あらすじ
使用するだけで超能力が増幅されると噂される謎のアイテム“幻想御手(レベルアッパー)”の調査を進める美琴と風紀委員たち。懸命の調査をすり抜けるように、それは初春の友人・佐天の手に渡ってしまい……?鎌池和馬書き下ろしの原案で贈る、冬川基が描く超能力学園アクション待望の第2巻!
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『とある科学の超電磁砲』は、東京都西部を切り拓いて作られた学園都市を舞台に、能力者たちの戦いや友情を描いた物語である。本作の主人公・御坂美琴は、電子制御系能力者の中でも最上位の超能力者(レベル5)であり、コインを電磁誘導で音速の3倍以上のスピードに加速して撃ち出す「超電磁砲(レールガン)」を得意技としていることから、それがそのまま通り名となっている。彼女は、自身の能力の有用性や正義感から、多くの科学者や学園都市の上層部による様々な事件や陰謀に巻き込まれていく。
『とある魔術の禁書目録』の外伝という位置づけの作品ですが、本作だけでも十二分に楽しめるストーリーとなっております。完成度の高い能力バトル漫画が気になる方は、是非一度読んでみてはいかがでしょうか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
幻想御手をめぐる事件の真相に迫る巻。
最初の大きな事件に学園都市で開発される能力のレベル差、という本質的なテーマを持ってくるのが凄い所。外伝であることの強みだろうか。
罪を犯すまで増長してしまう犯人とそれに対抗する黒子たちという構図を中心に描きながらも、レベル0である佐天の苦悩を同時に描くことで低レベル者の一般的な悩みとして落とし込んでいるのが素敵。メインキャラでそれをやるので初春との関係性が感動的に響く。
黒子の戦闘が御琴のそれより能力に一捻り入れていく形なので見ていて面白い。いい結果に終わったはずのその戦闘が他の事件の一つのきっかけになってしまうのも非常に良い構成。
各所で見える御琴と各キャラの関係描写を深めている部分も魅力的。
Posted by ブクログ
木山先生、ものすごいイイキャラしてます!!
事件も結構核心にせまりましたよね!
つか、美琴ちゃん、かっこいい!!
バトルのときの美琴ちゃんのかっこよさはすげぇ!!
Posted by ブクログ
とある魔術の禁書目録(インデックス)外伝、第2巻。学園都市で起こるレベルアッパー事件の真相とは!?新たな登場人物、木山美春とはいったい?
緊迫のレールガン、2巻がついに登場。限定版には原作小説の作画を担当している灰村キヨタカさん書き下ろしのイラストがついた「禁書目録(インデックス)ポーカー」付き!!
面白い
幻想御手(レベルアッパー)事件の真相に迫る本巻。
中心人物である佐天さんのアニメにはなかった細かい心理描写を知れるのが良いです。相変わらず綺麗な作画で安心して読めます。
匿名
この「とある」のスピンオフ久しぶりに読み返しました。これを最初読んだとき高校生なので、飛び飛びですけど読み続けてもう十年以上になります。
ナイス能力バトル
禁書では味わえないお姉様、先輩としての御坂美琴。超能力者としての実力とそれに裏付けられた自信が垣間見えてとっても主人公してます。さすがですお姉様。
Posted by ブクログ
ぬぅ、結構おもしろいな
原作の禁書の方は文書が読み取りにくかったけどあれも視覚化すれはわかりやすくなるのかな?とりあえずアニメの方も見てみたいかも
Posted by ブクログ
前巻を学園ものとしたならば今回はバトルものと定義できましょう。
前巻の最後の展開でだいたい先が読めるかと思うけど、
さきほど言ったようにバトルものとしてとってもおもしろく読むことができます。
Posted by ブクログ
限定版じゃない方の第2巻。
ああ、ここでもメディアプレイヤーといえば、iPodですかー。
しかし、原作がそうだから仕方ないとは言え、大きな設定を言葉でうまくごまかすストーリーですね。
原作の方には、その辺もうちょっとうまく消化してほしいです。
Posted by ブクログ
同人時代から作画の人のファンなので買ってみました。
シンプルかつ情緒的な絵柄はそのままで、買ってよかったなぁと。
原作はあまり好きじゃないんだけど、絵だけでも、もうおなかいっぱいです。
Posted by ブクログ
レベルアッパーについて調べを進めるうちに、犯人にたどり着いた美琴達。
レベルアッパーの本質は能力を上げる物では無く、複数の脳をネットワークで繋ぎ、高性能の情報処理システムを作り出すという代物だった。
犯人は、使用許可の下りないツリーダイアグラムの代替物が必要だったため作ったと語るが…。
Posted by ブクログ
無能力のコンプレックスを心の中に隠し持っていた佐天涙子(さてん・るいこ)は、ひそかに入手したレベルアッパーを使用しますが、彼女をはじめとするレベルアッパーの使用者たちは次々に意識を失っていきます。佐天を救うと誓った飾利は、脳科学研究者の木山春生(きやま・はるみ)がレベルアッパーについての研究をおこなっていたことを知りますが、彼女に身柄を捕らえられてしまいます。
他方、カエル顔の医者からレベルアッパーの秘密を知ることになった美琴も、やはり木山が事件の黒幕であることに気づき、彼女に戦いを挑みます。
思いのほか早く黒幕が割れたことも含めて、コンパクトにストーリーがまとまっている印象があります。
Posted by ブクログ
“「投降?笑わせんな
泣いて謝るのはテメェの方だろうが
ま 泣いても許さねえけどな」
「...そうですか
できればしたくなかったですけれどもそう仰るなら仕方ありません
覚悟なさい
アナタをその小賢しい目眩しごと叩き潰してさしあげますわ」”
見きれまくるカエル先生。
カバー下の木山先生可愛いなぁおい。
Thanks to H.R.
“「あるシミュレーションを行うために
『樹形図の設計者<ツリーダイアグラム>』の使用申請をしたのだがどういうわけか却下されてね
代わりになる演算機能が必要なんだ」
「それで能力者を使おうと...?」
「ああ 一万人ほど集まったからたぶん大丈夫だろう」
「!!」
「そんな怖い顔をしないでくれ
シミュレーションが終わればみんな解放するのだから
嘘だと思うかい?
......君に預けておくのも面白いかもしれない」
「?」
「『幻想御手<レベルアッパー>』をアンインストールする治療用のプログラムだ
後遺症はない全て元に戻る
誰も犠牲にはならない」”