彬子女王のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
彬子女王の著書として読んだ本としては2冊目。
前回読んだ、「赤と青のガウン」で、すっかり気になる方となった。
今回も読んで満足。
知ることのない皇族の方のしきたりや考え、言葉遣いに触れられ、且つ彬子様のご専門の日本文化に関わる食べ物だったり、お祭り・儀式も興味深い。
新嘗祭。男性皇族しか参加できないのか…と言えども御夜長という祭りを女性皇族は務めているなかと、知らなかったことばかり。新嘗祭も明治維新で日付が固定されたけれど、それまでは陰暦11月の2度目の卯の日だったとか。明治維新は、ことごとく陰暦に基づく日本文化を軽視し、破壊的な文化革命であったなと思う。
お米にかかる記述が多く、とても -
Posted by ブクログ
日本文化の研究者でもある彬子女王の連載記事をまとめた一冊。
前半は、1つ1つの芸術品や伝統芸などにフォーカスを当てて、歴史背景や日本人ないし世界の人々にどう愛しまれて来たのか、関連するエピソードや彬子女王の洞察も入りながらまとめられたエッセイ30編で構成される「日本美のこころ」。後半は、伝承が危機に瀕する伝統技術の最後の継承者の方々に彬子女王自身が取材して、それぞれの手仕事の美や素敵な生き様をまとめたエッセイ30編の「最後の職人ものがたり」。
前半のパートが特に面白かった。まず、まだ知り得ない日本文化の奥深さや魅力の幅広さに圧倒された。30編しかないけど自分には致死量級だった。過去こんなに日 -
Posted by ブクログ
『日本美のこころ』と『最後の職人ものがたり』が一冊になった文庫版。
日本人なのに、そしていい歳なのに知らなかった事ばかりである。
唯一知っていたのは、テレビ番組で見たことのある、金平糖専門店だった。
まず、ボンボニエールの形は、丸い陶器に蓋がついたもの、と思いこんでいたが、その多様なデザインにびっくり
盆栽は、「生きているから完成しない」芸術。一つの鉢の中に生と死が共存する。言われてみればそのとおり
最後の職人さんたちの物語は、更に、今知っておけて良かったと思う。
また「言われてみれば」になるけれど、貴重な文化財を残しておくためには、そういうものも作っている人がいるのか。そしていなくなってし