彬子女王のレビュー一覧
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ネタバレイギリス生活もさることながら、皇族のルールや生活をユーモラスに書かれていて純粋に面白かった。
個人的にへぇ〜と思ったこと
・側衛は女王をオックスフォード寮に送り届けたら次の日の便で日本に帰らなければいけない
英国らしさを味わう目的でフィッシュ&チップスを食べて帰るというのが切ない
・皇族は「日本国民」ではないためパスポートが「外交旅券」と書いてある茶色のパスポート
・伊勢神宮に参拝するときは長服も帽子も靴もハンドバッグも清浄な新しいものでなければいけない
賢所に参拝するだけではなく、神宮・明治・大正・小話天皇陵と皇后陵に報告のために参拝するというのも驚きだ。
・英国でもタイ料理とインド -
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同年代の、日本のプリンセスのオックスフォード滞在記があるということを、彬子さまのオールナイトニッポンをたまたま聴く機会があって知りました。そのオールナイトニッポンも、とてもとても楽しく拝聴して、彬子さまって素敵な人だなぁという印象がありました(お酒の入ったアイスをひとくち食べて酔っ払い、側衛を困らせたエピソードがめちゃ好きです)。そしてこの留学奮闘記ですが、「女王」「英国」「美術」「留学」という、全く自分に1ミクロンもかすってない世界の話なのに、とてもわかりやすく面白く書かれていて、夢中になって読んでしまいました。英国での奮闘、女性皇族初の博士号取得、英国での生活のエピソードの数々も、知らなか
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異国での体験記にとてもわくわくした。
博士号取得までの険しい道のりを、人との出会いや繋がりによって乗り越えられてきたことを感じた。
周囲の方々も、学者や人としてすごい方ばかりだけど、そんな方々を引き寄せたり巻き込んだりできるのは、彬子さまが魅力的だからだと思った。
日本とは違う環境で研究に向き合い、論文を書き上げることの大変さをひしひしと感じたけれど、その中でも思い切り真剣に研究に向き合い、オックスフォードならではの学生生活を経験され、色々な方とのご縁の中で過ごされてきた刺激的な経験を羨ましくも感じた。
この本を読んで、真剣に物事向き合うことは素敵だと思ったし(年を重ねるに連れてできな -
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念願だった彬子女王殿下の留学記をようやく読み終えました。
博士号取得までの長い道のりを、ほんとうに頑張って歩まれたのだと実感。
そして、この本が初めてのエッセイの出版だと思うのですが、初めてとは思えない完成度にびっくりです。
とても読みやすい落ち着いた文体で、しかも全体が微笑んでいるようなユーモアに溢れている。
いつも一緒にいて守ってくれた側衛さんと離れて、一生懸命勉強していったつもりの英語も実用では通じず、と言った心細い始まりから、先輩たちや友人に支えられて、徐々に同じ分野の研究を進める人たちとの交流を深めていく。
個性的な指導教授に恵まれ、どんどん研究の深みにハマり・・・
この頃はまだ旅 -
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彬子女王が「和楽」という月刊誌に掲載されているものをまとめたもの。前半は主に大英博物館における日本美術史の構築についてまとめられたもの。後半はエッセイといった形で、ご自身の性格や考え方、心斿社のこと、英国での暮らし、皇室のこと、行事、衣装、茶器、三笠宮家の人々などさまざまなことについて考察されている。
彬子女王は日本美術史について博士論文をまとめられた際に大英博物館にお勤めであり、最初の方の法隆寺金堂壁画の写しの再発見や、どのような経緯で収納されたのかなどの話は興味深い。
写真もふんだんに載せられており、見ているだけでも楽しい。
心斿社のYouTube登録しました!! -
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京都好きにはたまらない!
カバンにぽいっと入れて街散歩してくださる方が増えるといいなぁ〜と彬子女王
まさにたまに開きながらそれぞれの通りを歩きたい
「京の三名水」と言われる染井、佐女牛井さめがい、
縣井あがたい、唯一現存の染井が境内にあるのが梨木神社
祇園祭というと、毎年7月17日に行われる山鉾巡行を思い浮かべるようだ。でも、祇園祭は7月1日の吉符入から、31日の疫神社夏越祭えきじんじゃなごしさい
で幕を閉じるまで、さまざまな神事や行事が1ヵ月に互って繰り広げられ長いお祭りである。
古くは「祇園御霊会」ごりょうえと言われ、平安京をはじめ日本各地に疫病が流行した貞観11(869)年に、神 -
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いや〜面白い。彬子女王殿下が大学で講義した内容を、本として整えた一冊。
大英博物館の日本コレクション、法隆寺金堂壁画、神道と日本文化、皇室の装束などテーマがまた最高。まだまだ知らない日本の伝統と文化を彬子女王殿下にはいつも教えてもらっている。
『どんな伝統品もできたときは尖った現代アート』と言う視点にはハッとさせられた。確かに、尖って目立って認められて、市民権を獲得した頃にスタンダードになり、月日が流れてもなお愛されて伝統になっている。残っているものや環境には物語があり、愛された証がある。日本についてもっと知りたいし、もっと学びたいと毎回思わせられる。
『伝統とは残すものではなく残るもの