町田康のレビュー一覧

  • ゴランノスポン(新潮文庫)

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    短編集。
    全くわけのわからない話もいくてかあったが、人間の本性をありありと表現した作品だと感じた。

    登場人物の思考を独り言のようなタッチで描いているところが特に面白く感じて、共感する箇所も多かった。
    結局私も上辺だけ繕ったお腹の中は真っ黒な人間なのだ、みな誰しもがそうなのだ、と言われているような気がした。

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    2013年12月08日
  • きれぎれ

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    「くっすん」に劣るというか、どうも内容がスラスラ入ってこなかったんだよな・・。でも賞とってるんですよね。技法がすごいのかしら。

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    2013年10月14日
  • 猫のあしあと

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    町田さんの猫エッセイ第2弾。
    ゲンゾーの件について自分を責める町田さんの姿がなんとも切ない。
    動物を飼うのではなく、命を預かる。
    今は動物を飼っていないけど、またいつか生き物を飼うときは
    町田さんの姿勢を見習いたいと思った。

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    2013年09月05日
  • 権現の踊り子

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    町田康ならではの笑える部分よりも
    ちょっぴり切なく物悲しい気持ちが残る短編集。
    工夫の減さん・ふくみ笑い・逆水戸が特に好き。

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    2013年09月01日
  • テースト・オブ・苦虫1

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    町田康の作品を読むとなんだかほっとする。こんなアホ臭い人間が世の中にいるんだなあと。何をやっても駄目な自分が勇気付けられるというか、優越感に浸れるというか、俺なんかよりよっぽど下層でバカな人間がいたもんだなと安心する。が、実際はそうでもないようで。
    町田康の作品をいくつか読んできて、作品を重ねるごとに感じるようになってきたのだが、そこには常に笑いをもぎ取ろうとする緻密な計算と思考があるようにしか思えてならない。このエッセイ集もそう。自然体のように見せかけて、天才的なアホのように見せかけて、実は裏で入念な笑いの仕掛けを施し、読み手を見事にその罠にハメ込んでいる。そして俺もハマる。ハメられる。

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    2013年08月12日
  • テースト・オブ・苦虫4

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    マーチダさん。

    とってもステキなマーチダさん。相変わらず適当なことを書いていますが、心の隅っこをくすくすっとこそばゆくさせる独特の文体は、絶妙。

    白玉イチゴに振り回される「近況を随筆風に」、
    三万坪の庭のある豪邸を妄想して語る「陋屋でロック。労苦。」、
    町田康定番のネーミング&誤変換シリーズ「名が体をあらわすのでノイる。」「御返還が細菌笛て鱒」「名前の研究」など。

    とっても楽しくて思わず魅了される随筆数多。

    抱腹絶倒。笑いで涙がウルルしてきます。

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    2013年07月26日
  • テースト・オブ・苦虫2

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    町田康のビターな随筆集第2弾。

    オチが悉く面白い。エッセイでオチが面白いとか、おかしな話なんだけど、面白いものは面白いのだ。

    読めば分かる。読めば分かるぜ、コンチクショー。

    「天下の男(志望者)」、「人生の参考にせぇや」、「生活の渦潮」、「恩讐を越えてベキャキャー」など、くだらない随筆40編収録。

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    2013年07月26日
  • テースト・オブ・苦虫3

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    とってもステキなマーチダさんの、痛快うくくなエッセイ集第3弾。

    人間の慢心の恐ろしさを説く「実るほど頭が反り返るあほんだらかな」、
    軟派になることができずについには絶望する若者にまで見放される「人間の絶望」、
    他人に嘗められやすい体質ゆえの苦悩をつづる「なめとったらあかんど」、
    マーチダさんの十八番である誤変換シリーズ「極悪なメール」、
    身も心もずたずたにされてしまう「傷だらけの青春」、
    最後の一行が秀逸すぎる「言い訳」、
    温泉玉子に翻弄される「納得したいなあ」、
    自他の区別のつかぬ人たちにまたしても翻弄される「あうときにはいつも自分のふたり」、精神の弱体化を促すスリッパ&サンダルを呪う「サ

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    2013年07月26日
  • 猫にかまけて

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    猫、欲しいけど、別れがつらいから、読んでごまかす。
    けど、一緒に暮らしたいなぁ。
    でも、つらいんだろうなぁ。
    自分が死んだみたいって
    きっとそうなんだろうなぁ。

    ココアとゲンゾーとヘッケと奈奈。
    家族だなぁ。

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    2013年07月15日
  • 浄土

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    『「まあ、あの、まあ六月ぐらいからですねぇ、ひどいっていうか、あんまり無茶苦茶な、ちょっとあれが続くものですから、どんなものかなー、って思ったっていうか、まあこんな感じが、いつまで続くんだろうか、みたいなことがちょっとあれだったものですから」自分でもなにを言っているのか分からない。』

    「私はあなたと別れます。なぜならあなたが途轍もない馬鹿だと分かったからです。私はあなたのことがほとほとに嫌になりました。足は臭いし、チンポが臭いくせにフェラチオしろと言うし」
    「わかりました。足とチンポも洗います。だから別れないでください」
    「一日何回洗うのですか」
    「足が一回、チンポが二回でどうでしょうか」

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    2013年06月08日
  • この世のメドレー

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    世界を睥睨し超然と生きよう。余を名乗り、生死を乗り越え、超然の高みに到達したはずだった。しかし超然境に浸る余を、ひとりの小癪な若者が、破滅への旅へ誘い出す。存在を賭した言葉の攻防。待ち受けるのは地獄か、それとも…。「どつぼ超然」待望の続編。

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    2013年06月01日
  • 猫のあしあと

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    猫に気を遣いながら、反省しながら、猫の機嫌を伺いながら
    猫と共に暮らす。わかるなぁ〜。
    いい人すぎやで〜町田康。
    この書は、出会った命と消えゆく命、命を見つめる記録でもある。
    一匹の猫の死を見送ったとき、人はこうも後悔にさいなまれる。
    町田康はその代弁者でもある。

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    2013年04月30日
  • テースト・オブ・苦虫2

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    笑いたい時には『テースト・オブ・苦虫』。
    ということでちょっとずつ読み進めたので、最初の方はどんなことが書かれていたかうろ覚えになっている。
    変なことわざとか載っていた気がするなぁ。

    忘れたのはつまらなかったからではなくて、すごく面白かったのです。
    またも外で読んで(懲りない)、突然笑い出す不審者になってしまったくらい。
    そんでもって読んでる時には、なるほど、そうだったのかぁ、なんて感心したりもしているのです。
    なのにちょっと経つと面白かったという感覚以外はぼんやりしている。
    とても不思議。

    たぶんごちゃごちゃ考えすぎの脳を「ベンチャン(湖南省の方言で掃除の意(笑))」してくれるのだと思う

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    2013年04月19日
  • テースト・オブ・苦虫1

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    パンク歌手で小説家の町田先生はエッセイ集もすごい!念入りに準備して計画したものを、あたかも自然に楽チンそうに見せる事って重要だと思うのですが、この人のこの言葉の選び方、組み立て方はどっからどこまで計算されたものなのでしょうか?

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    2013年04月07日
  • 権現の踊り子

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    町田康さんの小説はほんとパンクだなあ~。妄想的で破滅的な文章でわーって押し寄せて来て、ここで終わり!?って感じでスパンと終了。なのになぜかいつまでも心に残る。いや滲みてくる感じ。
    ふくみ笑いを読んだら、羅生門の話を思いだした。何度も読みたくなる。

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    2013年03月02日
  • 猫のあしあと

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    このレビューを読んで不快な思いをなさる方もいるかもしれません。


    本編は非常に楽しめました。生き物を飼う大変さも再確認できました。
    ただ、本編、解説の動物愛護団体さまになんだか釈然としないものを感じたので書かせていただきます。
    まず、動物愛護の活動は素晴らしいことだとは思いますが、希望とは違う、それも病気であったり気性が荒かったりといった問題のある子をどんどん作者に押し付ける(という表現は適切ではないかもしれませんが)のは如何な物だろうかという感想を持ちました。
    作者は引き取って大事に育てていますが、その善意につけ込んでいるような印象を受けてしまったのです。あくまでも私の感想ですが。
    全員が

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    2013年01月30日
  • 実録・外道の条件

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    なんですかね・・・。町田さん流の『すべらない話』的な物ですね。作者の小説を、読んだことが無い人がみたら、全く面白くもないでしょう。

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    2013年01月08日
  • テースト・オブ・苦虫2

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    パンク兼作家兼随筆家の町田康氏のエッセイ。独特の口調が癖になるが中身が無い。しかしエッセイに中身は必要なのか。意見が別れる所だが文体は素敵だ。

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    2012年12月13日
  • 猫にかまけて

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    愛猫たちとの暮らしを描くエッセイ。我が子(猫ちゃん)大好きな親バカ度満載な内容なんだけど・・・彼が書く文章のテンポのよさがとにかく心地よい。桂枝雀の「すびばせんねえ・・・」は自分もかつてよく真似したから笑った―(笑)しっかし・・・あれだけトゲトゲのパンク歌ってるのに実はけっこう控えめでネガティブな小市民なのね(^_^;)いい人だー。

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    2012年11月19日
  • 猫にかまけて

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    猫が飼いたくてたまらなくなり本書を購入。
    作者の家にいる4匹の猫達との生活が書かれている。
    うひゃひゃひゃと笑ったり飯がまずいから取り換えろとわがままを言ったり雨が嫌いだから雨をどうにかしなさいと理不尽な要求をしたりで猫の気ままさがとてもかわいい。
    そんな中での2匹の猫の死はとても悲しく命の重さを感じた。自分も晴れて動物と暮らすようになったらその重さを大事にしたいと思う。

    ああ、それにしても猫飼いたい!!

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    2012年11月10日