榊原英資のレビュー一覧
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「第四次産業革命」
今までなかったロボットの視覚機能が完成された
すごいことですよね
進化の過程でも光をぼやっと捉える感覚器官から目に変わったために生き残るための戦略が変わったと言います。
「ブロックチェーン」帳簿台帳の革命
僕の中ではピアtoピアはファイル共有ソフトで止まってますσ^_^;
技術の進歩は日進月歩です。
銀行の台帳だけでなく通貨や取引の記録をネットで一元化できる世界がすぐそこまで来てるんですね。
「失業問題」
AIが仕事をするようになって一番困るのは失業問題なんですよね。
ただ日本は少子化なんで労働人口はジリ貧です。
まあ単純に置き換わるか否かは別にして他国が気にする失業問題は影響が薄いかもしれません。
「テル・アス・ワンス」
「一度だけ言ってください」という意味です。
つまり「娘が生まれました」と出生届を出せば健康保険も児童手当も全ての手続きが終わる。
これは役所の人間も望むところです。
逆に死亡届なら年金を止めたり銀行口座を閉鎖したり役所だけでなく手続きが一度で終わればどれだけ便利か。
個人番号(マイナンバー)が導入されたんですからいつでもできることなんですよね。
ただ反対する人の声が大きいだけでσ^_^;
「メガコンペティション」
地球上全ての地域が市場経済の中に入った
これはネットの威力ですよね。
トップ総取りの世界です。
「エビデンスとエピソード」
アメリカでは所得格差が酷くて社会が分断されています。
そこでトランプ大統領はエビデンスではなくエピソードを使って人心を掌握した。
これは上手いですよね。
「第四次産業革命で生き残れる人」
格差は確実に広がる。
革命についてこれない人は確実に落ちこぼれます。
そこでは国家が必ず再配分しないと治安が守れない。
竹中先生もベーシックインカムに言及されてます。
やっぱりAI化は今の僕らの社会を一変させるものです。
さあこれから日本人はどうやって学んで乗り越えるのか。
試練ですね。
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Posted by ブクログ
元大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任した、榊原英資氏の著書です。1ドル80円を割り込んでいた円を、わずか4〜5ヶ月ほどで、100円台までに引き上げ、ミスター円と言われているだけはあります。とても完結に、世の通説の数々の間違いを指摘しています。
この本を読めば、経済にとって何が大事なのかが、明確に分かります。これだけグローバリゼーション化した時代では、日本のだけのことを考えるのはなく、他国との関係性を考えていくことが、経済にとって大事だというのが分かりました。
まさしく今、政権が変わり、円高から円安に動いていますが、その政策は国内だけを見ているもの。この動きが、今後どうなっていくのか、この本を読んだおかげで、興味深く見ることができそうです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ時々、昔読んだ本で、将来の予測や予見を示した本を読み返すようにしています。
この本は15年前、リーマンショックの只中にに書かれたものですが、今振り返ってみても、ミスター円と呼ばれた榊原さんの危機感と示唆に富む内容であったと思います。
当時10-15年後の日本の没落に危機感を感じておられたわけですが、当たっているところと当たっていないところとあると思いますが、概ね予想された展開になりつつあると思います。
一方で、日本の良さや独自の文化を発揮すべき、という点はその通りであったと思うし、それを発揮した個人や組織や企業が世界に認められており、しっかりと活躍しているとも思います。
私自身、前職では外資大手企業にいた事もあり、顧客から、欧米企業と日本企業の違いや課題についてや、中韓の大手が台頭してくる中で日本企業がどうすべきか?という質問を良く受けました。金融面から課題を指摘する事もありましたが、究極的にはやはり日本企業は日本の良さを生かすしか道はない。既に国力としては規模も技術も厳しい状況にある。と言ってきました。その思いは今も変わらず、この本を再読して再認識した点でもあります。多様化したアジア、ある意味(特に日本にとっては)包容力もある巨大なアジア市場において、日本は堂々とその「伝統的な良さ」を貫けばよいと思う。それが独自の強みとなり、強い存在感と影響力を大国に与えると思う。今一度、自分の今後の仕事でも認識したい点でもある。
久々に手に取ってみて良かった。 -
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学び
❶解答は必ずしもない
❷日本を愛するために日本史を学ぶ
❸幼少期の暗記
①すべての事柄を“白・黒”つけることはできない
白・黒つけるとわかりやすいが、自分の頭で考えなくなる
一面の情報だけでなく、左右・前後の情報を得て
自分なりの解答をつくり出すことが必要
②外国人に日本のいいところ、歴史を話すことができるだろうか
自分の住んでいる国を誇らしく思うためにも、日本史を学ぶことは必須
『隣の芝生は青い』と同じように、他国が魅力的に感じる原因は、日本の歴史について理解していないからかな。と感じます
③暗記は脳の活性化に役立つ
ユダヤ人やインド人は、小さい頃から旧約聖書やリグ・ヴェーダなど宗教の経典を暗記させられる
私も気に入った本か、言葉を今のうちに見つけて子どもと暗記したいと思います
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Posted by ブクログ
元財務官 榊原英資氏による、現在の日本社会に対する辛口コメント集。現在の日本人の内向き思考やモンスター化する身勝手さを批判し、企業や社会もそれら身勝手な日本人に対して毅然とした態度をとることの必要性を説いている。意見にはほぼ同意。
「人は誰でもコミュニティーの中にあり、何らかの格好で支えあって生きている、という社会の原則も理解できていない」p21
「社会のルールに従わない場合にはペナルティを科すという厳しさが、いまの世の中から失われているように思います」p24
「安倍総理の考え方はどちらかというと成長重視で、財政再建は二の次というところがあるようですが、この問題についてはより積極的に取り組む必要があります」p46
「(政治家)二世、三世たちが、小選挙区制という環境のおかげでますます有利になっているのが現状です」p53
「官僚に関しては質の劣化は起きていないといっていいと思います」p55
「個人の店であれば、店主が自分の責任でモンスター客にノーと言うこともできます。しかしそれがフランチャイズなどでは、本部の意向を聞かずに客にノーと言うのはためらわれてしまうでしょう」p67
「海外では「人は、誰かが見張っていなければ必ず悪事を働くものだ」という性悪説に基づいているのに対し、日本企業は性善説を捨てられないのだろうかと感じます」p79
「サブカルチャーが妙に発達しすぎると、知的なものに対する関心が失われていくのです。わかりやすく言えば、若者はサブカルチャー的な情報にどっぷりつかりすぎると、知的な関心をどんどんなくしてしまう」p81
「本当に創造力を養いたいのであれば、詰め込み教育をしなければいけない。詰め込み教育は、創造力を養うことと一見正反対のように思うでしょう。しかし創造力というのは知識の量が多ければ多いほど豊かになるものです」p101
「東京は、遊園地にいるようなものですから、学生が勉強するわけがありません」p174
「今までにない新しいことをしたときは必ずクレームが来ます。クレームを一切生じさせてはいけないというと、何もしないのが一番いいということになってしまう」p184
「日本で日本語ができないということは、仕事がないということを意味します」p190
「オープンソサエティに生きる上で重要なことは「自分が知らないということを知る」ことです。何でも知っているつもりでも、本当は大して知らないのだということを知る」p207
「(ジョージ・ソロス)人間は必ず過ちを犯す。それを意識することが非常に重要だ」p210 -
Posted by ブクログ
タイトル通りの本。著者によれば、国民の貯蓄で国債を買い支えることができるのがあと8~10年で、それまでは国債の暴落は無いと予見している。そして、税金で国債を買い支えることができるよう、この10年のうちに税制改革すべきだと主張する。著者が言うには、毎年40兆円の国債を発行し続けるには、消費税率を20%まで上げるのが必須とのこと。……日本の政治状況でそれは無理だ。竹下内閣や民主党政権のように、レームダックとなった末の「最後っ屁」でもない限り、それは無理というもの。小泉さんも安倍さんも、消費税を上げないことで長期政権を維持しているのだから。
ということは、所得税や財産税での大増税が現実味を帯びてきた。所得税や財産税だったら、過半を占めるB級国民の理解を得られる、すなわち選挙で負けることがない。働いて稼いで蓄える真面目なA級国民が馬鹿を見るディストピアな時代が、まもなく始まろうとしている…。マイナンバーは、日本では所得・財産把握ツールとして運用されようとしているし。。。