宇山佳佑のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレすごく切なくて泣けるお話でした。
愛する美咲に振り向いてもらうべく、自分を変えるため再びカメラマンという夢を追う晴人と、そんな姿に惹かれ次第に恋に落ちていく美咲。
不器用ながらも着々と愛を深めていく2人の姿はとても愛らしかったです。
ですが美咲が病に犯されることはあらすじを見た時点で分かっていたので、2人のその姿はなんだか切なくも見えました。
宇山佳佑さんの本は初めて読んだのですが、とても美しい文章だなと感じました。
窓に当たっただけで儚く消えてしまう雪を見て
美咲はそんな雪を自分の命のようだと感じ、
別の場面では晴人が振り落ちる雪に手を伸ばすものの、掌の上で儚く溶けてしまう。
これら -
Posted by ブクログ
ネタバレ早老症による美咲の流れる時間の速さ、醜い容姿になっていく過程によって、美咲自身の感情や貴司や綾乃、晴人との関係性や想いが描かれるのがとても切なく、ページを捲るたびに涙が溢れ続ける作品。
初めは美咲は「顔はタイプじゃないけど」好きになりたい!と思う存在やった晴人に、容姿以外の点で好きになり、美咲が早老症になったことを知った晴人も、襖ごしに「今でも、これからも大好き」と伝える点、当たり前かもしれないが、双方が深い心のつながりがあるからこそのものなのだと実感できて、その後の展開により切なさが込み上げる。
最期を迎えようとする美咲に対し、晴人なりにできることとして、変わらないもの、晴人と美咲が過ご -
Posted by ブクログ
ネタバレ雫が起きていられるのは1年間で1週間だけ。
しかも
太陽の光に当たらないように
避けるように過ごさないといけない。
私だったら周りにどれだけ励まされても
何を言われても絶望したまま1週間を過ごしてそう。
雫も現実を知って絶望してしまうけど
あーちゃん、つばき、泰介さんという
大切な人に支えられて
1週間を楽しみ尽くしてやろうってしてて
そんな雫に他の人より時間がなくても
大切なことを見失ってはいけないよなって思った。
そして
そんな雫に恋をした日向。
1週間しか起きていられない相手との恋は
これからを想像しただけでこちらも絶望。
単なる遠距離恋愛で
いつか解決するって問題じゃないんだ