町田康のレビュー一覧

  • 耳そぎ饅頭

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    おもしろかった。おもしろかったが、読みながら感じる、嘘をつかれているような心細さ。卑下が芸になっているのじゃないの、あなた?

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    2011年02月05日
  • どつぼ超然

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    善哉、善哉。マーチダさんは熱海で暮らし始めたらしいですね。熱海は観光地であるから、きゃっきゃっ遊びに来ているのはヤングからオールドな方まで様々いるのですが、マーチダさんの超然としようとする視線でみつめると熱海もまた古くて新しく、猥雑な感じがします。熱海の地理に詳しくなってから読むほうがきっと楽しいはず。熱海のパロディ、土地の本歌取りといおうか、熱海、のようなところに何しに行ったの?という話です。

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    2010年11月13日
  • どつぼ超然

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    大して中身はない。ほほほ。善哉善哉。


    正直評価に困る作品ではあります。
    もしかしたらこれは町田康渾身の、魂を削った大自信作なのかもしれないし、
    もしかしたらとりあえずページを埋めるためにいつもの文体で思いつくままに適当に書き連ねていっただけのようにも見える。
    どちらにしろ、今作は町田康という作家が好きでかつ、「好きな作家の思考に寄り添って、流れに身を任せるのが楽しい」と感じられる人にはオススメできるし、
    逆に町田作品を読んだことが無い、あるいは大して好きでもないという人が読むのはちょっと大変だろうなという気も。
    個人的にはなかなか面白かったです。最初は、「ずっとこの調子で中身無いまま続くの

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    2010年11月09日
  • どつぼ超然

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    献本キャンペーン有難うございます。
    ちゃんとしたレビューを書こうと思ったのですが、結局〆切日になってしまい...申し訳ないです...!

    町田康さんは「くっすん大黒」以来で
    まず届いた時に、カバーの美しさと適度な重さにうっとり。

    中身に関してですが、まとまった時間をとることができず、電車の中などで少しずつ読ませて頂きました。
    こういう場合、前に読んだ部分など忘れてしまうことが多い私ですが
    不思議とひとつひとつのエピソードが残っています

    超然を意識した瞬間、その人は既に超然としていない

    意識すればするほど自意識や妄想が止まらない

    この主人公は極端に見えるけど人間誰しもそんなものなんじゃな

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    2010年11月08日
  • どつぼ超然

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    献本企画で頂いた本。多謝。
    自らを“余”と称することを決め、
    超然という境地を相手取った自意識によって、
    逆に決して超然となれずに、
    世間、自然、人工、人間、その他視界に入るありとあらゆるものを
    切り取っては徹底的に思考していく主人公の日常が、
    町田氏独特の言葉と文体によって綴られた一冊。
    人生の可笑しさがつまっている。
    「どつぼ超然」というタイトルがいい。
    超然として見える人は、
    何かその人の道を究めることに集中していて、ある意味どつぼに入っている。
    そう思うと、この本は、
    「死」のどつぼに入らんと超然を目指した主人公が、
    最終的には「生」のどつぼに入り超然を得る、
    という話なのかもしれない

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    2010年11月07日
  • 告白

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    第41回谷崎潤一郎賞受賞
    河内音頭で歌われる、「河内十人斬り」を書いた小説だ。事件を起こす熊太郎とはどんな人物なのか、幼少から青年期の無軌道な行動や、縫いとの出会いから所帯をもつまでがながながと本人の独白形式で書かれる。河内弁はなかなかユニークで読んでいて面白いが、中だるみは正直感じる。

    河内十人斬りの事件を起こした熊太郎は、最後には自害して果てるのだった。今も昔も世間の一般人とは考え方、行動を異にする人たちはいる。熊太郎は生活環境や貧しさからのものではなく、個人的な思考(偏屈)からくるもののようだ。それで身を滅ぼすことになるのだが、結局はいいかっこしいの見栄っ張りだったとわたしは簡単に片付

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    2026年02月03日
  • へらへらぼっちゃん

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    後半ちょっと飽きたなあ。

    でもこんなに堕落しても堂々としていないことを堂々としているというか、
    ちまちました自分に対する潔さみたいなのがあって
    痛快。

    語り手が真面目であればあるだけ、笑ってしまう。

    そして、自分で自分を笑う、悲しさ。。あきらめ。。
    自分なんてちっぽけだしね、
    くよくよ悩んでる自分を笑ってみたり、またくよくよ悩んだり、
    時々運良くいい感じになったり。どーでもよかったり、よくなかったり、

    でも著者は努力してると思うけど。
    著者なりの努力って言うか。
    遊ぶのも大変って言うか。
    自分で自分の時間に納得するのに、実は普通より厳しいとか。

    こんなに堕落してるぜって言っててもさ

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    2009年10月04日
  • 夫婦茶碗

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    金がない、仕事もない、うるおいすらない無為の日々を一発逆転する最後の秘策。
    それはメルヘン執筆。こんなわたしに人生の茶柱は立つのか?!あまりにも過激な堕落の美学に大反響を呼んだ「夫婦茶碗」。
    金とドラッグと女に翻弄される元パンクロッカー(愛猫家)の大逃避行「人間の屑」。
    すべてを失った時にこそ、新世界の福音が鳴り響く!日本文芸最強の堕天使の傑作二編。

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    2016年10月05日
  • 実録・外道の条件

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    「なにゆえかくも話が通じないのであろうか」。『新説・外道の潮騒』を読もうと思ったので、復習がてら再読を。世の外道どもに翻弄される、人間「マーチダコー」」の姿に瞠目せよ。うくく。

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    2009年10月04日
  • 実録・外道の条件

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    表紙かっこよすぎ。町田さんの偏屈さは、まっとうな感覚によるものだから応援したくなる。ネーミングセンスが超おもろ。

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    2009年10月04日
  • 耳そぎ饅頭

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    相変わらずの町田節。町田康なりの、世の中への糾弾なのかもしれないし、彼の世の中との齟齬との格闘の日々をやや自虐的にそして面白く誇張して語っている。町田康的な文体というのは、一見難しそうで、書いてみると、それなりに似たようなものが書けたりする。

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    2009年10月04日
  • つるつるの壺

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    町田康のつける題は余韻が残る。その奥に深い含蓄を感じるような雰囲気ではあるが、おそらくはそんなものないんだろう。単に、言葉になりかける寸前でぐずぐずになってしまう想いをむりやり言葉にしたからこうなってしまうんだろう。だから、町田康は町田康であり続けるんだけれども。
    彼は因果という言葉をよく使うが、まあ僕の生い立ちも因果、みんな人生因果なのであるが、同じ因果でも、彼のような因果な人生は、なかなか魅力的だと思う。ただし憧れながらも僕は無頼を認められないんだけどね。強迫的に。
    彼も若いときはともかく、現在はなんとなく、そうなのではないかと思う。

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    2009年10月04日
  • へらへらぼっちゃん

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    081016(n 081105)
    090228(a 090322)
    100512(n 100812)
    100625(a 100812)

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    2010年08月29日
  • 実録・外道の条件

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    半ノンフィクション。
    マーチダさんは、現実のなかにちゃんと生きようとしているから、好きだ。
    すべてのことと真剣に向き合おうとするその真面目さが、好きだ。

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    2009年10月04日
  • つるつるの壺

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    妄想に近いたわごと。 言葉になりかける寸前でぐずぐずになってしまう想い。 ワードプロセッサーの中でのたうち回る私の思念が現実を浸食する。 やめてくれないか。 そういうことは。

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    2009年10月04日
  • へらへらぼっちゃん

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    ものすごく忙しくてイライラしたとき、疲れきってて何も考えたくないとき、読むとなんか落ち着くとゆうか、あほらしくなるとゆうか、はは。

    四天王寺近辺に住んでるもので、四天王寺〜天王寺動物園〜新世界の描写が個人的にお気に入りです。

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    2009年10月04日
  • つるつるの壺

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    人生初めてのカラオケ。温泉。そしてスーパーで見た蛍踊り的混乱状態。異様なテンションで綴られる、変な方向に生きる勇気が湧いてくるエッセイ。

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    2009年10月04日
  • 権現の踊り子

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    今回初めて町田さんに手を出してみたのですが、歌うような、口ずさむような言葉のリズムを書かれますね。癖になる。最後の「逆水戸」が一番好き、あのダラダラして情けない感じが…。全部ありえない話なんだけれど、じっとり湿って生気があるんだよなあ…なんだろうか。

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    2009年10月04日
  • 実録・外道の条件

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    初作品。
    本作ではまだ作者の味がフルに出ていないのかもしれませんが充分面白いです。
    文体が独特なので好き嫌い分かれるかも。
    もっと他の作品も読んでみたいな、と
    思いました。(音楽も)

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    2009年10月04日
  • 権現の踊り子

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    たまに激しく読みたくなって、静かに読み終える町田康。短編集ですが、私は「権現の踊り子」が好きでした。

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    2009年10月04日