森功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日大問題については月刊誌FACTAで何度も取り上げられていて、特に田中理事長については、裏社会との繋がりも含め、絶対的権力者として長年栄華を誇っていたことを知っていました
しかし数年前に突然訪れた、田中理事長と、女帝と言われたその妻の転落と死を、まるで昭和の極道映画のようだと思って見ていたので、興味を持って読んだ一冊です
The issue with Nihon University has been covered multiple times in the monthly magazine FACTA, and I was aware that Chairman Tanaka, in particular, had long enjoyed glory as an absolute authority, including alleged connections to the underworld.
However, the sudden downfall and death of Tanaka and his wife, who was known as the “empress,” a few years ago struck me as something straight out of a yakuza film from the Showa era, so I found this book especially interesting to read. -
Posted by ブクログ
地面師たちの実態、手口を丹念に取材して一冊にまとめたルポ。とてもよく取材されていて面白いのだが、筆者の文章が下手くそ過ぎてとても読みにくかった。
時系列にまとまっていなく、話しがあちこちに飛び、複雑な登場人物も整理されないまま書かれているため、何度も立ち止まっては戻って読む必要があり、内容は面白いのに読んでいてとてもストレスを感じた。
積水ハウスをはじめとして、大手企業が騙された地面師事件を取材しているが、なんと言っても被害額55億円という積水事件がこれまでの地面師事件史上最もスケールが大きい。
なぜあれほどの大企業が騙されてしまったのか、その経緯を丹念に見ていくと、単に騙されただけではない事情がうかがえる。
特にこの大事件のあと、この取引に積極的だった当時の社長を更迭しようとしていた会長が逆に社長のクーデターにあい、会長職を解かれ、社長が会長の座に就いたというのはなんとも作為的なものを感じる。
そして、この事件の不自然な点は売り主の女性になりすました女が積水ハウスから分譲マンションを購入していたこと。普通地面師というのは偽物であることの発覚を防ぐため、売り主との接触をできるだけ避けようとするもの。ところがこの女は分譲マンション購入のため、積水ハウス担当者と何度も接触している。
そして、予定より早められた決済日、何度も会社に届いた怪文書などなど、単に積水ハウスが騙されたという単純な構造ではない匂いがする。
しかし、いずれも証拠になるようなものはなく、あくまでも著者の想像にすぎない。
そして、この事件で関係者が10人以上逮捕されたが、そのほとんどが不起訴となり釈放されたというから驚き。
みんな口をそろえて自分も騙されたのだと言い張る。マネロンにより消えた55億円。
警察の捜査によっても全貌を掴めないまま闇から闇に葬られた事件であった。 -
Posted by ブクログ
ヤフー元社長の井上さんの伝記。
経営手腕の天才であり、社長退任後は趣味の世界に没頭し、趣味の世界で亡くなる。
孫さんとの関係性、単純な上司と部下という関係性ではないエピソード。ソフトバンク社長室長時代は社長より偉い社長室長と呼ばれ、孫さんより遅く出社し、海外出張では孫さんに荷物を持たせて自分はタバコをふかすなど図太い面も。一方て休日も孫さんと付き合わなくてはならないからという理由でゴルフはやらない。
ヤフーBB事業など大きな仕事には、孫さんと直接交渉を避けるために部下の松本さんを代わりにソフトバンクに送り込んでいた。井上さんの後任として松本さんを打診したが断られ、宮坂さんを選んだ。松本さんはヤフーが買収して元ヤフー社長の川邊さんが在籍していたPIMの元代表取締役。
井上さんは契約社員としてソフトバンクに入社し、そのまま契約社員のまま社長室長を経て、ヤフー社長に就任する稀有な存在。 インターネットを日本に広めた産業家であり、日本で最も成功したサラリーマンであるというのが、元社長の宮坂さん・川邊さんの言葉。