彬子女王のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
皇族の子女が留学で初めての自由な生活を楽しみ、軽妙な語り口で綴られたエッセイかと思っていたが、予想に反してとても濃密で、苦楽の思い出が詰まった留学記だった。
オックスフォード大学へ留学するというだけで雲の上の出来事のように思えるが、そこで博士号を取得するというのだから、その苦労は計り知れない。だが本書を読んでいると、博士号取得の前に立ちはだかる数々の壁、そしてそこに挑戦する人の孤独や苦労が痛いほど伝わってくる。そりゃストレス性胃腸炎にもなるし、教授の前で号泣してしまうこともあるだろう。
5年の歳月をかけて博士号取得に挑戦するというのは、ただ「研究が好き」というだけでは成し得ないだろう。父の -
Posted by ブクログ
皇族の方の留学、博士号の取得と聞いて、守られた恵まれた環境の中でのことだろうと勝手に想像していました。
エリザベス女王にお会いしたり、恵まれた人脈はあったりするものの、彬子女王が時に孤独や焦りと闘いながら博士論文を一生懸命書き上げるお姿に驚きと感動を覚えました。
母国語ではない言語で博士論文を完成させるのは並大抵のことではないのですね。
江戸時代の美術品は当時どう鑑賞されていたのか、については目からウロコでした。今までの美術館での鑑賞を思い返してみると、薄暗かったイメージばかりが思い出されます。劣化するから当然なのですが、ここに自然光が射しこんでいたらどうなるのだろうと思うとワクワクしました -
Posted by ブクログ
日時に起こるささいなことのエッセイである。
読んでいても気取らないユーモアあふれる人柄がよくわかる。
気持ちを温かくしてくれるエッセイとほしよりこさんの挿絵が、ぴったりと合っていて気持ちも心も笑顔になる。
47のエッセイのちょこっとを抜粋すると
*それは「皿」から始まったにこんなに続くの〜って思わずクスッとしてしまった。
*四国の香川県出身の私は、「離合」って知らなかった。
*京都の好きな三代祭を聞かれたら、「御手洗祭、祇園祭、上賀茂神社の夏越大祓式」らしい。
*ニッポンのお菓子の幼稚園の和菓子学習で、乳製品や卵、小麦粉などを使用せずに作れる和菓子は、アレルギーの子どもたちもお友達