あらゐけいいちのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ほんと、あらゐ先生は尊敬に値する漫画家だ、と私は思っているんだが、皆さんはどうお思いか?
笑いのクオリティが高いってのも、リスペクトしている理由ではあるんだが、そのクオリティとテンションの高さを維持している点こそが、最も凄いとこなんじゃないだろうか、あらゐ先生は
一発の重さ、急所を的確に狙ってくる正確さを地味に支えているのは、他の漫画家よりも豊富なスタミナだろう
『日常』(全10巻)で積んで来た努力は、決して無駄じゃなかった、それがこの『CITY』で証明されている、と言うより、力強く証明している
登場人物らが個性豊かな一方で、それが喧嘩せず、良さを打ち消し合ってしまうのではなく、絡み合う事でよ -
Posted by ブクログ
断言しても良い、この(2)は(1)より面白い、と
二カ月連続刊行となりゃ、それなりにスケジュールもキツかったはずだが、その辛さを感じさせず、笑いの質も落とさない
あらゐ先生、紛うことなきプロの漫画家である。まぁ、追い込まれるほどに、ピンチを感じるほどに、脳からドバドバ、脳内麻薬を分泌する、または、自身の意志で分泌させられるタイプって可能性もあるが
どっちにしろ、私ら漫画読みは最高に笑える漫画を読めるのだから、あらゐ先生の性質と性癖は些末な問題に過ぎない
先の感想で、既に書いているが、やはり、この『CITY』の笑いの足は、ちゃんと地に付いている。ちょっと、言葉が出ないくらいの安定感であろう。『日 -
Posted by ブクログ
『女の友情と筋肉』(KANA)や『西遊筋』(OTOSAMA)が腹筋崩壊をもたらすタイプのコメディに分類するのであれば、この『CITY』は呼吸困難に読み手を追い込む力がある
この『CITY』を読んで、あらゐ先生を知った漫画読みは、「こんなものか」と思ったらしい
だが、『日常』を読んだ漫画読みの印象は、全く違うだろう。少なくとも、私はひとしきり苦しくなるほど笑った後に落ちつき、すぐにゾッとした
コメディなので、ホラーな描写は一切ない
おっかねぇ、と感じたのはあらゐ先生に、だ。当然っちゃ当然なのだろうが、あらゐ先生、『日常』を超える気満々だ
『日常』の面白さを知っているからこそ、それを上回る怒涛の可 -
購入済み
いよいよ最終巻!
今回でとうとう完結巻!
やはり見どころとしては、なの達日常ヒロインの将来がらみのエピソードが数話あります。
彼女たちのファンなら読んでおくべき重要な内容になってますよ。 -
Posted by ブクログ
安定感がありまくる、緩いシュールさ・・・いや、シュールな緩さなのか?
全く日和らないと言うべきか、私たち、読み手に悪い意味で媚びてこず、先生自身が「面白い」と感じる笑いを、独特のセンスが際立つ画で描き続けている事は賞賛に値されるべき
どの娘もアホっぽさが目立つ可愛い子ばかりだが、個人的には麻衣ちゃんが好き
もちろん、私がメガネっ娘が好きってのも理由だが、どんな時であろうと、自分を見失わず、自分を無駄に飾らず、自分の「やりたい」や「好き」を自由なまでに貫ける、唯我読書な麻衣ちゃんが好き
42pの麻衣ちゃんの行動は、同じ本の虫としては物凄く理解できるし、日常の157は心の底からの賞賛に値する。傍目 -
Posted by ブクログ
最近落ち込んでいることが多かったんですが、
声出して笑いました。
三回くらい。
漫画で声出して笑うって凄い。
しかも「フフッ」程度じゃなくて爆笑。
ある時期からみおちゃんのツッコミキャラとしての
語彙の多さにハマるようになりました。
「凡説だよ!」も勢いが良すぎます。
ゆっこが散々人違いをされたあの人が登場したり・・!
河原で友達だと思ってジュース渡したら違う人だった
というシチュエーションそのものでもう笑う
フェッちゃんとウェポシーで笑ったことなかったんですが
中村先生たちの物語で背景として登場しているのを見たとき
爆発的な笑いの衝動に襲われました
いやあ、すごいなー
どこから球を