坂田信弘のレビュー一覧
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20-25巻を読んだ。
スコットランドでの全英オープン、ヨーロッパでの試合を終えて、沖田は全米プロ選手権に参加するためにワシントンにやってきたが、愛した女、リリィの死のショックからまだ立ち直れずにいた。
色々な人の助けを借り、少しづつ持ち直し、雨天サスペンデッドなどもあり、3日目に持ち直し、最終日、ウォーレン・スコットとの一騎打ちの優勝争いとなる。いくつかの幸運といくつかの不運の中、沖田は戦い切るが、残念ながら優勝はのがしてしまう。
この作品の時代設定は、尾崎将司の全盛期の頃である。日本人プロが、海外で、特にメジャーの大会では全然勝てない時代であった。
当時から比べると、今は男子では松山、女 -
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16巻から19巻を読む。
全英オープンで戦う沖田は、最終日、最終組でノーマンとまわる。スコットランドの女性キャディ、リリィにも助けられながら、最終ホールをノーマンと1打差の2位で迎える。バンカーにつかまり絶体絶命のピンチを何とかパーディーでしのぎ、あとはノーマンのバーディーパットを待つだけ。ノーマンがバーディーパットをはずせばプレイオフであったが、ノーマンはこのパットを沈め、初めての全英オープンは2位に終わる。
沖田とリリィはお互いに惹かれ合う。沖田はリリィをキャディに世界で戦う意思を持つが、リリィは交通事故に合い、亡くなってしまう。悲しみの癒えない沖田であるが、次の戦いの場所、全米オープンに -
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「風の大地」の7-10巻を読んだ。
アジアサーキットの第2戦目、タイでの試合で沖田は優勝する。アジアサーキットは、沖田にとってプロになって初めての試合なので、プロ入り2戦目にしてトーナメント優勝を果たす。以降、順調にサーキットの試合を消化し、迎えた最終戦は日本での試合。最終日・最終組で尾崎・杉原と同組になった沖田は、最終ホールをトップで迎えながらも、杉原に逆転され2位となる。
次の戦いは、秋田での日本プロゴルフ選手権。最終日を2位で迎えた沖田は、風の強いコンディションの中、再び最終組を尾崎とまわる。
尾崎将司は、もともとプロ野球選手であるが、野球では芽が出ずにゴルフに転向。尾崎のプロテスト合格 -
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ネタバレお父さんの死から物語が始まって、雄介がつらいのはもちろんだけど、奈緒子がずっと罪の意識にさいなまれているのがつらい。でぶっちょ監督の死もつらすぎる。駅伝が始まってからは、雄介の前にアクシデントがあって順位を大幅に下げて雄介が挽回するのがパターン化する。後になればなるほど故障が頻発し、読んでいてつらい。
登場人物が、無口な雄介と奈緒子、年長者でやたらとよくしゃべる人、雄介に敵意をむき出しにするライバルでよくしゃべる人、チームの仲間は割と普通、など人格が4人くらいしかいないような感じがする。とにかく雄介がしゃべらないので周りの人が雄弁だ。権じいは無口なキャラとして登場したと思ったらすっごくよ -