彬子女王のレビュー一覧

  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    宮家の女子、彬子女王のオックスフォード留学紀。大学在学中の単位交換留学だけでなく、ちゃんと(?)大学院にも行き、博士号を取得されている。
    寮生活のあれこれや、研究の内容など、雑誌に連載していたものをまとめた本で、とても読みやすいし、内容も興味深い。
    日本での生活との違いにも時々触れられているけど、む...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    めっちゃ読みやすかった。留学って本来こうだよなあ、と。(したことないけど)もっと身分の高い2人の姫はこんな努力してなさそう!
    皇族だから仕方ないのかもしれないけど父親への敬語の文章って違和感あるな。それからお母さまと仲良くしてほしい。今の天皇陛下が出てきたところも良かったな。
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    池田理代子さん、平田さん、大隅先生のパートが良かった。

    池田理代子は成功した漫画家の地位を捨てて47歳で音楽家を目指し大学に入りなおしたことで有名だが、"私にとって一番怖い後悔は、あの時やろうと思えばできたのにどうしてやらなかったのかというものです。"というところに共感した。やって失敗したらしょう...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    是枝監督のファンなので読みました。
    天才5人がみんなと同じ人間だということを実感してもらうための書籍とのことでしたが、やはり5人とも若くから頭角を現しているように思う。

    以下、備忘録。
    山中伸弥
    ・iPS細胞のiはiPhoneをパクって小文字にした
    ・アメリカではみんな「素晴らしい研究だから頑...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    二十代。何をやったら正解というものはない。でも何もしないのだけはやめてほしい。どんなことでもいいから、何かに夢中になっていたら、自分の成長につながっていく。なんでもいいんだ。


    一つでもいいけど、もう一つ何か力を尽くしてるものがあると、one of them で楽になれるかも。

    自分にしかでき...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    立花隆『青春漂流』『二十歳のころ』にしろ、仮に美化されたものだとしても、誰かが己の青年期を回顧し、そこから人生訓を抽象化してくれるなら耳を傾けない手はない。そもそも正解がなく、比べられない人生。与えられるのではなく、掴み取ること。
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    どの人もさすが第一線で活躍されている方。こんな風に歳をとりたい。

    山中伸弥…20代はなんでもいいから失敗してでも打ち込めるものを見つけて貰いたい。それと体力は裏切らない。

    羽生善治…失敗を挽回できないほど重ねないこと。ミスを重ねないためには「その時点から見る」という視点が大事。「次の一手から始ま...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    彬子女王殿下のオックスフォード留学記。

    オックスフォード大学マートン・コレッジでの留学生活について、留学までの経緯、寮生活、勉強、旅、出会いなどのことが書かれている。孤独を感じたり、悩んだり、息抜きしたり、どんな思いでその時々を過ごされていたのかが生き生きと書かれている。博士号取得までの道のりは、...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    京都産業大学での講演・対談シリーズ「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば何かが始まる!」の書籍化。
    登場人物は、iPS細胞でノーベル賞を受賞された山中伸弥先生、将棋の羽生善治さん、映画監督の是枝裕和さん、京大の山際壽一総長という錚々たるメンバー。聞き手が科学者で、かつ、歌人の永田和宏という素晴らしいメン...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
     4人のスーパーリーダーが短い講演をして、そのあとそれぞれ永田和宏(生物学者、歌人)と対談するスタイルである。
     僕は傷が後を引くので、あまり積極的でなかった。傷が少なければリスクを取る事、機会を掴む事(オファーを受ける事など)を、心掛けたいと思う。
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    京大名誉教授でありかつ詩人の永田和宏氏と山中伸弥氏、羽生善治氏、是枝裕和氏、山極壽一氏という超一流の人たちの講演とその後の永田さんとの対談を収録したのが本書である。

    山中さんとの対談では、大学はそれまでと違い答えがある問題の正解を探すのではなく、誰も答えを知らない、もしくは答えがあるかどうかもわか...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    山中伸弥:受精後、最初の1週間ぐらいは、受精卵はお母さんの子宮の中でプカプカと浮いていて、1週間位して子宮の壁に潜り込んで妊娠が成立します
    羽生善治:挑戦と言うと、何か大きな目標に向かっていくことを想像しがちですが、毎日の生活の中で何かを選択したり、新しい知識を得ようとすることも、小さな挑戦の積み重...続きを読む
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    池田理代子、平田オリザ、彬子女王、大隈良典の四氏が自分の挑戦・取り組みを語るもの。想像していたより面白い、いい本だった。それはたぶん、この本のために編まれたものではなく、研究者であり歌人でもある永田和宏氏の主導のもと京都産業大で開いた「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」という講座の記...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    山中伸弥、是枝宏和、羽生善治、京大総長山極壽一の若き日の話。みんな相当な失敗と努力を重ねたのだろうが、やはり栴檀は双葉より芳しじゃないか。山極氏の話はゴリラは面白かった。
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    京都産業大学の教授、そして歌人である永田和弘名誉教授がオファーした、大学での講演・対談シリーズ 第2弾。前作も興味深く、そして 天才と言われるまでに至った人達の苦しみ・挫折・努力・そして今を人間味豊かに語っていて、大変面白かったので、続編も手に取ってみた。
    前作は山中伸弥教授や羽生棋士、是枝監督など...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    タイトルが興味を引いた1冊
    本当に凄い人たちが、目標を見つけたり、挫折したり
    若い頃の初々しくておもしろい話しが講演と対談と言う形で描かれている。

    また 登場する人たちがIPS細胞の山中伸弥さんや、将棋の羽生善治さん、
    その時はまだカンヌ映画祭のパルムドールは受賞していないけれど、ドキュメンタリー...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    羽生さん目当てで読んだけれど、山極さんのゴリラの話が素敵

    考え続けること、取り組み続けることでしか、どこかにたどり着く方法はないんだと改めて思える

    もう大人になりきった私は、何者かになれたんだろうか、そしてまだどこかに行けるんだろうか
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    山極先生のパート、最初はもう読み飛ばしてしまおうかと(失礼・・)と思っていたけど、読み始めると面白く一気に読み終えてしまった。霊長類を研究することによって人間の本性を調査していく・・人間と霊長類の差って何なんだろう。同時期にalpha maleに関するTEDのプレゼンを見たりしたこともあり、人間の社...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    山中さんと羽生さんの部分を読んだ。本のテーマとしては、この人たちも同じ人間なんだ、と親近感を持ってもらうところに目標があったようで、確かに、山中さんは偉人伝を読んだ時のような別次元感はなく、自分も、、、という気持ちになったが、羽生さんはやっぱり異次元だった。

    両者とも、それぞれの専門領域で見つけた...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    企画意図としては、それぞれの世界において凄まじい業績を残した人も若い頃は「何者でもなかった時代があるんだよ」という話伝える・・・ことなんだろうけど、通して読んでみると逆にみな「何者でもなかった時代から、何者かになるための条件」みたいなものをもっているんだな・・・ということを感じてしまい逆にやる気がな...続きを読む