彬子女王のレビュー一覧
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彬子女王は、突如として現れた、皇族のエッセイ担当で研究職担当で、かつお笑い担当だと僕は思っている。まわりの茶化してくれる友人にも恵まれている。
お茶会で名前と日付を書くのに四と書こうとして「皿」と書いてしまい、それを友人にずっといじられていたり。和菓子を買いに歩いて小一時間、お店で財布持ってきてないことに気がついたり。そのお店の人がのちに彬子女王のことを知ってしまい、「こ、皇族の方?」と緊張が走ったり。
小さくて、もっというとちんちくりんで、高貴な方という雰囲気よりも、熱心で真面目で食いしん坊な人ってことで、心を鷲掴みされる。
皇族の方皆さんそうだと思うけれど、自分が恵まれていて、不自由なく生 -
Posted by ブクログ
イギリス留学記を拝読し、そのお人柄に触れられるエッセイが読めて嬉しい。
日本の文化や美術に造詣の深い彬子女王。その日常は、微笑ましく親しみを感じるものでした。
…とは言っても皇族でいらっしゃるので、参加した祭事のエピソードは唯一無二の体験だし、側衛さん(皇宮警察の護衛官)とのエピソードも彬子様ならでは。
あちらこちらで、側衛さんと良い関係性なのが伝わってくる。測衛さんの仕事に対する思いにもグッときました。そして彬子様がお好きなことや、教え子とのエピソードには心温まりました。
軽やかに読めるのに、文章やその内容から気品と知性を感じます。日本文化への深い愛情を感じながら、知らなかった日本の文化 -
Posted by ブクログ
『日本美のこころ』と『最後の職人ものがたり』が一冊になった文庫版。
日本人なのに、そしていい歳なのに知らなかった事ばかりである。
唯一知っていたのは、テレビ番組で見たことのある、金平糖専門店だった。
まず、ボンボニエールの形は、丸い陶器に蓋がついたもの、と思いこんでいたが、その多様なデザインにびっくり
盆栽は、「生きているから完成しない」芸術。一つの鉢の中に生と死が共存する。言われてみればそのとおり
最後の職人さんたちの物語は、更に、今知っておけて良かったと思う。
また「言われてみれば」になるけれど、貴重な文化財を残しておくためには、そういうものも作っている人がいるのか。そしていなくなってし -
Posted by ブクログ
「京都ものがたりの道」を読んでから、
彬子女王著書の書籍が気になっており(とりこ、ですね)、「飼い犬に腹を噛まれる」なんてタイトル書籍を見つけた時には、
「絶対面白いやつ」と思ったわけです。
皇族ってこんな生活をしている、とか、意外と普通な暮らしをされている、とか、そうでないとか
(常に側衛や警察官がいることは、一般的ではないから)、そういうことも含めて、割とオープンにされているように思い、私たちの知りたいことを十分に満たしてくれる本だったりもします。
そして、意外と普通の女性。とても努力されている女性。皇族だからこそ、日本や世界の安寧を常に願って、行動されているスーパーウーマン、とか。
この -
Posted by ブクログ
女性皇族初となる博士号を取得された彬子女王のオックスフォード大学留学記である。
人生初の”一人で街歩き”は日本ではなく英国だったということから始まって、彬子さまのてんやわんやな留学生活がつづられている。
そもそも、皇族の方々の暮らしを知らない私は、へ~そうなんだ~という興味津々な気持ちがいっぱいになって、どんどん先へ先へと読みふけってしまった。
いやあ、しかし、博士号を取るのって、大変なんだねえ。
母国語で書くのだって大変なのに、何百枚も英語で論文なんて、考えられない。
彬子さまの英語力がどのくらいだったのかはわからないが、ご本人曰く「最初の留学の時には学友の会話が聞き取れなくて、ひとりぼっ