福井久美子のレビュー一覧
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320kgおでぶ「彼は自分の歯で墓穴を掘った」
うまい!ざぶとんあげる!
「銃撃事件やODで亡くなった遺体が並んだ解剖台を見渡したら、死因はタトゥーだと思うだろう」
ガスで膨張した遺体はニューヨークに春の訪れを知らせてくれる
水が冷たいと死体は沈んだまま魚につつかれるけど、春が来て水温が上がると、休眠状態だった体内の細菌が目を覚まして細胞が膨張してポン!
沈んでいた死体が水面に現れるのだ
〝HALTの法則〟
過度なHungry/Angry/Lonely/Tiredに気をつけろ
破壊されたものに取り囲まれると、些細なことが気にならなくなる…のではなく、実際には、小さなことがきわめて重要な意 -
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スポーツ科学、なかでもスポーツ心理学を紹介する一冊。
プレッシャーに立ち向かい、自分をコントロールして対処するにはどうすればよいのか。そも対処できるのか?
これをPK戦を素材に解き明かす。ワールドカップでは1974年から採用された。かつてはロシアンルーレットとも言われたPK戦だけど、今では対処法や準備の仕方が確立されつつある。
けど、サッカーの歴史とともにPK戦の変遷を見ていくと、サッカーっておよそみみっちい競技なんだなぁと思っちゃう。まったく紳士的なスポーツではない。相手を失敗させるためには何だってやっちゃうんだから。ラグビーでは考えられないよね。だからこそ大衆に愛されているのだけど。 -
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ドラマ「舟を編む」の中で「『生きる』は変わること」って言っていた。
「ぶれない柔軟性」と言う事がこの本の中心にある。
組織で言えば「長年にわたって繫栄し続ける可能性があるのは、意図的に強固な境界線を作って、それを柔軟に適用する組織だけだ」と言っている。「意図的な強固な境界線」はコアバリューになるのだろう、それが「ぶれない」なり、そこを柔軟に適用する、これは個人でも当てはまる。
人生の転機になるようなことがあると、今までの「秩序」が「無秩序」な状態になる。しかし、「生命システムが、比較的変化が少なくて安定した内部環境を維持しようと」ホメオスタシスが働き「秩序→無秩序→秩序」のサイクルになる -
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ハーバードの自分を知る技術
悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ
著:ロバート・スティーヴン・カプラン
訳:福井 久美子
本書は、自分と向き合い、自分を知り、そして学び、成長するというのがテーマです。
「汝自身を知れ」、アポロンの宮殿の箴言、世阿弥の「離見の見」、ハムレット「自分自身に正直であれ」、古代から自分自身を理解することは、いかに大変かを語っています。
気になったのは、以下です。
・自分の願望が成就するカギは、成功することではない、自分自身の潜在能力を引き出すことにある
・あなたが生まれもった使命、あなたの思い込みや心構えを見つめ直さなければ、その飛躍を成し遂げるのはたや -
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ネタバレ個人的にかなり当たりの本。
邦題は成長術だけど、英語のPeak performanceのほうがしっくりくる。
パフォーマンスを上げるためにどうすればいいかを科学的根拠に基づき学べる。これを実践していけば、成長するということ。
自分を信じるとか、コミットするとか精神論も重要だけど、科学に基づいたものはやはり腑に落ちる。
・成長の方程式
成長=負荷+休息
成長の条件は限界のせめぎ合いへと追い詰める活動に定期的に挑戦すること。
・フローに入る
トップアスリート、ずば抜けた頭脳がある人に共通することはフローに入っていること。
目標を定め、それを達成するための時 -
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「自分を知る」というタイトルだが、ほぼキャリアに関する自己分析に特化した内容。
帯に「彼以上にコーチングに優れた人はいない」とあるが、確かに本文には、コーチングの手法に基づいた「問い」がちりばめられており、都度はっとさせられる。
自分がやりたいこと、自分ができること、自分の強み、自分がかつてベストパフォーマンスを発揮した時のことなど、分かっているつもりで実はきちんと理解していない自分を掘り返してくれるという意味で、タイトルどおりの本だと思う。
そもそもキャリアに対する考え方の文化が違う海外の本ということもあるが、なかなかに核心を突いた、自己分析ができると思う。実際、記載されているワークをやっ -
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ネタバレさっと読める割には内容の濃い良書であった。
「無理かもしれない」「かろうじて手が届く挑戦」が成長を生む。
マルチタスクは百害あって一利なし。
作業時間50分+休息7分のサイクルが最も効率的。
休息は散歩や自然の風景を見るなど仕事から一時的に離れる。
「成長型マインドセット」を身に付ける。
ストレスを感じたら「チャレンジ反応」でストレスをポジティブに受け入れる。
マインドフルネスは短時間(1分)でも毎日続けることが重要。
人の感情は移るのでポジティブな人と付き合う。
優秀な人はやり続ける能力が秀でているので、毎日職場に来て、淡々と仕事をする。
自己を超越した目的をもつと脳はリミッターを外す。
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Posted by ブクログ
人間関係を扱った翻訳本の場合、社会規範や商習慣が違うために日本人の役に立たないことが多いが、本書は比較的参考になると思う。内向的な人間がパーティ会場などで振る舞う方法や、会話を盛り上げる方法(冒頭の挨拶を一工夫する)などは、実際に試してみたいと感じた。
また、人によって愛情言語(感謝の言葉)が違うという話題は新鮮で面白かった。これは「相手のどのような行動で自分が感謝されていると感じるか」が大きく以下の5パターンに分類され、その愛情言語が違うと、パートナーとの関係がギクシャクするというもの。
1. 肯定的な言葉
2. 贈り物
3. 身体的なタッチ
4. サービス行為(雑用・奉仕など)
5. 一 -