彬子女王のレビュー一覧
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彬子女王殿下によるオックスフォード留学記とのこと
殿下は今44歳とのことなので、20年近く前のお話なんよね
皇族の方ならではの苦労もしのばれてほへ〜だ
そしてしれっと「彬子女王殿下」って書いているが、ほんとは女王?女王ってどういうこと?だったりする
まだまだ知らないことがいっぱいでちょっぴり楽しくなる
調べてみた
彬子女王殿下がヒゲの殿下こと寛仁親王殿下のご長女なのはもちろん知っている
「女王」とはエリザベス女王とかの「女王(Queen)」とは違う、英訳するとPrincessとなる
皇室における身分を表す「身位(しんい)」というものらしい
皇室典範第6条で決められていて、「嫡出の皇子と嫡男系嫡出の皇孫は、男を親王、女を内親王とし、三世以下の嫡男系嫡出の子孫は、男を王、女を女王とする」とある
彬子女王殿下は大正天皇のひ孫にあたるので「女王」ということになる
ちなみに現在の天皇陛下とは再従姉妹の関係
「女王」という呼称は『古事記』に由来するみたいで、出たな『古事記』である
調べている途中で有名な「額田王(ぬかたのおおきみ)」(「額田女王(読みは同じ)」)が出てきた
「茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」(万葉集)
絶世の美女だったということで、フィクションの題材にされることも多い人
井上靖さんが『額田女王』という歴史小説を書いている
今度読んでみよう -
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ネタバレ彬子女王の、真面目な? 日本文化講義。
この人の場合、お気軽なエッセイのほうが、そのお立場とのギャップ萌えがあっていいのだが……。
日本文化について、大学などでの講義まとめたもの。
基本、西洋から見た日本美術、という視点でまとめられている。
法隆寺金堂壁画の模写から知る消失前の姿とか、大英博物館のコレクションとして寄贈された絵画や茶器から日本の文化を紐解く。
江戸末期から明治の頃に日本にやってきて、物珍しさからコレクションして本国に持ち帰ったものではあるが、それゆえに大切に保管もされていた、という一面もあったのだなと思う。
江戸末期、茶の湯が権威に偏りすぎ、海外からの要人をもてなしたのは、中国式のお茶だったというのも興味深い。煎茶の発明も意外や江戸後期になってのことというのも面白い話だった。 -
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オックスフォードで博士号を取られた彬子女王の留学奮闘記。
皇室の暮らしや英国博士留学といった一般人には縁遠い話をユーモアたっぷりに書いていらっしゃって面白くて一晩で読んでしまいました。
マートンカレッジの学長自ら指導教授になってもらえたり有力学者にすぐ会えたりと多少はプリンセスの役得もあるでしょうが、正式に世界の一流学者に認められるだけの努力をされたことがよく分かりました。
凄すぎです。
大学院はProbationer Research Student 試用期間中の研究生として始まり1年ほどの後Transfer of StatusのためのVivaという口頭試問をパスすることで初めて正式な博士候補生または修士候補生になることは初耳でした。
修士を取ってから博士課程に進むのではないのですね。 -
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◼️ 彬子女王「京都 ものがたりの道」
東西、南北。京都のひとつひとつの通りにまつわるエッセイ。やっぱ京都いいなあ、と、気持ちが潤う。
京都の主要部の通りにはすべて聞いたことのある名前が付いている。この本に取り上げられているものだけでも、
寺町通、六角通、新町通、下立売通、今出川通、四条通、河原町通、丸太町通、高辻通、北大路通、御池通、二条通、松原通、正面通、三条通、堀川通、錦小路通、千本通、白川通、下鴨本通、蛸薬師通。これに哲学の道やお地蔵さまの道などを加えてそれぞれ短いエッセイが綴られている。
どれが東西で南北か、私は5年前くらいから京都に詳しくなったつもりだが全部は分からない。でも読みながら雰囲気は分かる。四条河原町から四条烏丸の間や、烏丸通沿いは基本的に賑わいの街、ビジネスの街でもある。六角通や蛸薬師に入ると、渋かったり、レトロだったり、オシャレな店があったり、かなり味のある感じで街歩きを楽しめる。
京都市役所を中心とした繁華街もまた1つの中心で三条通には著者も書いておられるように近代建築も多い。寺町通も京都の商店の通り、というイメージで好きである。
御所の南、丸太町通、北の今出川通り、御所から西へ行くと広く銀杏並木のある堀川通、さらに千本通。先日一条戻橋や晴明神社を訪れてなにやら人と怪異の境界のような気分になった。
西陣も好きで、北大路通の本文外のコラム「ちょっと寄り道」にある通り、大徳寺や今宮神社あたり、紫式部の生地とも考えられる?紫野には独特の落ち着きを感じる。本文中にある桜の名所、平野神社にはぜひとも行ってみたい。
著者の筆は「青と赤のガウン」で読み、好感を持っていた。今回は新聞連載をまとめた本の新装版。すでに私が手にしているのは十一刷。平易な言葉で、たんたんと、でも気持ちが入っているな、というのが分かる筆致で、品がある。お立場からのものの考え方も窺える内容となっている。何にでもチャレンジ、という気持ちも垣間見える。
さて、どれかというと私の好みを並べて笑、内容にはあまり触れなかった。でも京都の良いところが余すところなく紹介されていて、じわっと行きたくなること請け合い。最初の章の、京都府庁は行きたくてまだ行けてない。今年は特に足が向いてない、でも秋には京都でイベントがあり友人も来る予定。下見もしなければ。むくむくと気持ちが盛り上がってきた。 -
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彬子女王が心動かされる日本の美しいものいろいろについて綴るエッセイ。
日本の美というとついつい江戸時代以前までさかのぼりそうな気がするけど、ここで紹介されているもののにはけっこう明治以降のものもあったり。彬子女王の研究対象が近代ということもあるだろうけど、西洋文明が入ってきた近代にあっても日本の美がそこかしこに生き、受け継がれてきたんだなと思った。
「最後の職人ものがたり」のほうは、絶滅危惧種の技をもつ職人たちについて綴る。最初のほうは一子相伝的な頑なな職人さんが多い気が。後半は幅広くなっていろんなタイプの職人さんが紹介される。やっぱり伝統を守ることも大切だけど、その「守る」って変化しながら柔軟な姿勢であることがけっこう大事なことのような気がする。