有賀裕子のレビュー一覧

  • トレードオフ

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    【トレード・オフ】
    ●卓越した人々は、慎重に考え抜いた上で難しい選択をする勇気を持ち合わせているうえ、「何もかもできる」などという錯覚に陥ることなく、自分が抜きん出る可能性のある分野だけに力を注ぐ。
    ●「心を鬼にして上質さと手軽さのどちらかひとつに賭けようとする者は、煮え切らない者よりも大きな成果を手にする」
    ●ハリネズミの概念を持つとは、①情熱(自分の信条に沿っていて心から打ち込める分野)、②資質(資質に恵まれていて抜きん出た成果をあげられる分野)、③価値ある貢献(経済や社会に貢献しながら生活の糧を得られる分野)、以上三つの円が重なる分野で進むべき道を切り開くことを意味する

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    2013年10月04日
  • 経営は何をすべきか

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    経営者が直面する5つの課題(理念、イノベーション、適応力、情熱、イデオロギー(組織論))に対する提言。イノベーションセッションに得ること多数。

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    2013年09月21日
  • 経営は何をすべきか

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    今日の経営が直面する課題について、(1)理念、(2)イノベーション、(3)適応力、(4)情熱、(5)イデオロギーという5つの観点から考察する。

    5つの課題は、それぞれ5つのセクションから成るが、特に、第5部 「今イデオロギーが重要である」が興味深い。ゴアとモーニングスターという2つの会社の事例を通じて、新しいマネジメント哲学への問題提起がなされる。

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    2013年08月03日
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方

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    本当に生産的な時間はスクリーンから離れた自分との対話にある。ということを、7賢者の知恵とともに紹介する。
    ひとことでいうと「PCを捨て、内面の旅にでよう」といったところ。

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    2013年07月30日
  • トレードオフ

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    概要まとめ

    個人がハリネズミの概念を持つ事
    ・情熱(やりたい事)、資質(できる事)、貢献(価値のある事)
    の3つの円が重なる分野で進むべきである。

    オズボーンのオズフェストをチェックする

    ◆上質=経験+オーラ+個性
    →この足し算によって上質度は決まる
    オリジナル作品は目に見えない価値を醸し出している
    →オーラに包まれる経験とは格別なものである

    ◆手軽=入手しやすさ+安さ
    目的地にたどり着くまでの経験を上質なものにする為に
    手軽さに対してお金を払うという場合、本当のところは
    上質さを買っている場合が多い

    愛されるか、または必要とされるかで決まる
    →手軽であるとは「必要とされる」事で

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    2013年05月24日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    単なる所有のための購買から、価値観を求めた購買へ。 親切、思いやり、親しみ・・・。より多くからより良くを求める。アメリカ各都市で起こった購買行動の変化を取り上げ、解説。

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    2013年04月07日
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方

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    2013年最初の一冊。ネットからたまには離れる事の効用を西欧の賢人たちの生き方を参考にといている。大事なのはいかにデジタル機器の利用と折り合いつけるかって事であり、徹底的な反ネット、デジタルの論調ではない。

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    2013年01月17日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    私たちは、豊かに暮らすために、交換の約束としての”お金”を持つ。

    その約束のお金は、手元に在る何かを相手と交換した約束である。
    そして、その約束の価値がお金の量に違いをつくる。

    その価値がシフトしている。

    そのシフトの方向性を分析すれば、
    「本物」「親切」「正直」といったこと。

    それはモノやサービスに「これ」といって上乗せできる、また画一的に設定できるものではないように思う。

    というのは、
    それは、”わたし”と”あなた”の関係に存在し、
    その関係ごとに様々な質がある。

    つまりは、ひとり一人の在り方に関わってその質が変わる。
    そして、そのひとり一人の集合体が企業である。

    マーケティ

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    2012年04月13日
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方

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    たまたま梅田丸善で見つけて購入。

    もともと関心ある話題だっただけに、本書は自分の中でモヤモヤと考えていたことを整理してくれた。

    デジタルツールは現代を生きていくうえで必須であり、何より便利です。
    しかしながら、あくまでそれらは情報処理ツール、コミュニケーションツール。
    そこから得た情報もろもろから何を自分の糧とするか、何を生み出すかは、静かな場所で、落ち着いて、ひとつのことに集中して、自分の心と対話しながら考える・掘り下げる必要がある。

    しかしながら、絶え間なく新着メールが届き、魅力的な宣伝リンクが目に入ってくる状況でそれは難しい。
    それを克服するにはどんな環境を作り出せばいいか、どんな

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    2012年03月05日
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方

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    東京マラソンを見ていても、走っている最中に、携帯電話をしていたり、
    ツイッターをしている人がけっこういる。元来、マラソンというのは孤独なスポーツではなかったのかと思うのだが。ネット経由で、励ましをうけ、練習状況をつぶやくことも、モチベーションに寄与するし、それは、それでいいと思うが、マラソンのもついい意味での孤高なる精神が失われると思う。
    本書を読むと、多くの人とつながっていると意識が外に向かい、つながりが少なくなると内向きになり深く物を考えらると説く。
    それは、決してネットが誕生して発生したことではなく、古い昔から問題であることを、ソクラテス、グーテンベルグ、シェークスピアなどの歴史から学ぶ

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    2012年02月28日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    (アメリカでの話だが)、消費物量の多さが幸福を表す時代は終わった、これからは消費の質、消費に対する物語性、エコを配慮した消費が求められる時代になった。
    企業もそれに対応して、ただ安くて良い製品を売ればよいのではなくなった、という主張。
    確かに、今なにかモノを買う際には、そのバックボーンというか、どういう思いで製品を作っているのか、が重視されるようになってきたと思う。
    資本主義から新しい一歩を踏み出す時代なのだろう。こうして時代に合わせて変化できる人間ならば、未来は決して暗いものではないのだが。

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    2012年02月09日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    大恐慌以降の消費者(顧客)の消費動向、考え方の移り変わりを、アメリカの各地域別に事例を記載。
    企業の各事例も記載されており具体的で面白かった。
    独自の調査結果もあるため、説得力も増している印象。

    あくまでアメリカの事例なので、日本も全く同じ状況という訳ではないが、非常に近い部分はある。
    日本の企業も参考にすべきだろう。

    また日本で生活する自分にはアメリカの現状、しかも各地域の現状など知らないため良い勉強になった。

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    2012年01月14日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    スペンドシフトとは?

    ・自分を飾るより、自分を賢くするためにお金を使う
    ・ただ安く買うより、地域が潤うようにお金を使う
    ・モノを手に入れるより、絆を強めるためにお金を使う
    ・有名企業でなくても、信頼できる企業から買う
    ・消費するだけでなく、自ら創造する人になる!

    少なくとも世界的に先進国に住んでる人の心理は変わってきてると実感させてくれる本。
    自分自身も消費に対しての気持ちの変化を感じていたので、すんなりと共感できる部分も多かった。また、そこにはビジネスチャンスを感じることもあった。

    メインはアメリカの事例ではあるが、「欲しいものから必要なものを重視する」、「虚栄心を満たす商品への関心を

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    2011年11月17日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    時代と共に変わる消費のあり方。
    消費動向を見ることで、人々が何を大事にしているのかが見えてくる。
    WEBでの買い物が出来る時代だが、人との繋がりが大事なのは変わらず、SNSの拡大で消費者はただものを買うだけの存在ではなく、企業・会社へ大きな影響力を与える顧客となってきている。
    企業・会社は素直さ・正直さ・謙虚さ・公益性などが重要になり、偽装されたそれらのものはすぐに見破られ相手にされなくなる。
    企業としての姿勢を考えさせられる本。

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    2011年11月15日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    ネタバレ

    リーマンショック後に大不況となったアメリカを舞台に展開している。
    様々な地域におけるその土地土地の本来の文化と通じながら、人と人との間の距離(企業とお客様の距離)を縮めていくような事業を行っている人々の活動を取材し、それらの行動や信念などを解説している。

    企業とお客様の距離について距離を縮めるにはどうしたら良いか?を悩む自分にとって、この著書の中で出てくる様々な人々の行動や信念は、事業を行うための当たり前の心構えを再認識できたり、新たな視点の発見につなげることができた。
    実体験を基に記述された内容は一読の価値があると思います。

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    2011年10月25日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    人々の購買行動や幸せの基準、価値観が変わってきている(一部は正常に戻った)ことを実例を交えながら記述されています。

    個人的には、日本ではこういった動きは(あるけど目立ったものが)まだまだ少ないかなぁと感じています。
    もちろん、自分自身がそういったものを生み出していく(見出していく)世代で、「少ない」と言っている場合ではないのですが…。

    完全に好みの問題ですが、訳された文章が若干読みにくく、読むのに少し時間が掛かってしまいました。

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    2011年10月24日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    世界の幸せの基準が確実に変化している、それを実感させる一冊。
    リーマンショック、大震災、無差別テロなどの経験を通じ、今を自分らしく、助け合い、つながり、自然のめぐみの大切さ、それを求めることが幸せにつながることを感じ始めている。今まさに世界は幸せの基準のシフトチェンジをしている。これから世界がつながり、ともに助け合い、平和に導かれるイメージが沸く一冊で勉強になった。

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    2011年10月05日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    リーマンショック、またはその頃から、消費者(これからは「顧客」と呼ぶべきと本書では言っているが)のマインドがどのように変化しているか、「何を持つか」より「どう生きるか」について、市井の人々から、著名人にまで、数多くのインタビューで解説。また、ヤング&ルビカムのBAV(ブランド・アセット・バリュエーター)の調査結果からもその傾向を明らかにしている。前半はちょっともったりしているが、後半はおもしろい。昨今の「シェア」や「マーケティング3.0」に通じる部分もあり、ブランドについて考える人にお勧め。

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    2011年08月04日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    アメリカのデータであるが、「自分の意思で目的をもって対価を払う」消費行動に変わったということについて書いてあり。
    その消費行動にソーシャルメディアが目的をもった人をより繋げやすくしているとのこと。
    最近のメディアトレンドと、消費者の行動変化の関係をかかれていて、なんか整理できた。 

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    2011年07月31日
  • T.レビット マーケティング論

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    マーケティングの歴史から、分かりやすい理論の展開など、とても内容の詰まった名著。価格以上のお買い得感がありました。

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    2011年04月21日