小宮一慶のレビュー一覧
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小宮氏による養成講座シリーズの解決力編。
ビギナー向けなので、どれも非常に分かりやすい。
日常の具体例から導かれる解決策は、ぜひ取り入れたい。
コンサルタントと聞くと評論家と同じ穴の狢と思う節も無いではなかったが、本書ではコンサルタントと占い師の違いをしっかりと述べられている。
解決力で必要なものは論理的思考。
つまり、何事にも事実と仮定を区別し、論理を構成し、そこから出た結論を仮説と考え、それを検証することが必要。
シリーズの「発見力」「数字力」どれもビジネスマンでなくとも、日常に使える。
人間は考える葦であるとは、よく言ったものですね。 -
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ネタバレ人は理想を持つことによって少しでもそれに近づくことができます。
1.〈人物〉とは何かを知る。正しい生き方を知るために『論語』や『老子』や聖書など、昔から読み継がれてきた本を読む。
2.小さな行動を大切にする。掃除、歩くこと、体力をつけること。
3.人に譲る訓練をする。自慢したくなるときに我慢すること。経済的余裕を少し持つ。
4.言ったことは守る。約束したことは
小さなことでも必ずメモする習慣をつける。知人のセレモニーや誕生日などをメモしておいて、花を贈ることを大切にする。
5.〈人物〉とつきあう。自身の人物力を高めておく。つきあうべきでない人とは距離を置く。(つきあいつつも、親しくし -
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ネタバレ・ものが見える第一ステップは関心を持つこと。次に仮説(基準)を持つこと。また、分解して、見るポイントを絞ること。
《気にしていれば、ものは見える。「思い込み」があると、ものが見えなくなる。発見力も発想力も(同じ情報に触れている)他の人には見えないものが「見える力」》
確かにそうですよね。自分に見えているものが相手に見えないと感じることがあるように、相手にも「こいつ何で見えないんだろう?」と感じている時があるかもしれませんね。「見える力」を育む方法は唯一(何でも分かったつもりにならないで)観察すること、《見えたり、気づいたりすると、世界が広がったような気がして嬉しくなります。》という好奇心