トレードオフ

トレードオフ

1,885円 (税込)

9pt

【内容紹介】
戦略とは、捨てることなり。iPhone、スターバックス、COACH、キンドル、フェデックス、新聞、格安航空会社、ATM……大成功してのち大失敗した商品、大成功しそうでしなかった商品、すべて「トレードオフ」で説明できる。

[序文] ジム・コリンズ(『ビジョナリー カンパニー』)
[解説] 内田和成(『仮説思考』『論点思考』)

【著者紹介】
[著] ケビン・メイニー (Kevin Maney)
USA Todayのテクノロジーコラムニストを振り出しに、Fortune、The Atlanticなどに執筆。2007年、コンデナスト社が鳴り物入りで創刊したビジネス誌、Conde Nast Portfolioの専属記者として迎えられた(同誌は09年に休刊)。主な著書に『貫徹の志 トーマス・ワトソン・シニア』(ダイヤモンド社)、『メガメディアの衝撃』(徳間書店)などがある。
●著者ウェブサイト:www.kevinmaney.com

[訳] 有賀裕子 (あるが・ゆうこ)
東京大学法学部卒業。ロンドン・ビジネススクール経営学修士(MBA)。通信会社勤務を経て、翻訳に携わる。訳書に『持続可能な未来へ』(ピーター・センゲほか著、日本経済新聞出版社)、『ブルー・オーシャン戦略』(W・チャン・キム+レネ・モボルニュ著、ランダムハウス講談社)、『マネジメント』(ピーター・ドラッカー著、日経BP社)ほか多数。

【目次抜粋】
序文
はじめに
第I部 上質と手軽の天秤
プロローグ
第1章 上質か手軽か
第2章 取拾選択
第3章 不毛地帯と幻影
第4章 カメラ付き携帯の衝撃
第II部 勝者と敗者
第5章 上質の頂点
第6章 手軽の頂点
第7章 奈落
第8章 最悪の選択
第III部 二者択一の決断
第9章 イノベーション
第10章 破局
第11章 光明
第12章 戦略
第13章 あなた自身の強み
謝辞
解説

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トレードオフ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年11月24日

    自社サービスに照らしながら考えると面白い。なぜこんな機能がないのか、上質さあるいは手軽さがないのか、これらがトレードオフにあり、両立を目指しても互いに打ち消しあう。対処としてはブランドを分けることが想定される。

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    Posted by ブクログ 2018年10月25日

    手軽か上質=「必要とされる」か「愛される」か
    非常に面白い。
    訳者がブルー・オーシャン戦略の訳者ということもあり何か通じるものを感じる。

    0

    Posted by ブクログ 2016年01月18日

    世のサービスは、上質か、手軽かの2つに区分され、どちらに振れるかでビジネスの成功と失敗のカギを握っている。事例とともにそれぞれが語られており、納得度が高い内容。

    ・消費者は絶えず上質か、手軽のどちらか一方を選びとっている。

    ・テクノロジーの進歩はこのどちらも押し上げていく。

    ・上質さも手軽さも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月14日

    ビジネスでは上質をとるか、手軽さをとるか、はっきりさせないと成功できない。上質か手軽さかどちらともいえない曖昧なものは不毛地帯から抜け出せなくなり、その両方を求めてしまうと中途半端におちいり、計画は頓挫してしまう。本書はそんな上質と手軽さのトレードオフのコンセプトを、著者の豊富なリサーチと分析をもと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月08日

    卓越した人びとは、慎重に考え抜いた上で難しい選択をする勇気を持ち合わせた上、” 何もかも出来る ” などという錯覚に陥ることなく、自分が抜きん出ている可能性のある分野に力を注ぐ、上質を取るか、手軽さを取るか、非常に学びの多い1冊です。

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    Posted by ブクログ 2019年01月16日

    読んでて知恵熱が出そう。
    あくまでも相対論として上質・手軽が問われてる。
    例えば、マクドは商品の価格を上げず商品の品質を上げることはさらなる手軽につながる。これは上質を目指しているようで相対的には値下げにつながっているからだ。その事で上質のオーラと手軽さの両方をまとったipodのような奇跡を見せるな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月09日

    上質か手軽かのどちらかを極める事が最も効果的なブランディング手法だと言う事を、欧米の良書らしく多数の事例紹介とともに繰り返し発信していておもしろい。iPhoneもこれからの戦略次第ではあっという間に「不毛地帯」に陥ると予測していて興味深い。ただ、巻末解説(内田和成氏)の数ページが最も簡潔でまとまって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月11日

    「上質」or「手軽」は、個人の生き方(稼ぎ方)にとっても、1つの指針となりうると思う。2つを両立させようとすると破綻する。

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    Posted by ブクログ 2015年11月07日

    元USA Todayのテクノロジー担当記者だったケビン・メイニー氏の著書です。

    記者として数々の企業トップなどへのインタビューや取材を通して培った経験を基に話題となったビジネスモデルや商品を分析した見解を紹介する内容となっています。

    この本の視点は、「上質か、手軽か」の一点に集約されています。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年06月08日

    突き詰められた理論は案外、単純で、当たり前のように響く。上質か、手軽か。その二元論で過去の多くの事例が説明できる。ただし問題はそれをどうやって今後に活かすのかということ。常に自分の仕事を念頭に置いて読むべきなのだろう。

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