森功のレビュー一覧

  • ならずもの 井上雅博伝 ――ヤフーを作った男

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    平凡な家庭で生まれ育った人物が株で超超大金持ちに!プライベートジェット機と世界に別荘を持ち、ワインとジャズに囲まれた生活。
    一読ください。

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    2023年01月11日
  • 墜落 「官邸一強支配」はなぜ崩れたのか

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    よくここまで調べたと思うほどの綿密な取材。反安倍菅の関係者取材が中心なので、これで全てとは思えないが、政治の劣化は著しいと感じざるを得ない内容。ある人にそう話したら、「でもそれを選んだのは国民なんだからね」と言われて頷くしかなかったのですが、結局は民度ということでしょうか。「みんな、選挙に行きましょう!」 と言っても、もう終わってしまいましたね。

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    2021年11月11日
  • ならずもの 井上雅博伝 ――ヤフーを作った男

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    たまたまお金持ちになると大変だ。欲望には際限がない。ビジョナリーでないと大金持ちにはなってはいけない。無い物ねだりと妬みも存分に含んだ感想です。

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    2021年07月18日
  • 総理の影~菅義偉の正体~

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    菅首相の郷里から高卒で東京の段ボール会社に勤め始めてから官房長官に上り詰めるまでの経緯がざっと理解できました。貧農、集団就職とは少し異なる生い立ちや政界で実力を付けていく過程での地元有力企業とのやり取り、政策を実現する為には、清濁併せ呑む様な行動も垣間見えました。今、長男の接待問題でマスコミを賑わせていますが、将来の日本の成長に繋がる政策を実現する政権になることを期待します。

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    2021年02月25日
  • ならずもの 井上雅博伝 ――ヤフーを作った男

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    男に好かれる男の人って、一番男臭い。
    結果、女性にも人気がある。

    海外のパソコン普及の話はよく目にしたり、耳にしたりしていたけど、国内でのITの荒波を感じれました。

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    2021年01月03日
  • ならずもの 井上雅博伝 ――ヤフーを作った男

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    井上さん、存じ上げませんでした。日本のインターネット史やこの業界の空気感か感じられました。世の中短い間に相当変わりましたよね。その影に、井上さんをはじめとして、この本に出て来られるような方々の、「のめり込み」があったのでしょう。趣味の延長線上が仕事というのには勝てません。

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    2020年12月02日
  • 平成経済事件の怪物たち

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    ネタバレ

    江副浩正、髙橋治則、許永中、磯田一郎、田淵節也、尾上縫、金丸信、小沢一郎、田谷廣明・中島義雄、早坂太吉・末野謙一・佐々木吉之助、武井保雄、村上世彰の平成の経済事件簿。改めて平成に起きた出来事として『バブル崩壊』のインパクトの大きさを実感した。さらに阪神淡路と東日本大震災もあり、『崩壊』をキーワードに価値観を見直さざるを得なくなったんだなぁと振り返ることになった。政治も豪快豪傑さが縮小の一途。最近は破天荒な人物が出て来なくなったのが寂しいなぁ。

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    2020年10月24日
  • 総理の影~菅義偉の正体~

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    ネタバレ

    面白かった。
    菅さんがどんな人か、都合の良いことも悪いことも、概ね中立に書かれていて、様々な人への取材や事実に基づいて書かれていると感じた。

    自民党によるNHK支配の話しも興味深い。NHKが反権力の姿勢や中立的立場というのは確かに感じていた。警視庁に続きNHKも自民党に支配されたらもう中国と変わらんな。着実に放送会社には自民党縁故が増えてる。

    抜粋ネタバレ
    町を歩いてどこにどんな嫁さんがいて、子供がどうしてるか全部覚えてこい。一飯一宿の義理と人情、やせ我慢覚えた。
    菅さんは兎に角マメで仕事が早い。
    秘書に求める仕事高い水準で厳しい。
    横浜、藤木企業人脈など。

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    2021年01月31日
  • ならずもの 井上雅博伝 ――ヤフーを作った男

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    先週最終回のテレ東の「ネット興亡記」はラスボス登場的に孫正義を取り上げていました。ヤフー!の件で使われる彼の写真の斜め後ろには必ず井上雅博がいて、ヤフー!事業におけるニコイチ感を改めて感じながらも、番組的には軽く触れるだけだったので、ちょっと違和感を覚えました。本書を手にしたのは令和になる直前のNHKスペシャル平成史スクープドキュメント第8回の情報革命 ふたりの軌跡~インターネットは何を変えたか~がめちゃ面白かったからです。金子勇と井上雅博。特に井上については毎日触れている情報プラットフォームを本家アメリカと一線を画す日本独自のサービスに育て上げた秘密をもっと理解したいと思っていました。本書は

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    2020年06月28日
  • 悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞

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    第2回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞作。副題からもわかるように、ひところ国会を賑わせた「加計学園」問題について、著者が叮嚀な取材で追ったもの。本書でまず眼を引くのが、「第一章 第二の加計学園」というタイトル。加計学園問題が森友学園問題と並び称されているのは周知のとおりで、本書では後者についてもちゃんと触れられているのだが、章題の「第二の加計学園」とは、じつは森友学園のことなのである。先に社会問題化したのは森友のほうで、巷間でも加計を「第二の森友」とみる向きもあったが、じっさいは順番が逆で、森友こそ加計の手法を参考にしていたのである。この点をまず正しく理解しないと、この問題の経緯

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    2020年05月10日
  • 総理の影~菅義偉の正体~

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    菅義偉という政治家が何をやってきたか、という経歴はわかったが、私が知りたいのは、この人物の行動の基盤にある価値観であった。それは残念ながらよく分からなかった。

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    2018年05月03日
  • 泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴

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    the real. as you know, non fiction is. politicians keep in the dark ever.

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    2018年04月30日
  • 血税空港 本日も遠く高く不便な空の便

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    今でこそ我が地元から成田空港へは駅前からバスが発着している。
    しかし、私がよく海外へ行ってた頃にはなかった。

    なので、上野まで出て京成スカイライナーが成田へ出る手段だった。
    スーツケースを転がして、東京メトロの上野駅から京成の駅まで
    えっちらおっちら歩いていたっけ。もう成田に行くまでに疲れちゃう。

    本書は成田をはじめ、日本の空港が抱える問題に焦点を当てた
    ルポルタージュである。

    こんな狭い国土に99もの空港があるんだね。知らなかったよ。
    そういえば千葉県在住の友人に「千葉には国際空港がある。
    埼玉にはないだろう」と自慢された。ふんっ、空港はなくても
    埼玉には新幹線が走っておる。なんて妙な

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    2017年08月19日
  • 同和と銀行 ―三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録

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    昔あったリアルな話。岡野の壮絶な銀行員人生。小西は極悪人というよりも、義理を通す人。本の中の「銀行と小西は持ちつ持たれつ」というのは本当にその通りだと思う

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    2013年09月09日
  • 許永中 日本の闇を背負い続けた男

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    大阪市の在日韓国人地区に生まれた彼がいかにして「日本のフィクサー」としてバブル時代の日本を表社会と裏社会を自由に行き来し、その『思い』を実現していったのか?それが丁寧な取材で明かされております。

    思えば彼もバブルの時代に咲いた『徒花』の一人だったのかも知れないのかな、とそんな思いを抱きながら最後のページを閉じました。 許永中。日本のフィクサーの一人とも言われ、表社会と裏社会を自由に行き来しながら巨額の金を動かす男。本書を読む前の彼に関する知識はそんなところで、確か、実話系の雑誌で本社が原作の漫画が連載されていたかと思うのですが、詳しいことはよくわかりません。

    在日韓国人として大阪に生を受

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    2013年06月27日
  • 血税空港 本日も遠く高く不便な空の便

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    日本の空港について、そして空港がいかにダメなのかと書いた本

    典型的な政官癒着モデルとなっている当局・空港・航空会社の関係を書いてある。

    2009年5月発刊で、2009年のJAL倒産の暁には多くの新聞記者がこれをネタ元にいかにこの産業がダメかをこき下ろした(爆)

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    2012年06月16日
  • 狡猾の人 防衛省を喰い物にした小物高級官僚の大罪

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    まさにタイトルの通り、守屋武昌は狡猾なのだ、と思う。
    エピローグに記述されている、生々しいやりとりからして、
    つくづくと“狡猾“という表現を思い知らされてしまう。

    この事件の本質がいまいちピンとこなかったのだが、
    本書を読むにつれ、何が問題だったのか、クリアになった。

    それにしても、仕事と家庭の立場の逆転は、
    事務次官といえども、悲哀が漂っていて、切なくなった・・・

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    2012年05月14日
  • 狡猾の人 防衛省を喰い物にした小物高級官僚の大罪

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    この本は『防衛省の天皇』の異名をとり、事務次官を四年歴任し、最後は収賄罪などに問われ、2010年に懲役2年6カ月の実刑が確定。その顛末を記したものです。少なくとも僕には彼を断罪することができない…。

    僕は先日、この本の主人公である守屋武昌氏が書いた『普天間交渉秘録』を読みましたけれど、正直な話、全体を通しても筆者の人間像がよくわからなくて、ずいぶんと頭をひねったことを思い出します。

    しかし、このノンフィクションを読んでから守屋氏の人物像というものが自分の中で浮き彫りになってきて、なんというのか…。彼が事務次官というポストを歴任し、『防衛省の天皇』という異名をとっていながらも家庭では長男の

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    2012年03月24日
  • 同和と銀行 ―三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録

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    ノンキャリのバンカー・岡野義市が三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)淡路支店取引先課長に着任した際の最大の使命は、「同和のドン」こと小西邦彦の懐深くに飛び込むことだった―。超弩級のノンフィクションです。

    本書はバブル時代の関西圏に絶大な影響を及ぼした財団法人『飛鳥会』理事長。小西邦彦とそのバンカー人生の殆どを彼との交際につぎ込み『汚れ役』とも称された叩き上げ。岡野義市との『二人三脚』の歩みを描いたものです。

    三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に商業高校を卒業して入行したノンキャリの岡野は営業力や実務能力を発揮して着実に出世の階段を上っていきます。そんな彼が淡路支店取引先課長に着任した際の最

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    2012年03月19日
  • 血税空港 本日も遠く高く不便な空の便

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    ネタバレ

    日本の空港政策が如何に杜撰なものだったか、そして、空港整備特別会計というどんぶり勘定の予算によって、現在もその杜撰さを巧妙に誤魔化している現状についても、非常によくわかりました。

    空港を作ることが目的化した結果、本当は需要などほどんどない地域にも関わらず、恣意的な需要予測でどんどん空港が作られ、この狭い日本に100近くも空港があるというのは非常に驚きでした。
    そして、そのほとんどの空港で経営が破綻しており、一部の優良空港の利益と税金で補填しないとやっていけないのだという。
    また、そうした地方空港が足かせとなって、羽田空港の国際化が進まないとか。

    つい最近もエルピーダメモリの経営破たんがあり

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    2012年03月01日