彬子女王のレビュー一覧
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マンガが話題だそうで、気になったので読んでみた。
皇族の方の本って初めて読んだ。
親しみやすいお人柄なのかなと思う。
皇族の知らない事がいろいろ出てきて興味深い。
「女王」っていう身位(称号)も、今まで全く知らなくて。女王って単語はQUEENしか知らないし。
お父様に対して敬語なのも、そういうものなんだろうけど、庶民としては違和感もあり。
パスポートを持ってないことなんて考えもしなかった。
側衛についても、初めて聞くことばかりでおもしろかった。
イギリスの生活についても、食器をすすがないっていうのが衝撃だった。蛇口が不便だっていうお話も初めて聞いたし。
大変努力されたのがわかる一冊だった。
楽しく読めた。
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女性皇族として初めて海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記。 -
Posted by ブクログ
この人(お方(かた)と呼ぶべきか?)がこんなに京都の街を知っていることに驚き。皇室の貴人として日本の街を歩くことは困難だろうに!この人自身への好き嫌いは別としても、これは立派な京都の案内書である。東西、南北のいろいろな道を歩いて掴んだその顔を見事に表現していることは、この人の文学素養も示している。御池通の紹介では在原業平の「杜若(かきつばた)」を見て詠んだ歌が登場する。
そして京都の町が和だけではなく、洋の建物も多いこと、今出川通にはパン屋が多くて意外にも京都人がパン食ランキングで都市1位だとの説明も。そして各国の特色あるパン屋が並んでいるという事に、日本人が何でも取り入れるという性向にまで書き及んでいることは成程という感じ。
登場する通りは寺町通、哲学の道、六角通、新町通、お地蔵さまの道、下立売通、今出川通、周山街道、四条通、河原町通、丸太町どおり、高辻通、北大路通、御池通、二条通、愛宕神社参道、松原通、正面通、三条通、堀川通、錦小路通、千本通、白川通、下鴨本通;蛸薬師通、そしてオックスフォードのマートン・ストリート。 -
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日本に関して疑問に思わなかったり、人にうまく説明できなかったりすることが多いと感じた。
なかでも印象に残ったのは、天皇制度や日本文化についての話である。自分自身、天皇制度について詳しく理解しているわけではなかったが、彬子女王殿下が京都で取り組まれている活動はとても興味深かった。オンラインで参加できる機会があるなら、ぜひ参加して日本の伝統文化について学んでみたいと思った。
また、大倉山ジャンプ競技場や札幌グランドホテルが建設されるきっかけとなったのが、昭和天皇の弟である秩父宮殿下の来道だったことも初めて知った。地元に住んでいながら知らない歴史がまだまだあることに驚かされた。
身近な日本文化や地元の歴史を、改めて学んでみたいと思わせてくれる一冊だった。 -
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2026 07/04
タイトルが好き。
何かの比喩かなって思ってたら、本当に腹を噛まれていた!
彬子女王が抱いていた子犬に嫉妬した飼い犬くんが噛んだ。そしてそのページのほしよりこさんのイラストの飼い犬くんの顔っていったら。好きすぎる。
彬子女王とご友人や側衛さんや看護師さん達との関係性が良いのが会話からわかって「ふふっ」てなる。晴れ女の彬子女王と強烈な雨男の側衛さんが一緒に外出すると、雨が降ったり止んだりするので、京都府警さんに「小競り合いはやめてもらえます?」て言われたエピソードとか、良い距離感の馴れ合いが何かいいなぁ。彬子女王の親しみやすい雰囲気が伝わってきて、ほのぼのしちゃう。
お米とか和菓子とか食べ物エピソードがいっぱい出てくるのも親近感がわく。
彬子女王はとても好奇心旺盛な方で新しいことに挑戦するお姿には、元気をもらえる。
月見饅のエピソードでの「月々に月みる月は多けれど月みる月はこの月の月」の言葉が美しくて、すごく好きになった。
彬子女王も「きっと宇宙とつながる魔法の言葉だ」って仰っていて、同感です。
皇室行事だったり神様の話だったり「日本」の国の素晴らしさにも思いを馳せる機会をいただいた。
とても楽しい読書体験でした。 -
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彬子女王によるエッセイ集。前著『赤と青のガウン』ではオックスフォード大学での生活がメインでしたが、こちらは日本での皇族としての公務や日常が親しみやすく綴られています。
自らを「事件体質」と称しているようになかなか経験しないような面白いエピソードが盛りだくさん。我々が知り得ない常に皇宮護衛官がいる生活は興味深くも微笑ましくもあり、側衛さんへの信頼が伝わりました。さりげなく登場する友人なども超大物で驚きでした!そして時には日本美術の専門家としての見識、日本文化への深い理解をも綴られていて教えていただくことが多かったです。
これまで遠い存在だった皇族が身近になったような親近感を覚えたり、やはり皇族はすごい!と感じることの行ったり来たりでとても面白かったです。
そしてご紹介しなくてはいけないのが随所に描かれているイラスト。漫画家ほしよりこ氏の温かみのある挿絵により作品の世界観がより一層引き立てられています。 -
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彬子女王の作品は3冊目。特別講義ということで論文に近い。ただ、オックスフォード大学の宿題はエッセイ(小論文)と呼ばれているそうなので、他の2冊と同様に広い意味でのエッセイなのだろう。
彬子女王が勉強された日本の伝統文化を紹介されている。やはり皇室内の内容が多いが、他にイギリスで長く大英博物館でアルバイトもされていたので、イギリスで蒐集された日本美術の内容も多い。幅広過ぎて散漫なような気もするが、彬子女王の中では一貫しているとのこと。
「伝統とは残すものではなく、残るもの」という章があったが、一方では『心游舎』を作って、子ども達に日本文化に触れる活動もされている。こういう方々により日本の伝統が護られていることに多少なりとも安堵する。