鎌池和馬のレビュー一覧
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自分だけの現実を他人にゆだねるようなことを御坂さんは嫌っているんですよね。なぜなら御坂はレベル1から5まで自分の手で能力開発をしてここまで来れたから。
自分の力で学園都市最強の地位を得た。自信を持っている。でも、実際御坂のようにがんばれば誰でもなれるかといわれるとそうじゃない。能力開発には才能が大きく左右する。望んでも望んでも手に入れられないものがある。
非力であることを悔む人たちが世の中にはたくさんいると御坂に教えてくれたのが木山先生の存在だった。
木山先生がただの「非力であることを悔やむ人達」と違うところは、現実を他人に委ねようとせず、学園を敵に回しても立ち向かっていく全力さだ。無謀だと -
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遠距離恋愛ニヤニヤとか思っていたら 駆け落ちされた。
一方さんはもっと打ち止めに対して距離を保ってるのかと思ったのにデレデレじゃないですかもう観念したんだな!15巻の後に何があった!
でも電話を別れの挨拶もなしにきるあたり一方さんだな…じゃァなとか言わないですねそうですね。
浜面かっこいいし滝壺さんかわいいし、絹旗ちゃんもかわいいなぁ。
そして名もなき少年×2がアツい。(一応)主人公不在だというのに主人公がたくさんいる。
ヤダー科学の方が面白いなーと思ったのですが私の中でのヒロインはインデックスだしよく考えると一番好きなのはステイルなのでありつまりどっちも好きだと。うん。 -
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幻想御手編、完結。
確固たる目的と、それに起因する木山の執念。
「この街の全てを敵に回しても止まる訳には行かないんだ!!!」
暴走するAIM力場の集合体『AIMバースト』を正面から圧倒的な力で叩き潰す美琴に惚れ直す!
そんな美琴の勝利も、初春の頑張りがあったから。
初春地味ながら大活躍です。
美琴「どうすんの?」
木山「もう一度最初からやり直すさ。理論を組み立てることは何処でも出来るからな。刑務所の中だろうと世界の果てだろうと、私の頭脳は常にここにあるのだから。」
アンチスキルに囲まれながらも、木山の顔はどこか晴れやかで…。
いつか絶対に目的を遂げて欲しいですね。
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ネタバレ前半後半別々の意味で情緒ぐちゃぐちゃ。 前半、ギャグとシリアスでサンドイッチされて情緒どうしろと?最近の禁書はラストの盛り上げが微妙な分、コメディ描写と中盤までの盛り上げが洗練されてるけど、ここまでそれを活用したグラーデションは新感覚で面白かった。 ヨハンの過去は普通に好き。怪物の正体は優秀なだけの真面目な男の子ってのは、これまでの超絶者編らしい真実だった。 後半、上条さんならヨハンも救おうとしてほしいという上条ファンとしての感情と、必死に「帰るんだ」って己の欲と共に歩む上条さんを見てヒーローでも救世主でもない等身大の子供な上条さんを応援する気持ちでぐっちゃぐちゃ。 所で生き返った上条さんどう
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ネタバレ最高! 最初の、具体的には御伽の世界のレールに組み込まれてる段階では前巻と合わせて面白く無いわけじゃ無いけど禁書らしくなくて微妙って思ってたのよ。 上条当麻がどことなくらしく無いし、死んでも復活するし、敵キャラが能力の高さに反してバックボーンとか研鑽が少ないし、なんか禁書らしく無くて引っかかりがあった。 アラディアが可愛いとか、アンナの物語が好きとか、アレイスターがアレイスターしてるとことか、コメディ描写や間のつなぎ描写がシンプルに面白いとか、良い場所はあるにしても決めのラストシーンが毎度微妙だったのよ。
アンナ介入からの上条当麻がらしさを取り戻した段階や、アリスのパーソナル開示で全部カタルシ -