彬子女王のレビュー一覧
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彬子女王の美しい日本語、本当面白い。
朝日新聞、京都府新聞に寄稿したエッセイをまとめた一冊
クスッと笑えて、学びも多く、女王の研究気質も現れた誠実な一冊。とても良き
タイトルは気を衒ったものではなく事実、笑
飼い犬の左馬助さまのすけが、子犬を抱く彬子女王に嫉妬してガブっと。山陰芝犬という種類らしく、毛の生え変わる時期に羊の様になる!
彬子の字は、『論語』の「文質彬彬として然る後に君子なり」から取られたもので、内容である実質と外面である文飾とが、ほどよく調和がとれて初めて君子といえる、という意味である。お印に木偏は使えなかったけれど名前に使え、その上、三笠宮殿下のお印である杉が彬の字に入 -
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京都好きにはたまらない!
カバンにぽいっと入れて街散歩してくださる方が増えるといいなぁ〜と彬子女王
まさにたまに開きながらそれぞれの通りを歩きたい
「京の三名水」と言われる染井、佐女牛井さめがい、
縣井あがたい、唯一現存の染井が境内にあるのが梨木神社
祇園祭というと、毎年7月17日に行われる山鉾巡行を思い浮かべるようだ。でも、祇園祭は7月1日の吉符入から、31日の疫神社夏越祭えきじんじゃなごしさい
で幕を閉じるまで、さまざまな神事や行事が1ヵ月に互って繰り広げられ長いお祭りである。
古くは「祇園御霊会」ごりょうえと言われ、平安京をはじめ日本各地に疫病が流行した貞観11(869)年に、神 -
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いや〜面白い。彬子女王殿下が大学で講義した内容を、本として整えた一冊。
大英博物館の日本コレクション、法隆寺金堂壁画、神道と日本文化、皇室の装束などテーマがまた最高。まだまだ知らない日本の伝統と文化を彬子女王殿下にはいつも教えてもらっている。
『どんな伝統品もできたときは尖った現代アート』と言う視点にはハッとさせられた。確かに、尖って目立って認められて、市民権を獲得した頃にスタンダードになり、月日が流れてもなお愛されて伝統になっている。残っているものや環境には物語があり、愛された証がある。日本についてもっと知りたいし、もっと学びたいと毎回思わせられる。
『伝統とは残すものではなく残るもの -
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ネタバレ彬子女王のオックスフォード留学記。「皇族の留学」という華やかなイメージとは裏腹に、描かれていたのは泥臭い苦闘の日々でした。
特に印象的だったのは「チュートリアル」のエピソード。毎週英語でエッセイを書き、議論するという胃の痛くなるような過酷な日々が、日本の大学の単位に換算すると「たった4単位」にしかならないと判明した時の絶望感。報われない徒労感や苦しみに、自分と同じ地平で悩む「一人の学生」としての姿を見て強く共感しました。
一方で、イギリス特有の「食器の泡をすすがない」文化のため、洗剤の油が浮いた紅茶を恐る恐る飲むエピソードなど、ユーモアのある人間味あふれる文章も魅力的です。
また、 -
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博識な方なのに、気さくでお茶目なお人柄の彬子女王のエッセイ。楽しく読めて癒されました。ほしよりこさんのイラストもほっこり、いい感じでした。
飼い犬とのやり取りや側衛さんとのやり取りなど、とてもほほえましかったです。「暦とともに生きる」皇室の行事や歴史の奥深さも覗くことができました。
他の著書と同様に、知らないことをきちんと知ろうとする姿勢にとても好感がもてました。彬子女王の文章を読むと、読者の私も知らないことの多さに気づかされます。
「楽しいことが好きで、おいしいものが好きで、旅が好きで、人が好きな方」である彬子さまの「小さな幸せ事件簿」でした。
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ずっと読みたかった本。期待通り、期待以上に面白くて素晴らしい内容だった。
プリンセスがジーンズとセーター姿で野菜炒めや納豆ご飯を食べているなど、想像できますか!? オックスフォードでのそんな暮らしぶり、交友関係、お人柄の良さ(そこかしこにお育ちの良さがにじみ出る)、ご研究内容(日本美術)や人間としてのご苦労や努力--に読者は惹きつけられるのだろう。それでこそのベストセラー。納得。
p102 「ジェシカからされたある質問に私は答えることができなかった。その質問とは、「浮世絵はどのようにみる(鑑賞する)ものなのか」である。当時はスコットランド史を専攻していた私。江戸時代の人が浮世絵をどのように鑑賞