船戸明里のレビュー一覧

流血女神伝 帝国の娘 前編

須賀しのぶ / 船戸明里

流血女神シリーズは面白いです。
とは言いつつこちらも砂の覇王の４，５巻くらいまでしか呼んでいないのですが。
表紙の二人のコンビが今のところ好きです。

Under the Rose (4) 春の賛歌

船戸明里

森薫「エマ」が健全なイギリス上級社会とすれば、
この作品は正反対の、陰鬱で抑圧された社会。
同じ時代にありながら、こうも異なることがあり得るのかと感心してしまう。

流血女神伝 喪の女王８

須賀しのぶ / 船戸明里

小学生の頃からずっと追いかけてきたお話に、高校生になってついにお別れです。
お疲れ様、ありがとう、と作者さんに。本当にこのお話が書きたかったがために作家になられたんだろうなあと思いました。
カリエの生き方といい、最終巻で消えていった色んな人たち、皇帝ドーンなどがもう直視できないくらい眩しかった。みんな何かを貫いていったなあ、と。
物語の完結というものの在り方を何の疑問ももたせず見せてくれたような気がする。

Under the Rose (5) 春の賛歌

船戸明里

展開が重いくらい湿っぽいイギリスすぎる！と、新刊買うの迷っていましたが、すこし希望が見えてきました。
ハニーローズのウェｂ公開？もはじまることだし、本編とハニロのつながりをみつけるのがどんどんたのしくなってきました＾＾
買いでしょう

流血女神伝 喪の女王８

須賀しのぶ / 船戸明里

シリーズ完結！　あらゆる布石に対する結末が怒涛のように書かれていて、ついつい夜更かししちゃいました(＞▽＜)　個人的には、もう少し書き込んで欲しい部分が幾つかあったので、出来ればもう1冊延ばして欲しかったんだけど、あれが作者にとっての最良の終焉だったんだと思って諦めます。。。

流血女神伝 帝国の娘 前編

須賀しのぶ / 船戸明里

流血女神伝シリーズ第一巻。

なんか流れに流れ子持ちにまでなっちゃったカリエのシリーズももうすぐ完結。感慨深い。

Under the Rose (4) 春の賛歌

船戸明里

生徒の魔の手に絡め取られるガヴァネス（女家庭教師）。中世ヨーロッパを舞台にしているということもあって、妖しい雰囲気がプンプンです。
誰か先生を助けてあげてー（笑

Under the Rose (3) 春の賛歌

船戸明里

英国ヴィクトリア紀、ローランド伯爵家内で渦巻く謎と愛憎の物語。
とにかくややこしい家庭問題の中で、"家族"の絆や少年達の成長を描いた話なのですが･･･････暗い。悲しい。ひたすら悲しい。第一部「冬の物語」では主人公の心情が悲しすぎて涙目になってしまいました。
絵は綺麗だけじゃなくて、この作家さんは人物の「絶望した表情」を描くのが上手いと思います。負の感情が伝わってくる。ストーリーも大層暗いので、良い引き立て方をしているなぁ。エマやガンスリなど好きだという方にはオススメです。

流血女神伝 喪の女王６

須賀しのぶ / 船戸明里

まず最初に言いたいのは表紙の２人は誰なの？ってことです。読み終わった後もじっと眺めて考えたんですが、わかりませんでした。あと、須賀さんの小説って名前の誤植が多いんですが、今回はグラーシカがカリエに宛てた手紙の内容に「サルベーン様」というのがあって、グラーシカはサルベーンに様なんてつけないだろうなあ（というか、様なんて付けるのは不本意だろう）と思い、笑ってしまいました。で、本編なんですが。本編は、笑えない展開です。エドのセーディラに対しての親バカっぷりとか、リリアンにつつかれまくるエピソードなどは面白かったですけど。今回もどうなっちゃうんだ、と気になるところで終わっているので早く続きが読みたいです。あと２冊で最終巻（７巻が７月末、８巻が秋）とのことですが、ルトヴィア、ユリ・スカナ、エティカヤそれぞれの国、それぞれの人々の思惑がからみ合って一体どうなってしまうのか、私には全く見当もつかないです。みんなが幸せになりました、なんて終わりにはならないことはわかるんだけれど。誰が最後まで生き残っているんだろうというのも気になるところ。最終巻までしっかり見届けたいと思います。

流血女神伝 喪の女王５

須賀しのぶ / 船戸明里

ぜんっぜん展開が読めなくて、毎回うわーって言いながら読んでる。
ミュカが出てくると嬉しい私はあの手のキャラに弱い。

Under the Rose (4) 春の賛歌

船戸明里

19世紀末貴族世界が舞台…というよりロウランド家が舞台。当時の貴族の家の世界観みたいなものが自然伝わってるのがスゴイです。
絵のディティール・完成度にも圧巻。女性作家・ＣＧ作品でこんなハイクオリティのも珍しい。

Under the Rose (4) 春の賛歌

船戸明里

装丁が変わったような…？と思ったら紙の質が落ちたような…。残念。内容は…重い…重いよ。でも、ふっと肩の力が抜けるような笑いが入っているから助かる。

流血女神伝 喪の女王４

須賀しのぶ / 船戸明里

今回も私好みな表紙にニマニマｖｖ内容の方は凄い展開にドキドキでした。ってかイーダル恐えーー!!!!!っ！！！！

Under the Rose (3) 春の賛歌

船戸明里

ウィリアムの黒さを目の当たりにして、一巻のライナスなんて可愛いもんだ･･･と思うようになりました。
次男･･･怖いよ;;

家庭教師さんの行く末もですが、メイドの女の子も気になります･･･。

Under the Rose (2) 春の賛歌

船戸明里

家庭教師のレイチェル視点の展開です。
時代背景もさることながら、本当によく出来たお話です。何処か物寂しいような気持ちにさせられるシリーズ２巻

流血女神伝 暗き神の鎖（前編）

須賀しのぶ / 船戸明里

うっはー、久しぶりに読んだけどやっぱり面白いね！明日も仕事なのに…よよよ。サラがまた登場するとは思ってなかった。なんか、世紀の悪女になりそうな予感なんですけど。すごいわ！（20060417）

流血女神伝 砂の覇王８

須賀しのぶ / 船戸明里

怪僧、前からあんまり好きじゃなかったけど、今回ますます好きじゃなくなった。ごめんなさいね、あたくし、ヘタレてるのはあんまり好きじゃないの。（20060311）

流血女神伝 砂の覇王７

須賀しのぶ / 船戸明里

いよいよここから読んでない巻に入るぞわーいわーい☆★いつの間にかモッテモテになってるねカリエさん。読んでるこっちがなんか変な感じ。今までの彼女の境遇を知ってるだけに。（20060308）

流血女神伝 砂の覇王５

須賀しのぶ / 船戸明里

嗚呼…バルアン様が色ボケしてしまわれた！しかし怒りに任せてそれを振り切れるあたり、強い男だと思った。サジェの最期が壮絶。（20060222）

流血女神伝 砂の覇王３

須賀しのぶ / 船戸明里

そして今度は小姓になるカリエ。バルアン王子がスウランの前で優しいパパになる所が大好きです。スウランの笑顔がイイ。あたし結構バルアンのこと好きやったりします。サーシャ（五條瑛・R/EVOLUTIONシリーズ）といい、腹ん中で陰謀めぐらしてる男が好きなのかも知れない。（20060126）