鎌池和馬のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
久しぶりに「これぞ禁書目録」!って思いました!
読み終わって後味が悪くないというか…もちろん次につながるためにあやふやなところはあるのですが。
カブトムシ05と"打ち止め"、フレメアのくだりがとても印象に残りました
「垣根提督以外の何かになろうとする必要なんてどこにもなかった」
「新しいパーソナリティの取得なんて無理に考える必要さえなかった」
「私は」
「私、は……ッ!!」
「…私の名前は……」
「『未元物質』を操る学園都市第二位の超能力者、垣根提督です」
……この部分がなんかググッときました
なんか、やっぱり人間ってどこかにほんの少しでも優 -
Posted by ブクログ
今回はあまりトーマが出てこないので、女子ばっかりです。
かわいいです。
食蜂さん。可愛いんですけど、いけずですねえwww
強烈な性格破綻w
本気でキレた美琴が怖いですw
今回は婚后さんもそのお友達のふたりwも活躍されて、本当に女子ばっかり、ブラボー!ww
恋とかじゃなくて、友情と義憤に駆られて戦うってもう少年漫画の王道なんですけど、それを可愛い女子たちがやるっていうことにこの作品のポイントがある!と思いますね。
ラノベなんかよくありがちな、男主人公に回り可愛い女子じゃなくて、あえて主人公女子、回りも女子ってところがいいんですよ!と力説してみたり。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ神憑ってますね。
あれだけの癖の強い登場人物を大量に投入し、
同時並行でストーリーを紡ぎ、
全員に見せ場を用意し、
ストーリーに硬軟織り交ぜて、
どんでん返しや次への引きも見事にキメて、
妙に爽やかな読後感をもたらす、スゴいです。
個人的には
打ち止めとフレメアとクロイトゥーネの幼女三人組が
今後、どう活躍するのか?とか
都市伝説上のヒーローと化した垣根帝督ことカブトムシさんが
今後、どう活躍するのか?とか
保護者の立場を強要され逃げ場のない一方通行さんが
今後、どう活躍するのか?とか(クロイさんに一瞬ブチ切れてましたがw)
なんだかんだで一番クール(笑)にキメた麦野さんが
今後、どう活躍す -
Posted by ブクログ
新約になって一番面白かった。新約4巻なみに分厚いが、聖人2人とLv5 の1位〜5位と 8位? 勢揃いということで、1巻に詰め込み過ぎた感はある。もう少し分散しないと、1位 vs 2位 の戦闘なのに少し価値が霞んでしまったのが残念。
こんなにすごいキャラクターが学園都市に集結して一端覧祭開催し続けられるというのはいくらなんでも無理があり過ぎではないかと。。
それにせっかく一端覧祭開催してたのに、このお祭りの描写が足りないのが残念。
いちおう一段落したが、これからまだまだ熱い戦いは続きそう。
結局このシリーズは、上条の戦う動機に共感できるかどうかで読み続けられるか決まると思う。シンプル過ぎるだけに -
Posted by ブクログ
ネタバレ序章にしか出番のないインなんとかさん(笑)
幻想殺しやらグレムリンやらにわかったようなわからない説明が
されていましたが、事件は唐突に始まった!そして終わらない!
序章といえばこの巻全体が序章じゃん?
フレメア&打ち止めが強烈に和み系なので
全体の緊張感がいい感じに緩和されていましたが
学園都市、空前のピンチ!
重要キャラが多すぎて、しかもあっちこっちで、バラバラに
動いていくから、なんか凄い!凄いぞ!
禁書数巻で投げ出した輩がいたとしたら、実に実にもったいね~!
英国編あたりから物凄い疾走感で、失速する気配が欠片もない!
というか終わる気配もないなっ!
続き読みてえ、はやく!はやく -
Posted by ブクログ
幻想御手をめぐる事件の真相に迫る巻。
最初の大きな事件に学園都市で開発される能力のレベル差、という本質的なテーマを持ってくるのが凄い所。外伝であることの強みだろうか。
罪を犯すまで増長してしまう犯人とそれに対抗する黒子たちという構図を中心に描きながらも、レベル0である佐天の苦悩を同時に描くことで低レベル者の一般的な悩みとして落とし込んでいるのが素敵。メインキャラでそれをやるので初春との関係性が感動的に響く。
黒子の戦闘が御琴のそれより能力に一捻り入れていく形なので見ていて面白い。いい結果に終わったはずのその戦闘が他の事件の一つのきっかけになってしまうのも非常に良い構成。
各所で見える御琴と各キ