有賀裕子のレビュー一覧

  • トレードオフ
    スタバがそのへんにない頃、スタバは特別な場所(上質)だった。値段が高くても、あのマークを持って都会を歩くのがステイタスだった。けれど、今やスーパーにも入っている。オーラがないのに、高い。(上質でもないし、コンビニ珈琲の価格と比べて手軽でもない)ということで、売り上げが落ちているのは当然、という話。
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  • 経営は何をすべきか
    こういう本を読むたびに思うんだけど、変革する組織やチャレンジをして成功したケースはいいんだけど、その裏でどれだけの企業が「チャレンジや変革の結果」として潰れているのかが分からないとアカンよね。
    非官僚の理想的な組織を作れたら会社があるからといって、そうした組織を志向したけど上手くいかなかった企業が1...続きを読む
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である
    世界中の多数の人が男性の振る舞いに不満を抱いている。今日の理想的なリーダーに求められる資質の多くは「女性的」と見なされている。

    男性の振る舞いに不満・女性のような発想で世の中がよくなると考えている人の比率が、世界に比べ日本はダントツ高い。未知の世界だからの幻想だったりして。
  • トレードオフ
    なるほどねぇ…と頷くこと多し。とはいうものの、本書の言うような上質と手軽さを追求するだけでビジネスが成り立つのならば判断は楽なのだと思うが、そう簡単に行かないのが現実。上手い落としどころを、いかにして見つけることができるか、そこが一番知りたいと思った。ただ、こういった判断基準を次善に持っているのと持...続きを読む
  • 経営は何をすべきか
    組織の今後の命運を決定づける、根本的な課題として、理念、イノベーション、適応力、情熱、イデオロギーの五つが提唱されている。最初の3つはこれまでも言われてきていることだろう。情熱もこれまでをなぞっている面もあるが、多様な情熱をいかにして組織の力に昇華させるか、これからのFacebook世代に焦点を当て...続きを読む
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    現代の"つながり"との距離感についてのエッセイ+過去に人はいかに新しいメディアなり技術なりと向き合ってきたかの考察、そこからどんなふるまいが考えられるか、という話。
    二章の過去の賢人たちとのメディアとの向き合い方の考察がメインで、そこが面白い。
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    どうにかツナガリを利用してモノを売りたいと思ってる身にはつまる内容。でも個人的には確かに、デジタル断食が時には必要だと思う。
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費
    リーマンショック後の不況から発生するアメリカの消費動向、ライフスタイルの変化。浪費社会、大企業マーケティングから、身の丈にあった消費社会への移行。グローバリゼーションのお膝元で、地域を中心としたコミュニティにシフトしていく過程が興味深い。
  • トレードオフ
    Trade-Off: Why Some Things Catch On, and Others Don't
    Kevin Maney

    「上質をとるか、手軽をとるか」 どちらか一つに賭ける。

     スターバックス 上質⇒+手軽さ(価格維持・店舗数増加→店舗の質低下)=失墜
     ティファニー  上質⇒+手...続きを読む
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    スマホやPC、SNSに生活を乗っ取らせるな!という内容。内容は素晴らしいのだとは思うが、特有のこねくり回しがたくさん出てきて、読みづらい。ベンジャミンフランクリンならどうするかについて書かれていたので読んだ。
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    SNSが普及し、常に誰かと繋がっている気がするのは楽しい気もするのだが、やはり、ここに書かれている通り孤独に耐えられるのが大人であり、けじめを付けられる人なのだと思う。
    自分の記事に“いいね”やコメントを付けられないと落ち着かない、メールには直ぐに返信が来ないと不安になるなど、そんな事で忙しい気分で...続きを読む
  • トレードオフ
    生き残りと差別化を求められる現在のビジネス。「上質と手軽さの両立という幻影を追わず、いずれかの頂点を目指せ。」が骨子。トレードオフの曲線自体をシフトするような力を生み出すには?
  • トレードオフ
    本書の内容は、「手軽」か「上質」かのどちらかを極めないと成功には至らない。また、テクノロジー(イノベーション)により、「手軽」と「上質」の領域は絶えず変化してしまうことにも留意する必要があるといったもの。

    事例豊富にさまざま書いているが、本書の序段だけで、本書の述べんとするところは分かる。
    50ペ...続きを読む
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    僕はSNSを使い、ブログを使い、そしてメールも使います。
    一日の時間をふと、振り返ってみると、かなりの時間をディスプレイに向かって過ごしているなあと、感じます。
    また、自分が発した情報に対する反応が気になりそわそわする、そんなことが多くなっていて、「このままでよいのかなあ」と漠然と不安を感じていまし...続きを読む
  • トレードオフ
    2009年に書かれて2010年に翻訳版。
    上質と手軽さのどちらかに徹底することが成功に繋がる。
    中途半端な状態を不毛地帯と表現している。ここから抜け出せないブランド、商品は市場から消えていく。
    上質と手軽さはセグメント毎に考えなければならない。
    個人の仕事にもトレードオフの概念は適用できる。

    巻末...続きを読む
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    ネットにつながらない日や時間を持つことが重要なことを述べた本。哲学的な側面もあり、マクルーハンなども出てくる教養的に高いものとなっている。 ただ、翻訳が英文に忠実なせいか、日本語的にくどかったり、論理展開が変な部分が多々ある。(英語が論理的な言語だというのは真っ赤な嘘だと最近感じる)
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    適度につながらないための知恵。距離、心、道具、儀式、自分村。

    スクリーンがないのは、むかし、こども、としより。
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    僕ら、ネットで繋がりすぎ。つながる喜びとプレッシャーに毎日囲まれている。
    すぐに調べなくたって困りゃしないし、つながったところで、何を食ったとか飲んだとかに紛れて大切な情報はなかなか見つからない。
    目の前の人や出来事のほうが大切、あるいは自分一人の時間がどれだけ大切か。

    偉人にならい、さまざまなコ...続きを読む
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    つながり至上主義の現代で生きるにあたって。プラトン、セネカ、グーテンベルク、シェイクスピア、フランクリン、ソロー、マクルーハンらの言葉を解説。もうちょっと噛み砕いた文章だとありがたいんだけどな…。内容は興味深かったけど。あとがきのどこかに書かれていた、「孤立と孤独は違う」あたりも良かった。
  • つながらない生活 「ネット世間」との距離のとり方
    自分自身の身体性を取り戻すことが大切。
    ネットにつなぐことは 「Have to」ではない。
    単に「Want to」 であり、「able to do」にすぎない。