あらすじ
カルピス、桜もち、イタ飯、牡丹鍋。思い出をたどれば見えてくる。1968年生まれの著者がこれまで食べてきたものを語る極私的な食い意地エッセイ。ここ40年間の食の変化も明らかに。
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Posted by ブクログ
阿古真理さんのエッセイは私にとって魅力のある文章です。
この本は、タイトル通り昭和のあの頃の美味しい思い出がたくさん詰まった本。
関西の特定の店名も数件出てくる。
忘れていた記憶「あそこで初めてスパゲッティじゃなくてパスタを食べたな」と、自分自身の食の記憶も蘇るという読書体験をした。
そういえば初めて料理をしたのもいつだったろう?ということも気になった。
料理したとは言えない子どもの料理。
そんな、タイムマシーンのようなカルピスの話はとても良かった。
Posted by ブクログ
誰の中にも存在する、自分にとってのおいしい記憶。その中でも昭和というのは特別な存在だ。生まれて初めてカルピスを飲んだときの驚き。生まれて初めてマクドナルドの香りを感じたあの瞬間。飯盒炊飯で焦げ飯を作ってしまったときの後ろめたさとシェアして食べたときの不思議な美味さ。著者の思い出とも共通する部分はあるが、やはり自分だけが持っているおいしい記憶。
Posted by ブクログ
関東と関西では水の硬さが違うのか!
関西に帰ってきてから肌荒れがひどいが、関係ないか。
外のごはんは味が濃いような気がして、家めしのが好き。
男の人の方がいつまででもジャンクフードが好きな気がする。
Posted by ブクログ
著者は自分より6歳上だがほぼ同時代と言っていい時期の昭和を過ごしており、お盆休みに従兄弟たちと田舎で食べたものやその時の情景など、タイトル通りに読んでいる方も記憶の断片が蘇ってくる。
著者の食にまつわる思い出がその時々の周囲の状況と共に綴られるエッセイ。その中で美味いも不味いも、歳を重ねてからわかる味覚も、はたまた親が作ってくれた料理から来る味覚は根本的に変わらないなどが語られる。
食への愛情と共に、誰と食べるか、どんな心境・状況で食べるかも含めておいしい記憶が重ねられていくことを伝えてくれる。