阿古真理のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著名な日本の料理研究家を比較しながら、メニューや調理法と時代や社会の様相とを考察した本で、なかなかの力作である。
主婦や料理研究家の誕生の説明から始まるが、それらはけっこう新しくて土井勝や江上トミからなので、本書はほとんど高度成長期以後の話しであり、昔話ではなく馴染みの人ばかりである。それも、読みやすくしている要素かもしれない。
料理人あるいは時代によって作り方がどう変わってきたかをあるメニューで比較紹介しているが、さすがに料理に造詣があり、これらの違いが味や手間などで想像できる人でないとおもしろさは半減するだろう。作者のせいではないが残念である。
日頃から料理する人、料理が好きな人に