彬子女王のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◼️ 彬子女王「京都 ものがたりの道」
東西、南北。京都のひとつひとつの通りにまつわるエッセイ。やっぱ京都いいなあ、と、気持ちが潤う。
京都の主要部の通りにはすべて聞いたことのある名前が付いている。この本に取り上げられているものだけでも、
寺町通、六角通、新町通、下立売通、今出川通、四条通、河原町通、丸太町通、高辻通、北大路通、御池通、二条通、松原通、正面通、三条通、堀川通、錦小路通、千本通、白川通、下鴨本通、蛸薬師通。これに哲学の道やお地蔵さまの道などを加えてそれぞれ短いエッセイが綴られている。
どれが東西で南北か、私は5年前くらいから京都に詳しくなったつもりだが全部は分からない。で -
Posted by ブクログ
彬子女王が心動かされる日本の美しいものいろいろについて綴るエッセイ。
日本の美というとついつい江戸時代以前までさかのぼりそうな気がするけど、ここで紹介されているもののにはけっこう明治以降のものもあったり。彬子女王の研究対象が近代ということもあるだろうけど、西洋文明が入ってきた近代にあっても日本の美がそこかしこに生き、受け継がれてきたんだなと思った。
「最後の職人ものがたり」のほうは、絶滅危惧種の技をもつ職人たちについて綴る。最初のほうは一子相伝的な頑なな職人さんが多い気が。後半は幅広くなっていろんなタイプの職人さんが紹介される。やっぱり伝統を守ることも大切だけど、その「守る」って変化しながら柔