榊原英資のレビュー一覧

  • 日本は没落する

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    2007年の本を2020年に読んでいます。10〜15年後に日本は没落という予言、まさに当たっています。
    私はまず教育を変えてほしいと普段思っていますが、こうした警告や学歴重視の丸暗記教育に問題視する声があっても全く変わっていない日本の今に絶望しています。パソコンを使えない人がIT大臣になるとか…。政府はあいも変わらず国民のためという気概が全く見られません。

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    2020年07月25日
  • 資本主義の終焉、その先の世界

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    昨今の日本の経済の低成長を経済の成熟期ととらえる点が新鮮だ。確かに欲しいものがないくらい十分豊かな日本になった。成長しないことを否ととらえ高度成長期のノスタルジー的に追い求めることは限界に達しているのかもしれない。資本主義の次なるパラダイムを提唱できる経済学者は現れるのだろうか。

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    2019年05月07日
  • AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか

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    「第四次産業革命」
    今までなかったロボットの視覚機能が完成された
    すごいことですよね
    進化の過程でも光をぼやっと捉える感覚器官から目に変わったために生き残るための戦略が変わったと言います。
    「ブロックチェーン」帳簿台帳の革命
    僕の中ではピアtoピアはファイル共有ソフトで止まってますσ^_^;
    技術の進歩は日進月歩です。
    銀行の台帳だけでなく通貨や取引の記録をネットで一元化できる世界がすぐそこまで来てるんですね。
    「失業問題」
    AIが仕事をするようになって一番困るのは失業問題なんですよね。
    ただ日本は少子化なんで労働人口はジリ貧です。
    まあ単純に置き換わるか否かは別にして他国が気にする失業問題は

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    2019年02月09日
  • 日本経済「円」の真実

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    元大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任した、榊原英資氏の著書です。1ドル80円を割り込んでいた円を、わずか4〜5ヶ月ほどで、100円台までに引き上げ、ミスター円と言われているだけはあります。とても完結に、世の通説の数々の間違いを指摘しています。

    この本を読めば、経済にとって何が大事なのかが、明確に分かります。これだけグローバリゼーション化した時代では、日本のだけのことを考えるのはなく、他国との関係性を考えていくことが、経済にとって大事だというのが分かりました。

    まさしく今、政権が変わり、円高から円安に動いていますが、その政策は国内だけを見ているもの。この動きが、今後どうなっていくのか、この本

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    2013年01月17日
  • 日本経済「円」の真実

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    為替取引参加者が多い中で、通貨当局者は言わば無力。為替はコントロール不可であることを示し、変動には柔軟に対応する事と、その国の力をみていくことを説く。為替の変動をみていけば、どんな変化が今起きつつあるかはよく分かるとのこと。13年の世界同時不況の可能性を示唆。さて、どう動くか。日本は、世界相手に商売をしていくのだから、市場に近いところでモノ作りし、為替変動リスクを回避していくということだと思う。

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    2013年01月09日
  • 財務省

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    相手を納得させる器量。
    ハンドルの遊びを持つ人柄。
    安心感。
    官僚の世界に限らずどんな組織においても、トップが持ってる資質なんだろうな。

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    2012年08月06日
  • 君たちは何のために学ぶのか

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    グローバル化するマーケットのなかにおける自分の価値
    日本人の強み、感受性の強さや豊かさ、美的感覚
    育ってきた環境、教育、影響を受けたもの自分の育ち、うまれからくるものが自分の強みになる
    組織のなかではみ出さない、というのは組織のなかで交換ができる人間のこと
    常識を疑うこと、素朴な疑問がとてもだいじである
    戦争の少ない国、争いにエネルギーを費やしていない国は文化水準が高い

    若いひとにおすすめ。
    15 Oct, 2011

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    2011年10月16日
  • 強い円は日本の国益

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    21世紀は
    環境・安全・健康
        ×
    農業・鉱業・エネルギー
        ×
    日本・韓国・中国・インド・ベトナム
    の3軸で考える必要がありそうだ。

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    2009年10月04日
  • 日本は没落する

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    日本の没落している様をいろいろな角度からしてきしている本書。個人的には共感できないところもいくらかありましたが、実態として確かに没落しているところが多いという点で同感です。特に、昨今いろいろなニュースを通じて見られる「モラルハザード」につながっているのは、この20年来続いている教育の質の低下ではないか、という指摘については、凄く共感しました。改めて、この国に未来がないなあ、と思います。国外逃亡プランの実行を急がねば。。。

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    2009年10月07日
  • 幼児化する日本社会 拝金主義と反知性主義

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    「味方以外は全部敵!」「善悪二言論」などの思考に現われているような「二分割思考法」と、わかりやすいもののみを求める「反知性主義」の蔓延が日本社会の幼児化を招き、ひいては国力の減退をもたらすというのが著者の主張。具体的に家族制度の変質や教育の混乱、企業倫理の崩壊、マスメディアの堕落などなどを挙げて日本社会の「今」を悲観的に描いている。

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    2009年10月04日
  • 戦後70年、日本はこのまま没落するのか 豊かなゼロ成長の時代へ

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    資本主義の終焉論で有名な水野さんの考え方を踏襲している雰囲気がありますが、戦後の成長期から現在までを俯瞰的に捉えることができました。

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    2024年09月10日
  • 日本は没落する

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    ネタバレ

    時々、昔読んだ本で、将来の予測や予見を示した本を読み返すようにしています。

    この本は15年前、リーマンショックの只中にに書かれたものですが、今振り返ってみても、ミスター円と呼ばれた榊原さんの危機感と示唆に富む内容であったと思います。
    当時10-15年後の日本の没落に危機感を感じておられたわけですが、当たっているところと当たっていないところとあると思いますが、概ね予想された展開になりつつあると思います。
    一方で、日本の良さや独自の文化を発揮すべき、という点はその通りであったと思うし、それを発揮した個人や組織や企業が世界に認められており、しっかりと活躍しているとも思います。

    私自身、前職では外

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    2022年12月04日
  • 幼児化する日本社会 拝金主義と反知性主義

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    学び
    ❶解答は必ずしもない
    ❷日本を愛するために日本史を学ぶ
    ❸幼少期の暗記

    ①すべての事柄を“白・黒”つけることはできない
    白・黒つけるとわかりやすいが、自分の頭で考えなくなる
    一面の情報だけでなく、左右・前後の情報を得て
    自分なりの解答をつくり出すことが必要

    ②外国人に日本のいいところ、歴史を話すことができるだろうか
    自分の住んでいる国を誇らしく思うためにも、日本史を学ぶことは必須
    『隣の芝生は青い』と同じように、他国が魅力的に感じる原因は、日本の歴史について理解していないからかな。と感じます

    ③暗記は脳の活性化に役立つ
    ユダヤ人やインド人は、小さい頃から旧約聖書やリグ・ヴェーダなど

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    2021年04月24日
  • 見る読書

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    ネタバレ

    大局観を持つためのヒントが読書にあることを説いた本。

    「ミスター円」と呼ばれた元大蔵官僚で経済学者の榊原英資さん。榊原英資さんは、予測不能な現代を生きる上で、大局観を正しく身につける必要があることを本書で語っています。

    大局観を正しく身につけるには2つ必要なものがあります。1つは歴史に学ぶこと。もう1つはデータを客観的にとらえることです。この2つを身につける方法として読書はとても有効です。

    本書では、榊原英資さんが実践する読書法の紹介や大局観を身につけるヒントとなる本の紹介などが書かれています。

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    2021年04月15日
  • 龍馬伝説の虚実 勝者が書いた維新の歴史

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    勝者によって語り継がれている幕末史を修正する内容。
    司馬遼太郎の歴史観も否定し、史実を訴えかける本。
    薩長同盟は第二次長州征伐に対するものであり、倒幕のための同盟ではない。

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    2021年03月17日
  • 辺境から中心へ 「日本化」する世界

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    辺境の日本の良さをとうとうと語っています。日本の良さはわかりましたが、今後の立ち居振る舞いについての記述が少なかった感じです。

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    2019年06月12日
  • 見る読書

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    付箋を貼る、メモを取るといった読書法ではなく、必要なものを眺めていれば、必要な時には想起されるという話。あせることなく、インプットしていきましょうとのこと。

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    2018年10月29日
  • 幼児化する日本は内側から壊れる

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    元財務官 榊原英資氏による、現在の日本社会に対する辛口コメント集。現在の日本人の内向き思考やモンスター化する身勝手さを批判し、企業や社会もそれら身勝手な日本人に対して毅然とした態度をとることの必要性を説いている。意見にはほぼ同意。
    「人は誰でもコミュニティーの中にあり、何らかの格好で支えあって生きている、という社会の原則も理解できていない」p21
    「社会のルールに従わない場合にはペナルティを科すという厳しさが、いまの世の中から失われているように思います」p24
    「安倍総理の考え方はどちらかというと成長重視で、財政再建は二の次というところがあるようですが、この問題についてはより積極的に取り組む

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    2018年10月23日
  • 日本国債が暴落する日は来るのか?

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    タイトル通りの本。著者によれば、国民の貯蓄で国債を買い支えることができるのがあと8~10年で、それまでは国債の暴落は無いと予見している。そして、税金で国債を買い支えることができるよう、この10年のうちに税制改革すべきだと主張する。著者が言うには、毎年40兆円の国債を発行し続けるには、消費税率を20%まで上げるのが必須とのこと。……日本の政治状況でそれは無理だ。竹下内閣や民主党政権のように、レームダックとなった末の「最後っ屁」でもない限り、それは無理というもの。小泉さんも安倍さんも、消費税を上げないことで長期政権を維持しているのだから。
    ということは、所得税や財産税での大増税が現実味を帯びてきた

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    2017年03月26日
  • 日本国債が暴落する日は来るのか?

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    大蔵省国際金融局長にして「ミスター円」の異名を持つ金融のエキスパートが語る国債の真実。少子高齢化が原因で社会保障費が膨らむ中,膨大な借金を積み上げている日本,非正規雇用者が4割に達し格差が開いている日本に未来はあるのか?国債暴落というその日を避けるために収入(税収)を安定させ削るべきを削り,「健康・安全・環境」技術で世界に打って出る…,そんな大戦略が必要だ。

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    2017年03月21日