウス=ブルジョア→ナポレオン崇拝=共和制
7章 地獄
*人間のあらゆる社会には 奈落(=地獄)がある〜社会の地面は -
Posted by ブクログ
ユゴー 「 レミゼラブル 2 コゼット 」 ジャンバルジャンの破滅 と コゼットとの出会い
ワーテルローの戦い
*ナポレオンの破滅→世界の方向転換
*勝利の後に急速に成長するのは 未開民族だけ〜しはしば戦争に負けて進歩を遂げることがある〜負けるが勝ち
*フランスは諸国民の魂を目覚めさせるためにある→自由はフランスから光を放つ
著者の思想
*ニヒリズムに価値はない→虚無は存在しない→全ては 何ものかである
*人間はパンより肯定で生きている→哲学はエネルギーでなくてはならない→人間の改良に努力しなければならない
*理想とは 人間精神にとって 呼吸でき 食べることができるものでなければならない
-
Posted by ブクログ
西洋は贖罪と神の救済があれば、
比較的簡単にやり直すことが出来る世界と思っていたが
ファンティーヌもジャン・ヴァルジャンも
これほどまでの救いの無い・薄い状況を耐えなければ
望む世界に生きることが出来ないのだろうか。
宗教的/理想的背景な善の姿、と現実の社会で
存在・発生せざるを得ない悪、否「外れた者」の
必死に「生きる」姿、葛藤、悶え、足掻く姿が
時を超えて重くのしかかる。
スタートから100ページ以上とにかく長い。
じっくり描き込んでいるのだけど、ここまで必要か。
と、思ってしまうのは単に筋書きだけを追う
エンターテインメントに染まってしまったからなのか。
残り4冊。「ああ無情」というタ -
Posted by ブクログ
アルベール・カミュの「反抗的人間」を
「現代」という雑誌(ジャン・ポール・サルトル)で
フランシス・ジャンソンが批判したことに端を発した、
「カミュ=サルトル論争」を収録した本。
ものすごく高度なんだけれど、
所詮は口喧嘩でしかないという印象。
サルトル側が革命に身を投じないカミュをフルボッコにしていて、
ちょっとカミュが可哀そうでなんか見てらんない。
いや、読んでらんない。
結局、
カミュもそこに乗っかって罵声を浴びせているので、
まぁどっちもどっちです。
カミュがハブられた瞬間、
という歴史的な意義は高いのだろうけれど、
それだけ。
勝者であるサルトルもそ -
Posted by ブクログ
「本好きと言う割には読んでないなんてちょっと恥ずかしいんじゃない?的本をこの際だからまとめて読んでしまおうキャンペーン」第…いくつだっけ?
ストーリー自体は難しくはない…と思うんだけど。
途中途中で出てくる歴史だったり文化だったりが…おバカさんなんですごめんなさい。
教科書やらウィッキー君やらにこんなにお世話になった本はありません。
フランス人だったら面白く読めたと思うんだけどなあ。
読んでも読んでも先に悲劇や破滅の気配がして、手が止まる止まる。
まあラストは落ち着くところに落ち着いた感が。やれやれ。
章のタイトルやちょっと言い回しが洒落てて、フランスっぽいなあ、と。
原語で読めたらもっと楽