町田康のレビュー一覧

  • おそれずにたちむかえ テースト・オブ・苦虫5

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    町田康のシュールな随筆集第5弾。

    相変わらず、阿呆なことを書いていて面白い。エッセイでオチが面白いとか、おかしな話なんだけど、面白いものは面白いのだ。

    ただ、今作ではフィクションのあり方について、真剣なメッセージを投げ掛けてもいる(「ちょっと思ったこと」より)。

    何はともあれ、とても愉悦的な1冊。

    「話がまったく通じません」、「助詞ないのも腹立ちますねー」、「オレが偉くなりすぎて社会が成り立たない」、「野球のピッチャーなんかはどうしているのだろうか」など、しょうむない随筆44編収録。

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    2011年06月27日
  • どつぼ超然

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    エッセイとフィクションと
    いいかんじに混ざって、マーチダ的。

    後半はちょっと飽きちゃったけど、
    前半は、声をだして笑っちゃいました。

    最近、町田作品、よく、後半でばててしまうなあ。

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    2011年05月19日
  • どつぼ超然

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    町田康の本としては、ちょっと期待外れ。先入観なく読めば十分面白く、かなり笑ってしまったのだが、期待値が高過ぎたかも。他の人が書いたなら星四つ以上だ。この人でなくては書けない、という本でなかった。お茶目で面白いエッセイという感じで、らしさ、クセが薄い。そろそろ町田康のマイブームも終了の時期か。くっすん大黒と、パンク侍が好きだ。

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    2011年04月29日
  • 真実真正日記

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    町田康の日記風エッセイ…かと思いきや、その内容は町田康の日記風フィクション。
    日記風なので例えば「犬とチャーハンのすきま」とか「悦楽のムラート」とか、
    物事の変化が描かれているのが面白い。声に出して笑える箇所あり。流石。

    MVP:柄下くん

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    2011年04月24日
  • 真実真正日記

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    町田康の日常を綴ったエッセイのようなものだろうと読み始めたら…何かがおかしい。
    嘘の出来事と真実の思考がごちゃ混ぜになった不思議かつ混沌とした日記小説。

    地震後の日本と重なる部分があるような、なければいいなと思ったりして、ゾッとした。
    時間がたつことか世の中か、何か背中が冷やっとした。
    犬とチャーハンのすきま、のバンド名の理由がよくわからなくて心に残ってる。面白い。

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    2011年03月29日
  • どつぼ超然

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    冗長と感じられる文章と、書く対象を絞らないような散漫さを与える運筆で、人生のとりとめのなさを文字で。

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    2011年03月25日
  • テースト・オブ・苦虫1

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    町田康のビターな随筆シリーズ第1弾。

    この本を読むときは、四囲に人がいないことを確認してからネ。

    ヘラヘラ、若しくはニタニタ笑ってしまうのを避けられぬため、人がその様を見たら、明らかに不審者と思われてしまうからだ。

    「DPEの憂悶」、「ドゴンの珍奇」、「人間の癖山水」、「料理の腰砕け」など、あほらしい随筆40編収録。

    とにかく、ワロタ。

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    2011年03月02日
  • 耳そぎ饅頭

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    おもしろかった。おもしろかったが、読みながら感じる、嘘をつかれているような心細さ。卑下が芸になっているのじゃないの、あなた?

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    2011年02月05日
  • テースト・オブ・苦虫1

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    垂れ流しのようで、垂れ流しでない、のでしょうか?筒井康隆が書くキャラクターが書いている文章のようだ、とレビューを書く段になってこじつけで思いました。くわあ。

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    2011年01月19日
  • テースト・オブ・苦虫1

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    同シリーズの2~3巻に比べて非常に灰汁が濃い。はっきり言って読みにくい。
    でも町田康の原液のようなものを感じることができる1冊だと思う。
    読みにくいが面白い。しかしやはり感じが難しい。

    MVP:なし

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    2011年01月10日
  • どつぼ超然

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    善哉、善哉。マーチダさんは熱海で暮らし始めたらしいですね。熱海は観光地であるから、きゃっきゃっ遊びに来ているのはヤングからオールドな方まで様々いるのですが、マーチダさんの超然としようとする視線でみつめると熱海もまた古くて新しく、猥雑な感じがします。熱海の地理に詳しくなってから読むほうがきっと楽しいはず。熱海のパロディ、土地の本歌取りといおうか、熱海、のようなところに何しに行ったの?という話です。

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    2010年11月13日
  • どつぼ超然

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    大して中身はない。ほほほ。善哉善哉。


    正直評価に困る作品ではあります。
    もしかしたらこれは町田康渾身の、魂を削った大自信作なのかもしれないし、
    もしかしたらとりあえずページを埋めるためにいつもの文体で思いつくままに適当に書き連ねていっただけのようにも見える。
    どちらにしろ、今作は町田康という作家が好きでかつ、「好きな作家の思考に寄り添って、流れに身を任せるのが楽しい」と感じられる人にはオススメできるし、
    逆に町田作品を読んだことが無い、あるいは大して好きでもないという人が読むのはちょっと大変だろうなという気も。
    個人的にはなかなか面白かったです。最初は、「ずっとこの調子で中身無いまま続くの

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    2010年11月09日
  • どつぼ超然

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    献本キャンペーン有難うございます。
    ちゃんとしたレビューを書こうと思ったのですが、結局〆切日になってしまい...申し訳ないです...!

    町田康さんは「くっすん大黒」以来で
    まず届いた時に、カバーの美しさと適度な重さにうっとり。

    中身に関してですが、まとまった時間をとることができず、電車の中などで少しずつ読ませて頂きました。
    こういう場合、前に読んだ部分など忘れてしまうことが多い私ですが
    不思議とひとつひとつのエピソードが残っています

    超然を意識した瞬間、その人は既に超然としていない

    意識すればするほど自意識や妄想が止まらない

    この主人公は極端に見えるけど人間誰しもそんなものなんじゃな

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    2010年11月08日
  • どつぼ超然

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    献本企画で頂いた本。多謝。
    自らを“余”と称することを決め、
    超然という境地を相手取った自意識によって、
    逆に決して超然となれずに、
    世間、自然、人工、人間、その他視界に入るありとあらゆるものを
    切り取っては徹底的に思考していく主人公の日常が、
    町田氏独特の言葉と文体によって綴られた一冊。
    人生の可笑しさがつまっている。
    「どつぼ超然」というタイトルがいい。
    超然として見える人は、
    何かその人の道を究めることに集中していて、ある意味どつぼに入っている。
    そう思うと、この本は、
    「死」のどつぼに入らんと超然を目指した主人公が、
    最終的には「生」のどつぼに入り超然を得る、
    という話なのかもしれない

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    2010年11月07日
  • 告白

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    第41回谷崎潤一郎賞受賞
    河内音頭で歌われる、「河内十人斬り」を書いた小説だ。事件を起こす熊太郎とはどんな人物なのか、幼少から青年期の無軌道な行動や、縫いとの出会いから所帯をもつまでがながながと本人の独白形式で書かれる。河内弁はなかなかユニークで読んでいて面白いが、中だるみは正直感じる。

    河内十人斬りの事件を起こした熊太郎は、最後には自害して果てるのだった。今も昔も世間の一般人とは考え方、行動を異にする人たちはいる。熊太郎は生活環境や貧しさからのものではなく、個人的な思考(偏屈)からくるもののようだ。それで身を滅ぼすことになるのだが、結局はいいかっこしいの見栄っ張りだったとわたしは簡単に片付

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    2026年02月03日
  • へらへらぼっちゃん

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    後半ちょっと飽きたなあ。

    でもこんなに堕落しても堂々としていないことを堂々としているというか、
    ちまちました自分に対する潔さみたいなのがあって
    痛快。

    語り手が真面目であればあるだけ、笑ってしまう。

    そして、自分で自分を笑う、悲しさ。。あきらめ。。
    自分なんてちっぽけだしね、
    くよくよ悩んでる自分を笑ってみたり、またくよくよ悩んだり、
    時々運良くいい感じになったり。どーでもよかったり、よくなかったり、

    でも著者は努力してると思うけど。
    著者なりの努力って言うか。
    遊ぶのも大変って言うか。
    自分で自分の時間に納得するのに、実は普通より厳しいとか。

    こんなに堕落してるぜって言っててもさ

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    2009年10月04日
  • 夫婦茶碗

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    金がない、仕事もない、うるおいすらない無為の日々を一発逆転する最後の秘策。
    それはメルヘン執筆。こんなわたしに人生の茶柱は立つのか?!あまりにも過激な堕落の美学に大反響を呼んだ「夫婦茶碗」。
    金とドラッグと女に翻弄される元パンクロッカー(愛猫家)の大逃避行「人間の屑」。
    すべてを失った時にこそ、新世界の福音が鳴り響く!日本文芸最強の堕天使の傑作二編。

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    2016年10月05日
  • 実録・外道の条件

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    「なにゆえかくも話が通じないのであろうか」。『新説・外道の潮騒』を読もうと思ったので、復習がてら再読を。世の外道どもに翻弄される、人間「マーチダコー」」の姿に瞠目せよ。うくく。

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    2009年10月04日
  • 実録・外道の条件

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    表紙かっこよすぎ。町田さんの偏屈さは、まっとうな感覚によるものだから応援したくなる。ネーミングセンスが超おもろ。

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    2009年10月04日
  • 耳そぎ饅頭

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    相変わらずの町田節。町田康なりの、世の中への糾弾なのかもしれないし、彼の世の中との齟齬との格闘の日々をやや自虐的にそして面白く誇張して語っている。町田康的な文体というのは、一見難しそうで、書いてみると、それなりに似たようなものが書けたりする。

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    2009年10月04日