彬子女王のレビュー一覧

  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    初めて一人で街を歩いたのも、お正月にお雑煮を食べてのんびりしたものイギリスだったという彬子女王
    浮世離れした方と思いきやオックスフォードで博士号!

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    2025年06月13日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    文系の学位取得や皇族の生活については知らない世界を覗き見することができ、興味深く感じた。一方、海外でのハプニングや文化の違いに戸惑う点は自身の経験とも重なり、楽しく読むことができた。

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    2025年05月24日
  • 新装版 京都 ものがたりの道

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    京都の数々の通り・道に向けて数々のエピソードが綴られていました。

    本書の主なテーマからは逸れますが、
    「側衛さん・護衛さん」という存在が特異で印象的でした。
    皇室の方には警備のためのおつきの人が、生まれてからずっと存在する。血のつながった家族よりも、一緒にいる時間は長い。
    喜怒哀楽を長い間共にする親しい間柄である一方で、いざという時には身を挺して著者のことを護ってくれる。
    そんな存在である「側衛さん・護衛さん」へ、「護られる立場・存在」としての視点から綴られた「下鴨本通」の一節は、皇室の一員としての矜持・覚悟で最後を締めくくられていてました。

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    2025年05月06日
  • 日本美のこころ

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    日本美といっても、こんなにも沢山あったのかと、驚きがありました。
    宝石箱のような内容で、一つひとつを作る職人さんの思いや、職人さんとの出会いを大切にする彬子女王の思い。
    端から端まで読むのは大変。
    それくらい内容が濃く、知らないことばかりで、無知な自分には難しいと感じる箇所も。
    でも、この本を通して、いかに自分が失われていくものについて無頓着だったか、よくわかった。
    このまま消えていくものもあるかもしれないが、そこに心を砕く人々がいることが、とても尊いことだと思う。
    ふとした出会いから、それを継承しようと決意した人も…。

    とりあえずは一通り読み終えたのだけど、もう少し知りたいなという思いも湧

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    2025年04月29日
  • 新装版 京都 ものがたりの道

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    audible87冊目。

    『赤と青のガウン』で、わたしの推し女王(笑)になった彬子女王。
    その彬子女王が、わたしの大好きな京都について書かれた本と知り、迷いなく選びました。

    ご自身のお立場や周囲の人々を丁寧に見つめ、そして相対する事象を大切に感じ、言葉を紡いでいらっしゃるなあと、さらにファンになりました。
    京都には仕事で行く機会が多いのだけど、仕事から離れ、のんびりと街歩きを楽しんでみたいなあと改めて思いました。
    旅で訪れる京都とも異なる、京都での暮らしに憧れました。

    彬子女王の言葉選びや、文章の雰囲気が、そもそも好きなのだと思います。
    スッと入ってきます。
    ちょうどこの本を読み終えた頃

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    2025年04月26日
  • 京都 ものがたりの道

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    生まれた時から警護の人に守られる生活、ピンとこないけど、一緒にご飯食べたり勉強教えてもらったり悩み相談したりって、信頼出来る身内じゃない大人がいてくれるのって幸せだなあ。そしてそれをちゃんと理解してくれるのって、警護の人も嬉しいだろうなあ。ずっと皇室と民間って距離や温度差ある風に言われてきたから、こういう風にちゃんと言葉にしてくれると安心する。ありがとう、彬子女王。

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    2025年01月07日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    ネタバレ

    なんかやたらと売れているので読んでみる
    おもしろかった
    彬子女王って誰って感じで、正直顔もわかんないんだけど
    日本の皇族ってあんま身近じゃない感じだけど
    読むと当たり前だけど普通の人間なんだよなーっと思う
    語り口は落ち着いていてとても読みやすい。
    とてもたくさんの人と交流されていてすごいなーーっと
    素直に思った。
    学ぶということに真摯なのは皇室の方たちの性質なような気もする。
    まあ、衣食住に困ることはないという上で成り立つ性質、
    ともいえるのだが
    とはいえ生まれを選ぶことは誰にもできないわけで
    その生まれの中でどう生きるかが大事なんだろう。
    その意味でこのかたは自分で自分の道を歩こうとしてらし

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    2024年06月18日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    面白かった!
    知性ある人がお話を展開すると引き込まれるなぁと。皇族や美術やオックスフォード大学について何も知らなくても丁寧に説明した上で面白いエピソードを進める軽妙な筆致が素晴らしいと思いました。

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    2024年06月15日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    チャレンジをテーマとして各氏の講演と主催者である永田和宏氏との対談が収められている。何者でもなかった頃の話かと言われるとそうでもない感じもするが、基本的には若者向けのメッセージになっている。学びは多いと思う。

    池田理代子
    漫画家を中断してまでも声楽家を目指すために47歳で音大に入り直す。やらないで後悔したくないというのがモチベーション。

    平田オリザ
    コミュニケーション能力について。相手のコンテクストを読み取ることができる医師を育成するために阪大は劇作家である氏を招聘した。劇の役割は解答を与えることではなく議論を喚起するものであるという意見も興味

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    2024年05月06日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

    匿名

    購入済み

    おもしろいけど時々は食いっぱぐれないっていいよなあ……とは思った。面白いし、中身はしっかりしてるけど

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    2024年04月03日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    女性皇族として初めて海外で博士号を取得した彬子女王。
    皇族としての生活や側衛さんの話、留学先の交流や生活の話も興味深かったが、「十九世紀末から二十世紀にかけて、西洋人が日本美術をどのようにみていたかを、大英博物館所蔵の日本美術コレクションを中心に明らかにする」という研究が非常に面白かった。
    伊藤若冲ブームの火付け役がアメリカのコレクターということも知らなったし、その鑑賞方法も面白い。
    「海外の絵はずっと掛けておくが、日本の絵や書は季節によって変える」など、言われてみて改めて気づくことも多かった。
    研究することの素晴らしさを教えていただいた。

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    2023年10月15日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    まさかオックスフォードで博士までとった方が皇族にいらっしゃったとは
    庶民には想像もつかないようなお話から、わかる〜となるものまで盛り沢山で留学記とはあるけれど、側衛の話やお正月の過ごし方など皇族の生活が少し垣間見えて面白かった

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    2023年08月31日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    オックスフォードで博士号を取る大変さを宮家の彬子女王がエッセイで書いてある。宮家の大変さやイギリスで護衛がつかないので、のびのびしている様子など、興味深い。だが、やはり論文を仕上げる所の頑張りが応援しながら読んだ。

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    2023年08月17日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    彬子女王のことを存じ上げていなかった。日本国民ならば知っていて当然のように書かれている皇族の皆さまのことを、何ひとつ知らなくてびっくり。

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    2023年07月31日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    一般人が見ることのできない皇族の暮らしを垣間見ることができ、興味深かった。
    幼少期からたくさんの人に囲まれて暮らしているからか、とても社交的で人当たりの良い(であろう)彬子女王。畏れ多いが、一度話してみたくなった。

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    2023年06月04日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    宮家の女子、彬子女王のオックスフォード留学紀。大学在学中の単位交換留学だけでなく、ちゃんと(?)大学院にも行き、博士号を取得されている。
    寮生活のあれこれや、研究の内容など、雑誌に連載していたものをまとめた本で、とても読みやすいし、内容も興味深い。
    日本での生活との違いにも時々触れられているけど、むしろ日本での部分の方が、庶民には目新しく、へー、皇族ってそうなんだ、と思うことしきり。
    学位取得時の、苦労を話さなかったのだから、判ってもらえなかったのは当然だっと、自分の説明責任の問題だ、という気付きは、なかなか考えさせられた。

    本筋とは離れる部分で印象的だったこと。
    皇族の中に「女王」という地

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    2023年05月24日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    池田理代子さん、平田さん、大隅先生のパートが良かった。

    池田理代子は成功した漫画家の地位を捨てて47歳で音楽家を目指し大学に入りなおしたことで有名だが、"私にとって一番怖い後悔は、あの時やろうと思えばできたのにどうしてやらなかったのかというものです。"というところに共感した。やって失敗したらしょうがないがそもそもやらなかったことは非常に引きずるものである。

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    2022年11月27日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    池田理代子、平田オリザ、彬子女王、大隈良典の四氏が自分の挑戦・取り組みを語るもの。想像していたより面白い、いい本だった。それはたぶん、この本のために編まれたものではなく、研究者であり歌人でもある永田和宏氏の主導のもと京都産業大で開いた「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」という講座の記録だからだろう。この講座、演者の講演の後に演者と永田氏との対談があり、本書もその流れで編まれることでいい効果を出している。対談で永田氏がうまく演者の魅力やポイントを明らかにしてくれている。
    四氏に総じて感じられるのは、面白そうだと思ったことに飛び込んできたこと。岐路で必要な力はあくまでシンプルで、思

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    2019年05月04日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    ネタバレ

    京都産業大学の教授、そして歌人である永田和弘名誉教授がオファーした、大学での講演・対談シリーズ 第2弾。前作も興味深く、そして 天才と言われるまでに至った人達の苦しみ・挫折・努力・そして今を人間味豊かに語っていて、大変面白かったので、続編も手に取ってみた。
    前作は山中伸弥教授や羽生棋士、是枝監督などそうそうたるメンバーで、(今回はどうかしら???)と少し思ったのだが・・・・・面白かった。

    「ベルサイユのばら」の漫画家 池田理代子さんは「オルフェウスの窓」を描いて人気絶頂の時に 音大受験して声楽家になっていた。

    今回一番(凄い!!)と思ったのが 劇作家の平田オリザ氏
    『現代社会で「コミュニケ

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    2018年09月22日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    ネタバレ

    とても素敵な本だった。
    留学中は護衛の方はどうしているのかという疑問もとけたし、イギリスでの暮らしぶりも研究の頑張りも、ユーモアを含んだ文章で、楽しく読んだ。
    父宮様のお褒めの言葉をお受け取りになる場面、特別寄稿には涙が滲んだ。
    お忙しいとは思うけれど、もっと彬子女王の文章に触れたくなった。

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    2017年02月14日