【感想・ネタバレ】うちのご飯の60年 ──祖母・母・娘の食卓のレビュー

あらすじ

家族の歴史をたどることで、昭和初期の山村の自給自足生活から現在の都市の「一人一人が楽しむ」個食まで、日本の食と社会が通ってきた変化の道筋を描き出す。

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Posted by ブクログ

三代の食卓を語ることで、社会情勢、政治、文化の変化を語る。ミクロが雄弁にマクロを語る。言われてみればハッとすることではあるが、全てが新鮮な気づきでとても面白かった。筆者が自分と約10しか歳が変わらないこともあり、
ここで書かれている祖母の時代の食卓、母の時代の食卓、私の時代、全てが想像がつく。
祖母の時代は時代背景的になんとなく想像はつくが、母の時代、洋食が次々に食卓に登場した、主婦雑誌に溢れかえり、そしてファミレスが誕生していった背景は、このように政治も含めた文化全体で見直さなければ捉えづらいのかも。

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2014年10月26日

Posted by ブクログ

著者の家の食歴史から、一般の日本の家庭の食歴史を考えていくというスタイルが秀一だった。内容もなるほどと思う事が多く、とても楽しく読めた。

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2013年06月09日

Posted by ブクログ

お料理の歴史、
妻の役割の変化が三世代でどう変化があるのか分かりやすく書かれていました。
レトルトやファストフードも便利ですし上手く活用して、畑の野菜も使うという生活が私の理想かなぁ。
現代と昔の良さを両方知ることができました。

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2017年06月11日

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