【感想・ネタバレ】龍馬伝説の虚実 勝者が書いた維新の歴史のレビュー

あらすじ

維新以降の日本の「歴史」は、勝者である明治政府によって描かれた。しかし、尊王攘夷思想を肯定する明治中心の歴史観は、国内政治の混乱を招き、後に四度の戦争を引き起こすことになった。薩長同盟を仲介し、倒幕・明治維新を実現したヒーローとして描かれる龍馬。日本近代史におけるその真の役割を検証しつつ、江戸、明治、昭和の歴史を問い直す。

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Posted by ブクログ

勝者によって語り継がれている幕末史を修正する内容。
司馬遼太郎の歴史観も否定し、史実を訴えかける本。
薩長同盟は第二次長州征伐に対するものであり、倒幕のための同盟ではない。

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2021年03月17日

Posted by ブクログ

徳川が大政奉還したのに、何で鳥羽伏見の戦い?薩摩長州って攘夷だと思っていたのに、いつの間に開国になったの?日本史の教科書では幕末のことは疑問ばかり。僕らが習っていた歴史は、勝者によって操作された歴史でした。
教科書には数行で流されている行間にあったことがよくわかる一冊です。

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2011年10月09日

Posted by ブクログ

死の商人グラバーの手先として、薩摩の庇護のもと長州に武器を売る龍馬
耳学問で相当なインテリだけど、倒幕の意図はなかった
幕末のテロリスト横行は孝明天皇の感情的な異人嫌いが原因だよな

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2015年08月02日

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