香月美夜のレビュー一覧
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中高生のビブリオバトルで紹介された作品です。
あまり最近のライトノベルスは読んでいなかったのですが、転生モノとはいえ、バトルシーンもなく、(無駄な)ハーレム要素もなく、地に足のついたストーリー展開だったように思います。
本が好きな主人公が、本という文化の無い異世界に転生したことで、「本がないなら自分で作る」という固い決意のもと奮闘する(しかし年齢的・体力的な制約もあって思うようには進まない)という設定は、読書が好きな人たちにとっては魅力的だと思います。
本を書くための媒体を作ろうとする際も、実際の古代文明を参考に「パピルス」や「粘土板」「木簡」などから取り掛かる辺り、まるで文明発展の歴史を見ているような感覚にもなります。
識字率が低い社会のようなので、現代の知識を持ち「読み書きそろばん」の素質のある主人公が今後どのような「下剋上」をはたしてゆくのか、続きが気になるシリーズです。 -
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ネタバレ面白かったです。商才を発揮しベンノと対等に交渉するマイン。人の使い方も上手です。
子どもとは思えないマインの博識さに変だと感じるルッツ。
「…お前、誰だよ」
とうとうルッツに訊かれてしまったマイン。事情を説明してルッツが望むなら消えてもいいと言いますが、ルッツは「オレのマインはお前でいいよ」と。くぅぅーとなってしまいましたよ(笑) ルッツ、本当にいい子だ!
そして、マインのことを周囲が怪しまないのは何故かと思ったら、突拍子もない行動をとると思われているギュンターお父さんの子だからなのですね。受け入れられているなら良かった(笑)
すぐ熱をだすマインが実は“身食い”という病気であることが分かりました。そしてその病気を治すにはとてもお金が必要だということも。
突然身食いで倒れたマイン。続きは次巻へ。 -
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ネタバレ今巻は少しうるっとしたり泣きに泣けるシーンがいつもよりありました。
(内容)
最初の(37話)にはマインを急いで迎えに来たルッツが(手の怪我を)心配して走って来るシーンで、思わず「良い子だなぁ⋯」とうるっときました。
次の(38・39話)での記憶を探る為の魔術具を使用し、麗乃時代の現代日本の映像や日本食そして麗乃の母が登場します。
マインの姿で、母に謝るシーンでの言葉ですが⋯⋯
「逆縁の親不孝でごめんなさい」そこからはもう涙涙でして⋯⋯⋯そこからは香月美夜先生(あとがき)の言葉ですが「涙なしには読めません」と言葉道理でした。
(40話)ではヨハンがあるコトを(マインとベンノに)頼みに行くのですが、(なぜか?)2人を親子と勘違いしてしまいます。そしてマインから新たな依頼をされます。
あと久々にオットー&コリンナの夫婦2人も登場します。
※最初の頃のキャラが登場すると懐かしく嬉しいですね(^_^)
※あまりネタバレし過ぎもどうかと思いココまでにします。また、理由は今巻を読めば(色々と)わかります。
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ネタバレ前巻でやり込められた、義兄ヴィルフリートの廃嫡回避のために色々と条件が出される。
再教育のためにカルタも活用されたりするが、ヴィルフリートの側近はつい忖度してしまい、発奮にならないので、マインと対戦して向上心をだしてもらうことに。
ユストクス登場。
諜報活動を趣味として、その為なら下町にその装いその言葉使いで潜り込んだり、女装もしたりする変人気質な人。
ハッセの孤児の扱いとかについて情報を得て、どう策を巡らすかマルク中心に画策してみたり。
前神殿長の倣いのまま、マインたちをもてなすハッセの町長。
昼間から酒をドドンってどんな歓待されてたのやら。
銀盃を供されて、「重っ!」ってなるのもさもありなん。こぼしそうになって、そっとフォローするフラン、ナイス。
あんまり使うと通風になりそうな気もする代物だなぁ。
前神殿長の影響がまだあるものと思って意気揚々といらんことをペラペラと喋る町長に、神官長はその場ではとりあえず堪える。
しかしながら会見場を出たとこで、マインに今後の処遇をどうするか、しっかり釘を差しておく。
マイン、ビシッと直立しつつ半泣き。
ハッセの収穫祭。
洗礼式の後、神殿長による神様についての講話が常のようなのだけども、今回はフランによる読み聞かせスタイル。
聖典を絵付きで本に仕立ててたマインの面目躍如でもある。
小神殿に戻ってからは、商人や護衛(実父のギュンターも)なども交えて食事会。
この辺りは巻末のオマケ小説でギュンターが嬉しそうに語っている。
後は収穫祭のために各町々を渡り歩くことになる。
ボルフェと言うスポーツも観戦するが、あまりの荒っぽさにマインはちと引き気味。
楽し〜と最初は思えた収穫祭だが、幾日もすると流石に宴会疲れしてくる。
少し時間をおいて休憩して、ユレーヴェと言う霊薬を作るための素材集めに出発するとこで引き。 -
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ランプレヒトはやっぱり浅はかだよなー
貴族的に実妹というローゼマインをそのままの意味で捉えているままだからな
エックハルトは元々フェルディナンド様至上主義で、実妹として振る舞えと言われているのと、自分にはできないフェルディナンド様への貢献を理解している
コルネリウスも最初は第三夫人の娘という意識はあったけど、その虚弱さ、努力家なところ、考えの危うさから親身になって接するようになった
その点、ランプレヒトはヴィルフリートの側近という環境が、ヴェローニカの常識を当たり前としているが故に、現在のエーレンフェストの実態とも乖離しているのも厄介なところですね
領主一族の会議
シャルロッテが眩しすぎるよぉ
ローゼマインの負担を減らすための提案や、結果的に余計にローゼマインの負担が増えている事への憤り
ヴィルフリートが同腹の兄弟とは思えないというのは理解できるけど、両親よりも大事に思ってないか?
まぁ、ローゼマインへの傾倒もそれはそれで危ういんですけどね
そしてメルヒオールが素直でカワイイ
フロレンツィアとしては思うところがあるようだけど、本人としては洗礼式を経たばかりなので先のことまではなかなか想定できないですよね
なので、目の前の神殿長という役割を精一杯務めるというのは読者としては納得
ヒルデブラントも幼いながらに自分の出来ることに対して前向きなのに、周囲の大人のせいでねぇ……
ライゼガングの総意
総意と言いつつ、まったく纏まってないんだよなぁ
緩くまとめるとローゼマインを次期アウブにというのはわかるけど
その中には過激派、消極派、穏健派と様々
そして、結果的には何だかんだでハルトムート無双という不本意な状況になるというね
そもそも、ローゼマインの事を理解してないよねー
まぁ、昔からライゼガングとの接触を抑えられていたという事情もあるのだけれども
ローゼマインからトゥーリへの成人のお祝いを贈るために、お守りという体裁を示唆するフェルディナンド様
遠回りだけど、これがちゃんとローゼマインを理解しているフェルディナンド様の優しさ
下町の家族との縁の重要性がなー
ミュリエラのエルヴィーラへの名捧げ
苦痛がそれほどでもなさそう
ミュリエラは2回目だからなのか、色が似ているからなのか判断がつかない
そもそも、エルヴィーラとミュリエラって色が似ているんだろうか?
適性の詳細ってどこかに載ってたっけ?
クラリッサが嫁入りの時に持参するメダル
このメダルって原本じゃないよね?
もし原本だとすると、どこのアウブも管理していない事になるし
だとすると、エーレンフェストで星結びをする時に必要なものなのだろうけど、その後はメダルはどんな挙動するのでしょうね?
嫁入りした領地に自然に登録されるとかなのかな?
それと、クラリッサの襲来はある意味で領地間の移動の脆弱性をついている
アウブの許可が出ているという情報の証左があれば、通常とは異なる状況でも無理やり通ることができる可能性がある
それも少人数だからできた事なのでしょうね
大人数の移動だったらもっとちゃんと確認されたと思うんですよね
ま、そんな強行軍もエーレンフェストの門番には止められるというあたり
これまでの出来事からセキュリティの意識が違う事が伺える
平民視点で、ダームエルが積み上げた信頼というのは大きいよな
何かあれば駆けつけてくれるお貴族様という安心感
これが後に行き先の選択の後押しになるのがよいら
トゥーリ視点の婚約
ギュンターの態度よ
まぁ、気持ちはわかるがね
こんな描写を読むと、帰郷が待ち遠しくなるー
国境門の描写と説明
国境門は春から秋にかけて開かれて、冬の間は閉ざされていた
となると、アーレンスバッハだけ開きっぱなしになったのは何故なんですかね?
他4つは閉じたままという事は、冬の間に開けられなくなった事象が起こったわけで
政変で第2王子が亡くなったタイミングがそこなのかと思うんだけど
だとするとアーレンスバッハだけ開いている状況が説明つかない
時期外れにランツェナーベを受け入れた事が前にもあったのかね?
それとも離宮関連の事情で一時的に開けたタイミングで、とか?
ヴィルフリートはオズヴァルトが去ったと思えばバルトルトがまた余計なことを……
いや、ホントにヴィルフリートのこーゆーとこバランスが悪いよなーと思う -
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ブリュンヒルデの反省と怒り
ただ単に主の望みを叶える事が側仕えの役目ではない
諫める事も一流の仕事の内という事ですね
活動報告のラウレンツによる女性側近達の評価
ちゃんと見れているんだなという感想と共に
グレーティアに対しては失礼
オチに使うなよ……
本音を言えないフェルディナンド 研究したい=エーレンフエストに帰りたい
貴族表現なのか、フェルディナンド表現なのか判断がつかないけど、分かりづらいよー
領地対抗戦
リュールラディ視点SS
勘違いして盛り上がるリュールラディとミュリエラに冷静に突っ込むフィリーネ
次々と神様表現が出てくる二人にハルトムートっぽさを感じる
いや、エルヴィーラ母様の方か?
この二人、ユルゲンシュミットの貴族院での同人活動をしていると考えるとしっくりくる
オズヴァルトによるヴィルフリートへの苦言
ヴィルフリートの教育問題の大体はオズヴァルトのせいだよなー
ヴェーローニカ派の常識で通じるとまだ思っているあたり、情報収集と分析の能力が低いよね
ところで、フロレンツィアが普通に転移陣を使ってるんだけど
妊婦が転移陣を使った際の胎児への影響とか検証されているんだろうか?
転移陣程度では胎内まで魔力の影響はないのか?
奉納舞でのディートリンデのペガサス盛り
今後、ユルゲンシュミットでは髪を盛る事が嘲笑の対象になってそう
アナスタージウス視点のSS
フェルディナンド陰謀論で盛り上がるツェント側近達
読者からしたら勘違いも甚だしいのだけれども、貴族の常識や王族の周囲の人たちと鑑みればさもありなん -
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フェルディナンド様がいなくなってからの貴族院3年生開始
粛清の情報に動揺する旧ヴェローニカ派の生徒
その態度ににキレるレオノーレに乗っかるブリュンヒルデ
やはりライゼガングだと感じる
ブリュンヒルデの怒りはこれまでもあったけど、レオノーレが表に出すのは珍しいよね
あと、リーゼレータは派閥関係ないけど、やはり内心では怒りを感じてたりするんだろうなぁ
オルタンシア登場
知識の番人契約についてWEB版では説明されていなかったので、初読のときには驚いたものですね
このあたりから、「誰か意図的に情報を隠している?」という疑問が湧く
前上級司書は知識の番人契約について説明できなかったのか?
ソランジュ先生も知ってる事なので、誰かが意図的に情報を遮断しているようにも思えるんだけど、ラオブルートがそんなところまで手を回せるようにも思えないしなぁ
失伝は偶然の産物の要因もあるんだろうけど、全部が全部そうではないような気がする
神々の御加護を得る儀式
中級下級が眷属の加護を得るのは百年遡るくらい稀らしい
神に祈りながら魔翼を使う機会がないからか?
領主候補生は奉納舞もするし、礎に魔力供給するし
上級貴族にしても傍系領主一族だったりするのでそんな機会があるってことかな?
百年前にしたって中級下級が眷属の加護を得るのが急に廃れたわけではなかろうし
貴族の神殿忌避の歴史っていつからの話なんですかね?
経緯は後に語られるけど、タイムスパンが明確じゃないんですよね
あと、フィリーネとローデリヒにしてもそんなに魔力を込めながら祈っているか?
もしかして、最近は祈りが少ないので神様も大盤振る舞いしているとかって裏事情があったりするんだろうか?
ミュリエラとグレーティアの名捧げ
ミュリエラは苦しそうにしてたけど、グレーティアは少し顔をしかめるだけで呻き声を上げることなく終わる描写
初読のときは「我慢強い子なんだな」と思ったけど
グレーティアは過去に染められた経験があるって事だったんだな……
当時はいったい何歳だったんだよ……
この辺の事情は後に明かされるんだけど、グレーティアには幸せになって欲しいよなぁー
対してミュリエラ
両親が処刑されてるのに寧ろ嬉しそうに見える
というか、完全にオタクですよね?
で、同僚たちに期待してたけど、実は流行を広めるための嗜み程度の知識でのめり込んでいる人は一人もいないというね
結果、他領のリュールラディとの邂逅に繋がると
リュールラディが書くことになるローゼマインとフェルディナンド様の神様を模した育成譚
エルヴィーラ様の恋物語共々読んでみたくはある
多分、ローゼマインと同じくまったく読解できない描写ばかりになるんでしょうけどね
フェルネスティーネ物語がとても厳しい状況でおわるとこ
「続きが読みたくてたまらない病」がユルゲンシュミットにて初観測ですね
新たな長編物語が作成される事ってこれまでにあったんだろうか?
既存の作品は、恋物語か騎士物語か、神話をベースにした物語
もしかして、元となるエピソードのない完全フィクションという概念がなかったりするのかな?
ディッター物語が全くの架空の物語っていうのももしかして凄い事だったりしない?
レスティラウト視点のエピローグ
WEB版では唐突に感じられた嫁取りディッターの背景がわかる
レスティラウトなりにローゼマインの事を考えてたんだよなぁ -
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フェルディナンドのアーレンスバッハ行き準備のあれこれ
ローゼマインの「アーレンスバッハが欲しくなりました」発言
まさかこれがああなるとは、初読のときには思いもよらなかったですねぇ
そして、後に食欲のないローゼマインを気遣ったフェルディナンド様の行動にも繋がってたりと、伏線の要素があったりする
エックハルトの忠誠心が怖い
王命による婿入りなら、王を殺せばという解決方法の思考が危うい
その発想、ミステリの犯人の思考だよぉ
フェルディナンドの引取りのあれこれ
前アウブ・エーレンフェストは時の女神のお導きと言っているけど
時かけ案件ってことで良いのだろうか?
フェルディナンド様が言う、アウブ・アーレンスバッハの体調が芳しくないという情報
その情報源はバカバカしいとは?ユストクスが仕入れてきたのだろか?
その割にはゲーオルギーネによる毒殺を結構な確度で疑ってはいるように思えるけど……
ローゼマインのフェルディナンド様への脅し
「王族、中央を敵に回しても」発言
ははは、まさかこれがさらに上回ることになるとはね……
そして、初の「家族同然」発言
フェルディナンド様はめちゃくちゃ嬉しかっただろうなぁ
それと同時に、ローゼマインをエーレンフェストに繋ぎ止めて置くための布石がまったく実っていないという事でもあり
やはり、貴族の常識に囚われないローゼマインの異質さよ
あと、「助けるためならグルトリスハイトを手に入れて王になってもいい」という思考
もしフェルディナンドが知ったら処分されていた可能性もなくはないかも?
ローゼマインの脅しが最悪というのは納得
むしろフェルディナンドを助けるためにアーレンスバッハに行ってこいと言う首脳陣が目に浮かぶ
というか、実際にもジルヴェスターは建前をひねり出させたし、ヴィルフリートも後押ししてたしね
反対したのはボニファティウスくらい
エックハルトの忠誠心の危うさについて
「大変なことになる」って、一体何したんですかね?
ふぁんぶっくに載ってた気がするけど、何だっけ?
エルヴィーラはアンゲリカとエックハルトの聞き取り内容にバツを付けてたけど
主君同士が袂を分かった、忠義の悲恋もので行けるのでは?と思う
ブリギッテとダームエルの悲恋もののような感じでね
ディートリンデと恋仲になった中央騎士団の人
ラオブルートの差金だったりするんだろうか?
もしかして、トルーク使われてたりする?
アーレンスバッハへの帰途でディートリンデの不調
ゲオルギーネが盛ったなー
ってか、毒が効果を現す時間まで丁度なのが恐ろしい