森功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
同じテーマを扱った町田徹『JAL再建の真実』講談社現代新書,2012年と合わせて読むと良い。本書は,2010年刊行の単行本を文庫化。定価900円(税別)と文庫本にしては高額だが,400頁に及ぶルポルタージュには読み応えを感じる。最終章の最後に書かれた「真剣に会社を思い,社会的な意義を見出して,経営の舵を握った社長がいただろうか。少なくとも政治家や官僚の悪癖や利権構造の壁を打破しようとした経営者は,見当たらない。なにより,ここまで企業を腐らせてきた責任は誰がとったのか。」(406頁)という文章は,そのまま東日本大震災後の東京電力にも該当しよう。それが,「日本型経営システム」の公共事業版であるな
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2010年1月に2兆3000億円もの負債を抱えて倒産し、現在は必死の再生をしている途上であるJALの 59年間にわたる堕落ぶりを描いたノンフィクションです。ここまでの魑魅魍魎が渦巻く世界があるとは。
この記事を書いている際にもJALは大きな動きを見せているようですが、ここで描かれているのは国策会社から『民間化』され政・財・菅の思惑の舞台となり、内輪では内輪で強力な労働組合と社内政治と権力闘争に明け暮れる幹部をはじめとするJAL職員や大小さまざまな不作為などが前編にわたってまさに魑魅魍魎の伏魔殿の様相を呈しており、最終的には2010年1月とうとう2兆3000億円もの負債を抱えて倒産した5 -
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2025/02/17「日大魔窟」森功☆
森功氏の取材力、視点の大きさは定評がある。本書も裏切らないが、日大の今後は不安が残る。人口減少の中での迷走は日本と同じ。
日大は我が国No.1の巨大大学。この組織は、チームプレイではなくトップの独裁的リーダーシップにより今日の姿を作り上げた「個人商店」。
独裁者の権力は絶対であるが故に、組織の腐敗は進み、破綻する。
日大の最近の不祥事、田中英壽理事長問題・スポーツ運動部問題などに対応できない組織体質問題が肝。
トップが強力な独裁者でなければ組織のガバナンス・マネジメントは出来ない。林真理子理事長はどうして立候補したのか?彼女は本質的課題を全く承知していな -
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本書は一人の男を主人公にし、政官業「癒着」の核心や“政治とカネ”のリアルを描いた、アングラノンフィクションであります。現在の事象に至る『萌芽』が書かれており、「オトナの世界」を垣間見ることが出来ます。
この本は『平成の政商』といわれた水谷功を中心とした『政治とカネ』の問題をあぶりだしたノンフィクションであると捉えております。
描かれているのは建設会社を舞台にした政・財・官の癒着の構図で小沢一郎やその秘書をしていた石川智裕氏や亀井静香議員までが勢ぞろいし、ドロドロとしたやり取りが繰り広げられております。
小沢・石川両氏は僕なんぞが是非を論じる人間ではないのは重々承知ではありますが、彼 -
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一度信用したものを疑わない人間の弱さを痛感した。
素人目に見ても明らかにおかしな点
・本人確認書類であるパスポートの氏名や生年月日に誤りがある。
・地主が自分の干支を言い間違える。
・取引相手からそんな取引をした覚えはないという主旨の手紙が届く。
などがあるにも関わらず、名の知れた大手ディベロッパー(積水ハウスなど)はなぜ騙されてしまうのか?
こんなに資金のある会社が詐欺を働くわけがない。
地主も、土地も、この目で確認したから大丈夫だろう。
この勝手な思い込みこそが、脆弱性を生み出している。
前提を疑う事は、不動産の世界に限らず必要だ。