榊原英資のレビュー一覧
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「第四次産業革命」
今までなかったロボットの視覚機能が完成された
すごいことですよね
進化の過程でも光をぼやっと捉える感覚器官から目に変わったために生き残るための戦略が変わったと言います。
「ブロックチェーン」帳簿台帳の革命
僕の中ではピアtoピアはファイル共有ソフトで止まってますσ^_^;
技術の進歩は日進月歩です。
銀行の台帳だけでなく通貨や取引の記録をネットで一元化できる世界がすぐそこまで来てるんですね。
「失業問題」
AIが仕事をするようになって一番困るのは失業問題なんですよね。
ただ日本は少子化なんで労働人口はジリ貧です。
まあ単純に置き換わるか否かは別にして他国が気にする失業問題は -
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元大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任した、榊原英資氏の著書です。1ドル80円を割り込んでいた円を、わずか4〜5ヶ月ほどで、100円台までに引き上げ、ミスター円と言われているだけはあります。とても完結に、世の通説の数々の間違いを指摘しています。
この本を読めば、経済にとって何が大事なのかが、明確に分かります。これだけグローバリゼーション化した時代では、日本のだけのことを考えるのはなく、他国との関係性を考えていくことが、経済にとって大事だというのが分かりました。
まさしく今、政権が変わり、円高から円安に動いていますが、その政策は国内だけを見ているもの。この動きが、今後どうなっていくのか、この本 -
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ネタバレ時々、昔読んだ本で、将来の予測や予見を示した本を読み返すようにしています。
この本は15年前、リーマンショックの只中にに書かれたものですが、今振り返ってみても、ミスター円と呼ばれた榊原さんの危機感と示唆に富む内容であったと思います。
当時10-15年後の日本の没落に危機感を感じておられたわけですが、当たっているところと当たっていないところとあると思いますが、概ね予想された展開になりつつあると思います。
一方で、日本の良さや独自の文化を発揮すべき、という点はその通りであったと思うし、それを発揮した個人や組織や企業が世界に認められており、しっかりと活躍しているとも思います。
私自身、前職では外 -
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学び
❶解答は必ずしもない
❷日本を愛するために日本史を学ぶ
❸幼少期の暗記
①すべての事柄を“白・黒”つけることはできない
白・黒つけるとわかりやすいが、自分の頭で考えなくなる
一面の情報だけでなく、左右・前後の情報を得て
自分なりの解答をつくり出すことが必要
②外国人に日本のいいところ、歴史を話すことができるだろうか
自分の住んでいる国を誇らしく思うためにも、日本史を学ぶことは必須
『隣の芝生は青い』と同じように、他国が魅力的に感じる原因は、日本の歴史について理解していないからかな。と感じます
③暗記は脳の活性化に役立つ
ユダヤ人やインド人は、小さい頃から旧約聖書やリグ・ヴェーダなど -
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元財務官 榊原英資氏による、現在の日本社会に対する辛口コメント集。現在の日本人の内向き思考やモンスター化する身勝手さを批判し、企業や社会もそれら身勝手な日本人に対して毅然とした態度をとることの必要性を説いている。意見にはほぼ同意。
「人は誰でもコミュニティーの中にあり、何らかの格好で支えあって生きている、という社会の原則も理解できていない」p21
「社会のルールに従わない場合にはペナルティを科すという厳しさが、いまの世の中から失われているように思います」p24
「安倍総理の考え方はどちらかというと成長重視で、財政再建は二の次というところがあるようですが、この問題についてはより積極的に取り組む -
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タイトル通りの本。著者によれば、国民の貯蓄で国債を買い支えることができるのがあと8~10年で、それまでは国債の暴落は無いと予見している。そして、税金で国債を買い支えることができるよう、この10年のうちに税制改革すべきだと主張する。著者が言うには、毎年40兆円の国債を発行し続けるには、消費税率を20%まで上げるのが必須とのこと。……日本の政治状況でそれは無理だ。竹下内閣や民主党政権のように、レームダックとなった末の「最後っ屁」でもない限り、それは無理というもの。小泉さんも安倍さんも、消費税を上げないことで長期政権を維持しているのだから。
ということは、所得税や財産税での大増税が現実味を帯びてきた