【感想・ネタバレ】奈緒子 33のレビュー

あらすじ

都道府県駅伝第6区を激走する、長崎代表の天才ランナー・壱岐雄介。43位から17位にまで順位を上げるその走りに、兄の大介は、仲間のつないだタスキとともに走る雄介の喜びを感じ取っていた。そしてさらに13位をかわした先には、雄介をライバル視する静岡代表・藤川の背中があった…

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 お父さんの死から物語が始まって、雄介がつらいのはもちろんだけど、奈緒子がずっと罪の意識にさいなまれているのがつらい。でぶっちょ監督の死もつらすぎる。駅伝が始まってからは、雄介の前にアクシデントがあって順位を大幅に下げて雄介が挽回するのがパターン化する。後になればなるほど故障が頻発し、読んでいてつらい。

 登場人物が、無口な雄介と奈緒子、年長者でやたらとよくしゃべる人、雄介に敵意をむき出しにするライバルでよくしゃべる人、チームの仲間は割と普通、など人格が4人くらいしかいないような感じがする。とにかく雄介がしゃべらないので周りの人が雄弁だ。権じいは無口なキャラとして登場したと思ったらすっごくよくしゃべるようになる。

 など、気になる点は多々あったのだけど、レースはスリリングで毎回限界を超えた雄介やメンバーの走りに涙が出る。アクシデントがなければどれだけの新記録ができているか分からない。そんなレースも見てみたい。

 物語の後、奈緒子と雄介が結婚して島で幸福に暮らし、優秀なアスリートの遺伝子を受け継いだ子どもが4人くらいできてほしい。

 自分もランニングをするのだけど、雄介のような走りをすると一瞬でバテてしまうので全く真似できないのだけど、上り坂だけは吉崎の泣きそうな顔が浮かぶ。

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2022年03月13日

Posted by ブクログ

1-33巻のまとめ感想です。

陸上やマラソン、駅伝のマンガって少ないですよね。競技自体が単調だからですかね。

本作は競技中のストーリーの動きについて、選手の気持ちの側面が強く描くことで成り立たせている作品ですが、それは競技が単調だから無理矢理に、ということではないと思ってます。

駅伝やマラソンはとにかく準備のスポーツで、かつ競技中はメンタルのスポーツだと思っています。
いかにモチベーションを保ちながらツラい練習を続けられるか。競技中は余計なことは考えず体力を温存できるか。そして限界が来た時には気持ちを強く持てるか。それを的確に描いている作品だと思いました。

とにかくピュアに前向きに。自分にも他人にも、気持ちを鼓舞したい時に参考にしたい、思い出したい作品です。

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2026年10月04日

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