彬子女王のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
彬子女王さまの留学エッセイが面白かったので、さらに別のエッセイも読んでみました。
「京都ものがたりの道」
オックスフォードから日本に戻って、その後どうされたのか、ということが書いてあるのかなー?と思って手に取ったのですが、キャリア的な話ではなく、京都の街のエッセイでした。
京都の街の「道」にスポットを当てて、取り上げた「道」にまつわる思い出とか発見など。「道のものがたり」ではなく「ものがたりの道」というタイトルなのは、何か深い意味があるのかな?
京都には何度か行ったことがあるけれど、あまり「観光」という目で見たことはなかったし、長期間滞在するということもなかったので、「住んで、歩いて、見て、感じた」という視点がとても新鮮だったし、うらやましくもありました。
オーバーツーリズム気味の京都に、今はちょっといく勇気はないけれど、いつか街が落ち着くことがあったら、この本のようにふらふらと京都の街を歩いてみたいなーなんて思いながら読みました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ※京都在住、京都産業大勤務 京都府警が常に帯同
寺町通
東側に寺院を集め防衛に
梨木神社 京の三名水「染井」 向かいに蘆山寺 紫式部屋敷跡、新島襄 旧邸
六角通
六角堂 平安遷都前に創建 聖徳太子像 生け花発祥の地 池坊 へそ石
今出川通
パンの都市別消費ランキング 1位 京都市 夏は売り上げが落ちる
北大路
東大路 西大路 九条通りまでの範囲が「京都」? 平野神社 桜の名所
二条通
薬屋 軟膏 薬祖神祠 日中ギリシャの神が合祀 薬=草で治療する
愛宕神社の参道
7/31夜から8/1の朝にかけてお参りで 千日分のご利益 4キロの登山道
三条通
近代建築 文椿ビルヂング みずほ銀行京都中央支店 中京郵便局 京都文化博物館
堀川通
銀杏の名所 堀川せせらぎ公園
錦小路通
錦市場 創設400年 京の台所
白川通
吉田神社の節分祭り 800店の露店 当日 火炉祭のお炊き 前日 追儺式
詩仙堂 日本初のししおどし 南禅寺 湯豆腐 -
Posted by ブクログ
日本美といっても、こんなにも沢山あったのかと、驚きがありました。
宝石箱のような内容で、一つひとつを作る職人さんの思いや、職人さんとの出会いを大切にする彬子女王の思い。
端から端まで読むのは大変。
それくらい内容が濃く、知らないことばかりで、無知な自分には難しいと感じる箇所も。
でも、この本を通して、いかに自分が失われていくものについて無頓着だったか、よくわかった。
このまま消えていくものもあるかもしれないが、そこに心を砕く人々がいることが、とても尊いことだと思う。
ふとした出会いから、それを継承しようと決意した人も…。
とりあえずは一通り読み終えたのだけど、もう少し知りたいなという思いも湧き起こり、この本を手掛かりに、私も自分なりの日本美のこころを探す旅をしてみたくなった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんかやたらと売れているので読んでみる
おもしろかった
彬子女王って誰って感じで、正直顔もわかんないんだけど
日本の皇族ってあんま身近じゃない感じだけど
読むと当たり前だけど普通の人間なんだよなーっと思う
語り口は落ち着いていてとても読みやすい。
とてもたくさんの人と交流されていてすごいなーーっと
素直に思った。
学ぶということに真摯なのは皇室の方たちの性質なような気もする。
まあ、衣食住に困ることはないという上で成り立つ性質、
ともいえるのだが
とはいえ生まれを選ぶことは誰にもできないわけで
その生まれの中でどう生きるかが大事なんだろう。
その意味でこのかたは自分で自分の道を歩こうとしてらして
尊敬できる。ゆっるーーい大学で何を学んだかわかんないような大学生活を送ってしまった私にとっては実にまぶしい -
Posted by ブクログ
続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
チャレンジをテーマとして各氏の講演と主催者である永田和宏氏との対談が収められている。何者でもなかった頃の話かと言われるとそうでもない感じもするが、基本的には若者向けのメッセージになっている。学びは多いと思う。
池田理代子
漫画家を中断してまでも声楽家を目指すために47歳で音大に入り直す。やらないで後悔したくないというのがモチベーション。
平田オリザ
コミュニケーション能力について。相手のコンテクストを読み取ることができる医師を育成するために阪大は劇作家である氏を招聘した。劇の役割は解答を与えることではなく議論を喚起するものであるという意見も興味深い。やや説教臭い感じはある。
彬子女王
面白そうがモチベーションとなって「石橋を適当にたたいて」周りを巻き込みながら挑戦してしまう勢いがある。オックスフォード留学での経験が自身を大きく変えた。
大隅良典
オートファジー(自食)の仕組みを解明したことによりノーベル賞を受賞した。冒頭に若者へのメッセージをまとめているので分かりやすい。
1. 長い人類の歴史の中で自分の生きている時代を考えよう
2. 自然と親しみ、小さな発見を大切にしよう
3. 権威や常識に囚われず、自分の興味、抱いた疑問を大切にしよう
4. 情報にながされず自分の眼で確かめよう
5. 最初の疑問に繰り返し立ち返ろう
6. 人と違うことを恐れずに、自分の道を見極めよう
7. はやりを追うことはやめよう
8. 役に立つこととはなにか、長い目線で考えよう
9. 自分の理解者をつくろう -
Posted by ブクログ
女性皇族として初めて海外で博士号を取得した彬子女王。
皇族としての生活や側衛さんの話、留学先の交流や生活の話も興味深かったが、「十九世紀末から二十世紀にかけて、西洋人が日本美術をどのようにみていたかを、大英博物館所蔵の日本美術コレクションを中心に明らかにする」という研究が非常に面白かった。
伊藤若冲ブームの火付け役がアメリカのコレクターということも知らなったし、その鑑賞方法も面白い。
「海外の絵はずっと掛けておくが、日本の絵や書は季節によって変える」など、言われてみて改めて気づくことも多かった。
研究することの素晴らしさを教えていただいた。