阿古真理のレビュー一覧

  • なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年

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    ‪日本の食文化におけるパンの歴史を紐解いた一冊。パンこそ純粋な洋食と思っていたのであれほど和食化が進んでいたとは驚いた。あんパンの皮の柔らかさに着目した考察やカレーパンのような具材を包むパンが日本で誕生した背景など目から鱗の内容ばかりで知識欲(と食欲)を刺激されまくりでした。‬

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    2016年12月07日
  • なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年

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     「パンと日本人の150年」とあるように、日本人とパンの関係は深いものになり、パンのない生活なんて考えらないという方もいるくらい親密なものになっている。


     パンの世界も昔からあるアンパン、クリームパン、メロンパン、カレーパンと言った日本で作られて今も人気のあるパンから、フランスのパンも食べられるというパンが好きな人にとってはたまらない状況になっている。


     パン好きな街として知られる神戸。その神戸で、重要な役割を果たしていたのがドイツ人だったとは知らなかった。知らなかったと言えば、デニッシュを導入したのがあのアンデルセン。たまに買って食べるが、サクサクした生地と甘いクリームの組み合わせが

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    2016年10月15日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    非常に面白い。
    料理研究家の変遷とその背景が、女性の社会進出とともに端的に書かれている。
    登場人物については深掘りしつつ、さらっと書いてあるが、膨大な資料からの分析が気持ちいい。
    惜しむらくは参考文献が書かれていないことだろう。
    なお、サブタイトルが主であり、女性二人の名前はアイキャッチ的な意味合いである。

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    2015年10月27日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    料理家と人気レシピから読み解く近代女性史。スバラシイ!
    カツ代&栗原レシピは私の料理の基礎でもある。時短メニューとおばさん風のカツ代さんを、社会も見つめる「アーティスト」、カリスマ栗原さんを、野暮ったさが魅力の「アイドル」と看破するのはお見事。
    ビーフシチューと肉じゃがのレシピを比較しながら、哲学者のごとき辰巳、徹底した美意識の有元…と的確に各料理家を分類、こちらの頭の中でも再編成とラベリングが行われてスッキリ。男性じゃなく「男子」料理家への目配りも楽しい。
    あー、こんな面白い新書はほかにないわ

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    2015年09月04日
  • うちのご飯の60年 ──祖母・母・娘の食卓

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    三代の食卓を語ることで、社会情勢、政治、文化の変化を語る。ミクロが雄弁にマクロを語る。言われてみればハッとすることではあるが、全てが新鮮な気づきでとても面白かった。筆者が自分と約10しか歳が変わらないこともあり、
    ここで書かれている祖母の時代の食卓、母の時代の食卓、私の時代、全てが想像がつく。
    祖母の時代は時代背景的になんとなく想像はつくが、母の時代、洋食が次々に食卓に登場した、主婦雑誌に溢れかえり、そしてファミレスが誕生していった背景は、このように政治も含めた文化全体で見直さなければ捉えづらいのかも。

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    2014年10月26日
  • うちのご飯の60年 ──祖母・母・娘の食卓

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    著者の家の食歴史から、一般の日本の家庭の食歴史を考えていくというスタイルが秀一だった。内容もなるほどと思う事が多く、とても楽しく読めた。

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    2013年06月09日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    有元葉子のレシピや考え方にはお世話になってきたが、そんなハイブロウな文化資本と共に栄達した人物だとは知らなかった。戦中生まれで2025年時点で81歳ということも、意外(戦後すぐに生まれた栗原はるみとほぼ同世代だという)。
    この枠組みで近年の料理研究家(長谷川あかり、リュウジ、稲田俊輔など)の分析をした第二弾も書いててほしいと思った。

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    2025年10月04日
  • お金・衣食住・防犯が全てわかる 今さら聞けない ひとり暮らしの超基本

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    大学1年生の頃は頑張って家事や自炊をやっていた。しかし、周りの友達が自堕落な生活を送っていることを知り、私もそっちに引っ張られ、なーんだ皆んな頑張ってないんだとやらなくなった。と思っていたら周りの友達は3年間で割と家事のスキルをコツコツ築き上げていたことを目の当たりにした。おいて行かれた気持ちになったため、基本から立ち返り、理想の女性になる為に再発起しようとこの本を読みながら思い実戦している。

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    2025年08月10日
  • 日本の台所とキッチン一〇〇年物語

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    日本の住宅文化の歴史を台所という視点で100年間を振り返る。宮脇壇を始め過去の著名な建築家も登場する。システムキッチンという什器が発明され、台所からキッチンへと変遷していった歴史の背景が丁寧に広い視点で整理されている。また読み返したい一冊。

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    2025年04月28日
  • 大胆推理! ケンミン食のなぜ

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    ネタバレ

    目次を見るだけで、「おお、確かに何故なんだろう?」と思えるということは、目の付け所がいいんだろうなあ。
    紅茶の美味しい喫茶店が、関西に比べて東京に根付かないのは、東京の水は硬いからというのは、自分で気づきたかったなあ。
    カステラが和菓子なのは、バターを使っていないからと言われれば、確かに!

    名古屋の人があんこが好きなのは、お茶の文化があるから、とか、山形の食文化が特別なのは、明治の時代に取り残されて、古い食文化が残っているから、とか、いろいろと面白かったけれど、疑問もいくつかある。

    牛乳豆腐は道東のソウルフードみたいな見出しだったけど、あれは酪農が盛んな地域のソウルフードなわけで、千葉県の

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    2025年04月11日
  • 日本の肉じゃが 世界の肉じゃが

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    日本の肉じゃがは、その始まりから歴史の変遷の中で、
    価値観や生活と共にレシピも変化していった。
    また、世界各地にも肉とじゃがいもを使った煮物がある。
    そんな日本と世界の肉じゃがを多くのレシピで紹介する。
    ・はじめに
    1章 肉じゃがとは何か?  2章 日本の肉じゃが
    ・肉じゃがの歴史 ・日本の肉じゃがレシピの決まりごと
    3章 日本の肉じゃがレシピ ・日本の肉じゃがレシピ分布図
    4章 世界の肉じゃが    ・世界の肉じゃがMAP
    ・世界の肉じゃがレシピの決まりごと
    5章 世界の肉じゃがレシピ
    ・世界の肉じゃがレシピの主な参考文献
    6章 肉じゃがの結論 ・主な素材別レシピ索引
    ・おわりに
    ・レシピ以

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    2025年01月26日
  • なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年

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    日本だけではなく世界的なパンの歴史・潮流が読める。これをベースにパンの地図みたいなのも作れそう。
    パンの歴史の中でも特に2000年代初頭のパンそのもののブームがあったところから徐々にパン屋に注目が集まっていった流れはとても面白いと思う。

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    2024年08月14日
  • 家事は大変って気づきましたか?

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    家事の大変さを女性が担ってきた歴史、背景をもとにとてもわかりやすく説明する。これまで言葉にできない心のモヤモヤを代弁してくれたかのようでした。「苦しいって言っていいんだ」「しんどくて当たり前じゃないー」って思えました。

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    2024年08月05日
  • 昭和育ちのおいしい記憶

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    阿古真理さんのエッセイは私にとって魅力のある文章です。

    この本は、タイトル通り昭和のあの頃の美味しい思い出がたくさん詰まった本。
    関西の特定の店名も数件出てくる。
    忘れていた記憶「あそこで初めてスパゲッティじゃなくてパスタを食べたな」と、自分自身の食の記憶も蘇るという読書体験をした。

    そういえば初めて料理をしたのもいつだったろう?ということも気になった。
    料理したとは言えない子どもの料理。
    そんな、タイムマシーンのようなカルピスの話はとても良かった。

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    2024年04月15日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    洞察が深い一冊。
    料理が苦手な主婦が存在するようになった背景に対する考察などもあり、興味深かったです。
    それぞれの料理研究家のビーフシチューのレシピを比較しているところも面白い。
    どの料理研究家もポリシーがあるところなど、確かにそうだなと気付かされました。

    料理研究家それぞれの特徴をズバリと述べているのも凄いです。
    有元葉子→ずば抜けたセンスの持ち主
    藤野真紀子→美人
    コウケンテツ→イケメン
    辰巳芳子→オレンジページには決して出ない

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    2024年03月01日
  • 大胆推理! ケンミン食のなぜ

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    ケンミン食についてふんわり楽しむなら十分。詳細な歴史とか資料とかに触れるのではなく、体で感じる感じ。

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    2023年09月07日
  • 家事は大変って気づきましたか?

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    家事が苦手で苦労しています。
    一方読書や情報収集は苦にならないのですが、他の人と比べて落ち込む日々。自己肯定感も低いです。

    ボリューミーな本ですが「人の数だけ家事の正解はある」と家事へ向かう気持ちが楽になる言葉だったり、「家事の監督をする人の精神的負担が大きい」と自分を省みるような言葉が随所にあり、ハッと目を惹かれます。

    自己管理術のひとつとして子どもに家事を教える(自信を持てるように)という考えに大賛成!

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    2023年02月04日
  • 家事は大変って気づきましたか?

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    男女役割の理不尽さと、家事の比率とが、比例して、お話が展開されてるのかなと思いました。
    それはそれで、興味深く読みました。

    できる人が、できる時に、家事をする事がノンストレスで自然に出来るといいなと思います。

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    2023年01月24日
  • 家事は大変って気づきましたか?

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    そうだそうだと頷きながら読んだ女性は多かったのではと思う。
    家庭科の授業ではこういったことも取り上げて欲しい。

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    2023年01月16日
  • 家事は大変って気づきましたか?

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    資本主義のなかで女性の役割が軽視され、子どもやお年寄りのケアに割く時間がいかに削られてきたかが軽妙な論調で綴られている。

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    2022年12月28日