阿古真理のレビュー一覧

  • 家事は大変って気づきましたか?

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    エッセイか何かかと思ってジャケ買いしたけれどそんな話じゃなかった!(笑)
    歴史的に「家事」がどのように変遷していったかをデータと共に書かれている。
    ジェンダーの話は恨み節になり勝ちで読んでいて辛くなることがあるのだけれど、この本は随分と客観的に書かれているように感じる(もちろん恨み節もあるにはあるけれど)
    どうして今こうなってるの?というのが歴史的な背景(政治や技術の発展、海外との比較)に基づいて説明されると「なるほど!」と思えるし今を変えていけるような希望も感じる。

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    2022年11月18日
  • 家事は大変って気づきましたか?

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    読みごたえのあるボリュームでした。

    結婚してフルタイムの共働きの時に、あまりにも家事の割合が違うところ、などなど思い出しました。
    正直、私一人の方が楽だよね。と思ったなぁ。
    家事は家族みんなで補いあうべき!
    担当の家事はやりきってもらう。文句はつけない。
    たまにやる家事をやったぞアピールしない。

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    2022年10月23日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    時代と共にバックボーンの違う料理研究家がフォーカスされるけど、日本の食卓はレベルが高いと思う。
    料理本やSNSにあがる料理レシピの数々が無くならないのは暗黙の了解のうちに求められているレベルの高さじゃないかと思う。

    時にそんなに頑張らなくていいと言ってくれるのは、男性の料理研究家の方ばかり。女性の料理研究家からもそんな声を聞けるようになるといい。

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    2022年07月18日
  • 昭和の洋食 平成のカフェ飯 ──家庭料理の80年

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    先日読んだ「『家庭料理』という戦場 暮らしはデザインできるのか」の中でも多く引用されていた阿古真里さんの著作。
    昭和初期から始まって、戦後、高度経済成長期、平成バブル崩壊後、そして東日本震災まで日本における食がどう変遷してきたかを、初めはレシピ本から、そしてライフスタイルと料理を結びつけた雑誌、「暮しの手帖」や、「オレンジページ」、そして更にはテレビドラマの中で描かれる食事風景などなど幅広くカルチャー、メディアを辿って、日本の食文化と、その裏側にある調理という家事、それを行う男女の関係がどう変わってきたかを見る。

    筆者が後書きで書いている
    “暮らしとは何か、食とは何か。私たちはなぜ料理をし、

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    2022年06月11日
  • 人気レシピ本が教えてくれた ラクしておいしい令和のごはん革命

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    料理好き、と言いきるのは、世にあまたいる料理好きの方にちょっと引け目を感じるが(もちろん嫌いではない)、料理研究家好き、レシピ本好き、というのは、胸を張れる私。
    この本の著者は、「料理研究家研究」で、さすがのマニアっぷりを発揮している。
    今回もあらためて「150冊のレシピ本を精読し」(「おわりに」より)たそうなので、頭が下がる。子どもの頃に読んだ懐かしい料理本なども登場して、ちょっと嬉しかった。
    料理のトレンドのうつりかわりなどもまとめてあり、戦後、家族のあり方の変化と共に、求められる料理(法)が変わってきていることもわかって興味深い。
    ただ、普通のレシピ本だと思って手に取ると、肩透かしですよ

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    2022年05月26日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    大好きな料理研究家の名前が並ぶ。これは読まずにいられない!
    中には、小林カツ代、栗原はるみのみならず、昭和の時代からの人気を博した、料理する人なら聞いたことがあるだろう料理研究家の名前とその生い立ちやその研究家のレシピの特徴、その時代の女性や家庭の時代背景とともにつづられている。
    その時代によって料理の位置づけ、暮らし方、女性の働き方の変化があって、こういう料理研究家が出てきたのか、と膝を打つ一冊だった。

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    2022年05月08日
  • 人気レシピ本が教えてくれた ラクしておいしい令和のごはん革命

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    本作では、料理本、番組といった料理に関するコンテンツからおうちごはんの変遷について書かれています。かなりボリュームある内容です。
    自分がごはんを作る際に参考にするものがどう変わってきたか?について考えるきっかけにもなりました。
    面白かった!

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    2022年02月26日
  • 日本外食全史

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    日本の外食について、近世以前にも遡り、様々な角度から記されている。とはいえほぼ戦後、特に高度成長期以降が主なので、まさに我が人生史って感じで回顧に浸る。コミックは『美味しんぼ』より『包丁人味平』世代だ。テレビじゃ『料理の鉄人』観たなぁ。地方で伝播が遅れていることもあり、コンビニやら外食チェーン店が急増するのは大学生のころから。オーナーや料理人の人生を通し、その普及の経緯を伝えてくれる。ところで、メモってる限りサラメシ除いて今年の我が外食回数は132回で、88店舗を利用している。コロナ禍で控えていてこれだ。よもやよもや。

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    2021年11月10日
  • 何が食べたいの、日本人? 平成・令和食ブーム総ざらい(インターナショナル新書)

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    食の歴史、過去の流行をざっと知れる1冊。こうして見ると、食に困る時代から、戦後の食を楽しむ時代、アレンジが必要になった時代、料理=女性の時代を抜けて、現代の多忙だけど食事は楽しみたい時代と、時代ごとの傾向が読み取れる。

    食べなくては生きてはいけないけれど、現代人は労働時間が長く、料理に手間をかけられない。そのために開発された時短レシピ、ミールキット、コンビニやスーパーのお惣菜などは、便利である一方で食品ロス問題を加速させている。日本人の労働諸問題と食事に関する問題は、別々ではなく地続き。食べることを単に楽しむだけでなく、食べて生きていくならあらゆる問題にを目を向けなくてはならないのかなと思っ

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    2021年10月08日
  • 料理に対する「ねばならない」を捨てたら、うつの自分を受け入れられた。

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    うつとともに生きる作者の、これまでの葛藤がありのままに書かれていて、非常に興味深く読んだ。旦那さまの支えと、夫婦で地に足をつけて、日々を過ごしているところが素晴らしいと思った。

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    2021年05月19日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    まえがきより
     料理研究家を語ることは、時代を語ることである。
    彼女・彼達が象徴している家庭の世界は、社会とは一見関係がないように思われるかもしれないが、家庭の現実も理想も時代の価値観とリンクしており、食卓にのぼるものは社会を反映する。
    それゆえ、本書は料理研究家の歴史であると同時に、暮らしの変化を描き出す現代史でもある。

    あとがきでも触れられていたが、この本は「料理研究家とその時代を研究した本」ではあるけれど、「女性史の研究」という意味合いが強い本になってしまったとのことである。
    この本を読むと、それぞれの時代に女性に求められたものや押し付けられたものが浮かび上がってくる。料理研究家という

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    2019年08月02日
  • 「和食」って何?

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    「和食」とはどういったのものなのか、筆者なりの”定義”が示されていました。
    言ってしまえば、「……和食の基本形は、ご飯と発酵調味料で味付けした料理を組み合わせたものです。日本では長い間、コメのご飯を中心に料理してきました。……醤油や味噌などの発酵調味料は、江戸時代には庶民の食になりました。これらの食品は、高温多湿の日本の気候の中で発達してきたものです。……一汁三菜が整っていたり、旬のものや土地の食材が使われていれば、理想的です。」(p.198)というものです。

    一方で、いかにも「和食」であるような京懐石と、日本から世界に広まった「ラーメン」や「回転ずし」は別のものなのか(日本独自のカレーライ

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    2019年01月04日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    料理研究家。当たり前に存在してるけど、改めて考えると不思議な存在。違う目線で考えるヒントになりました。

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    2018年06月27日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    小林カツ代と栗原はるみの二人を中心に、主として高度成長期から現代にいたるまでの人気料理研究家たちの仕事と、彼ら/彼女らが受け入れられた時代状況をリンクさせて考察している本です。日本のに西洋料理を紹介して人気を博した江上トミ、飯田深雪からはじまり、入江麻木、城戸崎愛、有元葉子を経て、土井勝・善晴親子、村上昭子、辰巳浜子・芳子派親子、そしてケンタロウ、栗原心平、コウケンテツ、高山なおみといった、多彩な料理研究家たちがとりあげられています。

    こうしたテーマをあつかうときに、フェミニズムが強力な武器になることは容易に想像がつきますが、その理論はやや切れ味が鋭すぎるのではないかという懸念も抱いてしまい

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    2018年04月01日
  • うちのご飯の60年 ──祖母・母・娘の食卓

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    お料理の歴史、
    妻の役割の変化が三世代でどう変化があるのか分かりやすく書かれていました。
    レトルトやファストフードも便利ですし上手く活用して、畑の野菜も使うという生活が私の理想かなぁ。
    現代と昔の良さを両方知ることができました。

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    2017年06月11日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    ネタバレ

    この本は小林カツ代と栗原はるみにとどまらず、戦前からつい最近にいたるまでの料理研究家を論じながら、日本の既婚女性に求められてきたもの、そしてこれからの男性女性が直面する食を通した生活誌である。

    まず、主婦が毎日の食事に頭を悩ませる姿というのは、割と最近できたものであるという事実にを指摘する。
    冷凍・冷蔵の技術が庶民とは縁がなかった江戸以前、そして明治の頃。
    多くの庶民は、旬の野菜と旬の魚を煮たり焼いたりして食べるしかなかった。
    メニューに頭を悩ませるどころか、毎日同じものをほぼ食べていたのである。
    数少ない大店の女性、または金回りのいい武家の女性は、自分で食事に頭を悩ませることもなく、使用人

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    2017年03月07日
  • なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年

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     パンが日本の食文化の中に取り入れられ、独自の発展をしていく過程が述べられているところが面白い。パンの普及過程に兵士の食料としての役割があった事実は知らなかった。白米が普及し脚気に悩まされていた明治の人々にとってパン食は薬効すら感じるものであったらしい。
     柔らかさや程よい弾力を追求し、アンパンをはじめとする独自のパンがつくられていく様はどこかで読んで知っていたが、さらにフランス人も認めるフランスパンがつくられるなど日本職人たちの心意気も描かれている。
     

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    2016年12月22日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    料理番組を支えるさまざまな料理研究家について その人の環境や時代背景を下に どのような料理を作っているか 紐解いていく一冊。
    どの料理家も みんなが幸せになれる料理を クリエイティブに 豊かに 表現していて 面白かった。

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    2016年08月20日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    料理研究家の評論だけでなく、専業主婦論、女性論としても面白かった。
    結婚した当時小林カツ代さんの料理本と首っ引きで、夕飯を作ったのは懐かしい。

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    2015年11月11日
  • 小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―

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    各国の料理が日本にいても食べられて、コンビニ弁当やスーパーのお惣菜で日々食べつなげられて、安く飲み食いできるガード下のお店なんかもあり、本当に便利な時代に生きているわけだけれど、それが果たして幸せなことなのかと考えてしまう。
    色々な時代変遷の中で、家族の食を守ってきた女性たちの姿や、それを手助けする料理研究家たちの歴史は、とにかく興味深かった。
    もっとちゃんと料理しようと思わされる。

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    2015年11月09日