森功のレビュー一覧

  • 地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

    Posted by ブクログ

    Netflixのドラマを見た後に、リハックにて森さんのインタビューを見て手に取りました。
    あくまで地面師詐欺をテーマとしているので、ドラマのようなバイオレンスさはないです。
    登場人物が多く内容は少し難しいところもありますが、それだけ多くの人物が動き、詐欺に加担しているという事実は恐ろしいことだなと思います。

    0
    2025年01月02日
  • 地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

    Posted by ブクログ

    悪知恵を働く人が極めると、大手企業も騙されるほどになり得ることがとても恐ろしく感じた。不動産業界に精通してるからこそ、思いついてしまうのだと思う。

    内容が難しいから仕方ないのかもしれないが、読み進めるのが少し苦痛な本でした。学が不足しているのか、文章が難解で状況把握ができなかったから読んでて頭に入らなかった。(途中で読むのやめました。)

    0
    2024年12月31日
  • 地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

    Posted by ブクログ

    なぜ騙されるのか。
    パスポートなど偽造されたらお手上げなのか。
    それとも法律が追いついていないのか
    どちらにせよ怖い世界

    0
    2024年11月28日
  • 地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

    Posted by ブクログ

     オーディブルで聴く。積水ハウスとか、アパホテルとか、どうしてころっと騙されるのか、不思議だったが、悪徳弁護士、司法書士などが絡んでいて、なかなか複雑な事件のようだ。特に、警察が面倒がって調べてくれないようだ。また、犯人が検挙されても、失ったお金が戻ってくることはないそうだ。くれぐれも、詐欺には気をつけたい。

    0
    2024年10月31日
  • 地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

    Posted by ブクログ

    地面師たちの実態、手口を丹念に取材して一冊にまとめたルポ。とてもよく取材されていて面白いのだが、筆者の文章が下手くそ過ぎてとても読みにくかった。

    時系列にまとまっていなく、話しがあちこちに飛び、複雑な登場人物も整理されないまま書かれているため、何度も立ち止まっては戻って読む必要があり、内容は面白いのに読んでいてとてもストレスを感じた。

    積水ハウスをはじめとして、大手企業が騙された地面師事件を取材しているが、なんと言っても被害額55億円という積水事件がこれまでの地面師事件史上最もスケールが大きい。
    なぜあれほどの大企業が騙されてしまったのか、その経緯を丹念に見ていくと、単に騙されただけではな

    0
    2024年10月20日
  • 国商 最後のフィクサー葛西敬之

    Posted by ブクログ

    名前しか知らなかったけど、すごい人だった。国の行方もこんな人たちが仕掛けていくんだろうなー。労働問題も改めて根が深い事がわかった。事実は、ニュースだけでは、わからない。

    0
    2024年06月05日
  • 菅義偉の正体(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    官房長官として辣腕をふるってきて、安倍さんのあと、総理になった菅さんについて、書かれています。派閥の裏金問題で政治への信頼が無くなりつつある中、無閥派の菅さんの存在感が増して来そうです。菅さんの生い立ちから、現在まで詳細に、調べて書かれています。小職、神奈川在住のため、神奈川の企業、ほかの議員との関係も理解しました。

    0
    2024年01月14日
  • 地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

    Posted by ブクログ

    地面師の手口、これまでの地面師事件の全貌が詳細に描かれている。
    文書の偽造は朝飯前で、どういう物件が狙われやすいかも頭では理解ができるが、取引を目の前にすると自制が効かなくなるのだろうか。
    不動産関連の仕事に就いている人は一読をお勧めしたい。

    0
    2023年11月14日
  • 国商 最後のフィクサー葛西敬之

    Posted by ブクログ

    立ちいかなくなっている北海道と四国の会社、福知山線の脱線事故、革マル系組合が歪ませた経営ー国鉄分割民営化は成功だったとはいえない。国労が悪者とは抱かされた幻想だった。実は政治が押し付けた無理な新幹線整備が赤字の元凶だった。…水枯れ、残土処理、需要減...。リニア計画は立ち止まり再考すべきだったが安倍政権は逆に推進した。それは葛西氏が影で操っていたからといわれる。2人はもうこの世にはいない。その死をきっかけに変わる、それは本来あるべき姿ではない。主権在民。生きていても民の力で変えていなければいけなかった。

    0
    2023年10月15日
  • 国商 最後のフィクサー葛西敬之

    Posted by ブクログ

    国鉄民営化3人組の一人で、国鉄民営化後はJR東海の経営の舵取りをしていた葛西敬之氏の評伝。政治にどっぷりというほどでもなく、国の方向性、行末を真剣に考えていたという側面もあって国商という表現が相応しいというのが筆者の評価。新幹線の車内に置いてあったwedgeに偏りがあったのはこの人の影響かなと思ったり。労組との闘いのくだりはもう少し詳しく知りたいので別の本を探してみたい。

    0
    2023年09月14日
  • ならずもの 井上雅博伝 ――ヤフーを作った男

    Posted by ブクログ

    ヤフー元社長の井上さんの伝記。
    経営手腕の天才であり、社長退任後は趣味の世界に没頭し、趣味の世界で亡くなる。
    孫さんとの関係性、単純な上司と部下という関係性ではないエピソード。ソフトバンク社長室長時代は社長より偉い社長室長と呼ばれ、孫さんより遅く出社し、海外出張では孫さんに荷物を持たせて自分はタバコをふかすなど図太い面も。一方て休日も孫さんと付き合わなくてはならないからという理由でゴルフはやらない。
    ヤフーBB事業など大きな仕事には、孫さんと直接交渉を避けるために部下の松本さんを代わりにソフトバンクに送り込んでいた。井上さんの後任として松本さんを打診したが断られ、宮坂さんを選んだ。松本さんはヤ

    0
    2023年09月09日
  • 国商 最後のフィクサー葛西敬之

    Posted by ブクログ

    「国鉄3人組」の1人として国鉄の分割民営化に大きな役割を果たし、JR東海の社長や会長を務めつつ、安倍元総理や官邸官僚との深い関係を背景に、「最後のフィクサー」と呼ばれるほど政界や政策に影響力を及ぼしてきたとされる「国商」としての葛西敬之氏の素顔に迫ったノンフィクション。
    葛西敬之氏については、安倍元総理とつながりがあるということくらいは認識していたが、杉田和博氏等の官僚とも密接な関係を持ち、NHK会長人事等に介入していた可能性があるといったことは本書で初めて知った。また、労働組合の抗争とも絡んだ国鉄の分割民営化を巡る経緯も詳しく述べられていて興味深かった。
    葛西氏が単なる「政商」ではなく、主観

    0
    2023年07月21日
  • 地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

    Posted by ブクログ

    様々な地面師事件について紹介している本。地面師たちは、詐欺を計画する者や公的書類を偽造する者、地主のなりすまし役を手配する者など、それぞれ役割分担して犯行を行う。また、加害者と被害者の境界を曖昧にするために地主の親族を引き入れたり、最終的な買い手に売る前に転売を繰り返したりと様々な手を使い、時には弁護士や司法書士まで犯罪に加担するという。本当に詐欺師は頭がいい。

    制度上、地面師によって自分の土地が善意の第三者に売られてしまった場合、その土地を取り返すことは難しいという。地主にとって恐ろしいことなのは当然だが、土地を買ったほうにとっても、詐欺に関わった土地に住むというのは居心地が悪い。不動産の

    0
    2023年07月13日
  • 日本の闇と怪物たち 黒幕、政商、フィクサー

    Posted by ブクログ

    評論家とノンフィクション作家の対談。佐高信さんの話は、何を言うのか読めるところがある。
    森さんのハードカバーを読む前の手引きくらいの感じで読むといいかもしれない。

    0
    2023年07月12日
  • 日本の闇と怪物たち 黒幕、政商、フィクサー

    Posted by ブクログ

    いったい何度、発売日が繰り越されたか…っていう本書。その証拠に、新書通し番号が、同時発売のものと比べてずいぶん若い。各方面から横槍が入って、なかなかゴーが出なかったんじゃないかとか、余計なことを勘ぐっちゃう。そしてまた、切り込みぶりもお見事。ただ、列挙される企業人については、そのほとんどを知らないこともあり、全然ついていけなかったのでした。政治家でやっと…って感じ。

    1
    2023年07月04日
  • 国商 最後のフィクサー葛西敬之

    Posted by ブクログ

    政治の本を読んだことなかったので新鮮だった。
    国鉄、jrと政治官邸の繋がりの強さがここまでとは知らなかったので驚いた。
    最近のJR東海の変わり様といい、今後リニアも含めて大きく変わっていきそうだと思った。

    0
    2023年06月18日
  • 国商 最後のフィクサー葛西敬之

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    JR東海の社長、会長として、名前は知っていたが、まさかここまで政治に絡んでいたとは。。

    政財界のフィクサー、国士、国商というキーワードが一番似合う、最後の大物だったのかも知れない。

    菅さんから安倍さんへの弔辞は、安倍さんから葛西さんへの弔辞だったというのは、合点がいった。

    0
    2023年05月13日
  • 地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

    Posted by ブクログ

    積水ハウスへの地面師たちによる詐欺事件だけじゃなく、7章に分けていろんな詐欺事件が書かれているドキュメント。

    積水とアパホテル以外にもこういう事件がいっぱいあるんだな。被害額が億単位なのにもっとニュースになってもいいのに。しかも誰がやったか分かっているのに立件されないってのが歯痒い。

    ノンフィクションとしては、時系列がバラバラでまとまりがなく読みにくかった。
    それに、マンガみたいにいろんなバリエーションがある訳じゃなく、結局地面師たちが土地の所有者になりすまして他人の土地を売る、似たり寄ったりの事件ばっかりで後半ちょっと飽きてきた。

    0
    2023年05月01日
  • 墜落 「官邸一強支配」はなぜ崩れたのか

    Posted by ブクログ

    前作の菅verの今作は、前作と比べて強引な嫌いがあった。ストーリーがやや現実離れしているし、菅義偉が利益誘導のみに固執しているとも思えない。おそらく真実はその真ん中にあるのだろう。官邸官僚については、良くも悪くも大胆だった今井尚哉と比べ、小物化したという印象を受けた。菅の強権がなした技かもしれないが、残念なことだ。ふるさと納税については欲望の受け皿に堕落した面が否定できず公共性の毀損を感じるが、菅が健在な内は変えられないだろう。あと、コロナの給付金の際に岸田潰しに動いたのは間違いなく菅だろう。

    0
    2023年03月09日
  • 官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪

    Posted by ブクログ

    今井尚哉、和泉洋人、杉田和博ら傍流だった官僚が官邸官僚として辣腕を振るう姿を描く。著者が批判的なことを差し引いても、従来の省庁政治とは異質の体制が浮かび上がる。ただ、首相機能強化(=大統領化)の結果が直轄官僚の肥大化と考えると当然ではあるのだろう。現に米国の猟官運動と比べれば、日本における弊害は微々たるものである。問題は、官邸官僚が一流でないということであり、岸田政権ではそれも改善されたように見えるので、これからの制度変革に期待したい。

    0
    2023年03月09日