彬子女王のレビュー一覧

  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    336ページの中段は、ゴールを目指して一緒に体験を重ねていたんだと気づいた瞬間だった、著者のさまざまな思いを共有して、自分の体験もオーバーラップして、共振していた、穏やかな根底に瑞々しい現実が流れていた、著者の実体験、心情の近くに寄り添えてシンプルにとても楽しかった。読み終えた本、著者の気品に浸りな...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    珠玉の留学期。皇室という点も興味を引かれるが、留学先であるオックスフォードの空気感、そこでの人々との交流の瑞々しさ、学問の厳しさなどが、ユーモラスに描かれている。
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    皇族で寛仁親王殿下の第一女子である彬子女王が、二度にわたりオックスフォード大学に留学されたときの体験を綴られたもの。
    厳しい指導教官のもとで日本美術についての博士論文を書き上げるまでの過酷な生活と、ご友人たちとの穏やかな生活や少しドタバタして笑いのある生活のコントラストが鮮やかで、読んでいて楽しい。...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    SNSで話題になっていたので購入。
    誠実な一冊、という感じ。
    その本どうだった?と聞かれたら、読めって答える。
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    Xで話題になっていたので購入。
    彬子女王の留学記。軽快な筆致に引き込まれるのと同時に美術についても興味を引き起こさせる内容だった。また博士論文についての大変さについても分かりやすかった。
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
     このエッセイは,皇族である著者が,オックスフォード大学に学士~博士課程学生として留学した時の経験をまとめたものである.
     最初は,皇族の方の留学記という物珍しさからこの本に興味を持った.実際,その特殊な立場ならではでのエピソードもふんだんに盛り込まれている.けれども,読み進めていくうちに一人の人間...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    英国の名門オックスフォード大学へ留学し、女性皇族として初めて博士号を取得された彬子女王殿下。5年間におよぶ思い出と学びが詰まった留学記は、もちろん皇族であられる特別な方の特殊な体験(エリザベス女王とのお茶会など)もさることながら、誰もが直面する困難や語学の壁にぶつかる話なども赤裸々に、そしてユーモア...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    X(旧Twitter)でバズったことによって文庫化されたことで話題です。髭の殿下で有名な三笠宮寬仁殿下の長女彬子女王殿下がオックスフォード大学に留学して博士号を取得するまでの間のことを思い出として綴った書です。皇室とかオックスフォード大学はあまりご縁の無いところですが、上品なユーモアをちりばめたとて...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    留学に行っている間、公務ができなかったから、国民の皆さまへの最終報告書として取りまとめられた留学の記録
    皇族の方のプライベートな側面が見られることも面白かったし、日本の芸術作品を研究してくれる外国の方がこんなにたくさんいるんだな、と誇らしい気持ちにも。

    現在品薄になっていますが、4月中旬以降に重版...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    「髭の殿下」のご長女、彬子様の留学記。
    以前、彬子様の京都のエッセイを読んで、とても読みやすく、優しく、現地を想像できる文体にとても惹かれたので、この本をずっと読みたかった。

    今回は、オックスフォードでの留学。
    一人の女の子が一生懸命に研究をされ、英語に苦労し、時には旅先で迷子になりそうになりなが...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    彬子女王がオックスフォードで博士号を取るまでの留学記。なぜ外交旅券である茶色のパスポートを持っているのか?と税関職員に聞かれて「プリンセスだから?」と答えるなど、凄すぎて笑えてしまう独特なエピソードが多々あります。
    博士号を取るなんて筆舌に尽くし難い大変さだと思うのですが、その大変ささえ面白く書いて...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    最初は皇族の女性が留学したエッセイということで、プリンセス街へ出る的な興味で読んだのだけど、父である親王から託された想いと絆だったり、オックスフォード大学や英国の生活の実態だったり、博士号を取るというのがどんなに大変かということだったり、それを飾らない言葉でユーモアを交えて書いておられてとても良かっ...続きを読む
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記
    Twitterでおすすめが流れてきて、読んだ本。
    声を出して笑い、そして、泣いた。

    彬子女王のオックスフォード留学記。
    英国の大学院生・研究者の生活、文化を知る面白い体験記で、かつ、プリンセスらしいエピソードが散りばめられるのもまた非現実味で面白い。
    側衛や侍女の話はまさにプリンセス。侍女の届け物...続きを読む
  • ひげの殿下日記 ~The Diary of the Bearded Prince~
    寛仁親王殿下が、会長をされていた福祉団体「柏朋会」の会報に毎号寄せられていたコラムをまとめたもの。寛仁親王殿下が普段どのようなことを考え、行動されていたかが理解できる。国家への想いは深く、病気と闘いながらも常に前向きに活動されているお姿に感銘を受けた。障碍者も自分の力で立とうとする姿勢が大事であって...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    山中教授の話は、あの山中先生でも⁉️と勇気付けられる思い出話
    羽生さんの話は、もっと具体的な、こうした方が良いが書かれていて参考になった
    是枝監督の話は、自分は絶対に監督になると思っていたのがすごいなと思った
    感想を読んでいると山極先生の話が良かったという方が多かったが私にはあまりピンとこなかった。...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    (備忘録なので大したことは書いていません)
    18冊しかない寂しい本棚に、今回はいい本が追加できそうだ。いつ買ったのか、どこで見つけたのか分からないが、最後の人以外を読んでいて放置していたのを思い出して、最後の人を読んだあと、もう1回始めから読み見返す気になった。何かしら教訓もあったかと思うが、基本的...続きを読む
  • 京都 ものがたりの道
    皇族であることを受け入れ、自然体に生きる女王様の京都エッセイ。護衛官込みの様々な出会いがよいスパイスになりつつ、京都の街並みの魅力を知ることができる。
  • 京都 ものがたりの道
    皇族であることを受け入れ、自然体に生きる女王様の京都エッセイ。護衛官込みの様々な出会いがよいスパイスになりつつ、京都の街並みの魅力を知ることができる。
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    先に読んだ続編もそうそうたる人たちだったけど、本書はそれを上回るような山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一というすごい面々。ま、男性ばかりという点では、女性と男性が2人ずつだった続編のほうがバランス的にいいけどね。
    もともとは永田和宏さんが教鞭をとる京都産業大学で学生向けに開いた講演会を本にしたも...続きを読む
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
    タイトル通りの本。
    本書の目的も「はじめに」で永田氏が言われている通り。
    分かりやすいし、面白かった。
    続編もあるので、読みたい。