奥山真司のレビュー一覧

  • ルトワックの日本改造論

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    第一にやるべき事は子供を増やす事だ、というのが僕の持論とあっていて共感しました。
    ww2後のオランダとドイツの関係と、韓国と日本の関係、面白え。

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    2020年01月25日
  • 戦争にチャンスを与えよ

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    人道介入が戦争を長引かせてしまっているのが現実だった。
    どの国も人も様々な違いが必ずある。第三者はともかく、当事者同士が互いに無関係でいられる社会ではないので、干渉することなくやっていくことは難しい。

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    2019年02月13日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    企業間や人間関係にも使えそう、なるほどと思ったことのいくつかを。

    「国の規模が大きいほど外国への理解度は低くなる」
    企業でも同じことが言えると。

    「大国は小国に勝てない」
    他国連携要素が生じてしまう。

    国家そのものの性質、国体を見抜き理解し、どう取り扱うかが重要。

    代表的なアメリカ人は「人類には文化を超えた普遍的な性質がある」と心の底から信じている。
    人種的、文化的なバックグラウンドを公の場で表面するのが憚れる国がアメリカ。違っているから相容れないことがある、とは微塵も考えない。
    人種差別主義者と思われたら、人として終わった扱いになる。

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    2019年01月04日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    稀代の戦略家と呼ばれる著者による中国論。
    以下、本書より。

    【日本政府への提言】
    (2016年3月20日発行)
    最後に現在の安倍首相や日本の対外政策担当者に向けて注意を喚起して、本書の結びとしたい。
    「慎重で忍耐強い対応」というのは、通常はほぼ全ての国に対して勧められるもの。
    だが、私がここで強調したいのは、中国のような規模が大きく、独裁的で不安定な国家に対しては、それが逆効果という事。

    中国は、15年のうちに3度も政策を変更している。
    さらに作戦レベルや現場レベルで、ソ連でさえ決して許さなかったような軍事冒険主義が実質的に容認されている。
    これに対抗するには、有事に自動的に発動される迅速

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    2019年01月03日
  • 日本4.0 国家戦略の新しいリアル

    mac

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    外敵に備えるために

    気になったところを一部、紹介します。

    ・勝つためには、あらゆる手段でサプライズを狙う必要がある。戦争の目的は「勝つこと」であり、「ルールを守る」ことではないからだ。それ故、機動の仕方だけでなく、メンタル面での柔軟性を身に付けねばならない。

    ・本当に実力のある軍隊は、全てを完璧に観客に見せるような演習(演劇)はできない。そのための練習を行うリソースがもったいないからだ。全ては本物の戦いのために使わなければならない。

    ・戦争で守る原則は「攻撃は最大の防御」「不測の事態を恐れるな」「リスクをとれ」である。

    ・地経学の目標は「国家の富の拡大、そして国民の就業率を最大化すること」

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    2022年09月30日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    独自の戦略論を持つ著者による、中国の対外戦略の推移とその問題点の指摘。及び、それに対して日本がどう対処すべきかの提案。
    まあ、インタビューを元にまとめた物だけあって、サクサク読める(読めた)
    中国に関しては「明日どうなるかわからない。何の担保も無い」以上、何らかの方針を立ててそれに基づいてこちら(日本)から働きかけるよりも、「封じ込め」と「リアクション」(中国が何をしでかしても対応できる様に各部署で準備しておいて、何かあったら「リアクション」)の方が適しているのでは?という案については、理解できる(中国相手にイニシアチブをとれるというのは傲慢すぎる)ただし、「国家のパラメータと変数」論について

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    2018年10月14日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    大国は小国に勝てない、常識的な国から自身の力を過信した国へ変わり続ける中国に対し、日本がどう対応するか。極めて受動的に封じ込めるというのは論理的には分かるが、世間には納得してもらえないだろう。

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    2018年02月13日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    来日のたびにインタビューしたものをまとめた本。
    中国の対外的な路線を2000年以降の中国1.0(平和的台頭)、2009年からの中国2.0(対外強硬)、2014年秋からの中国3.0(選択的攻撃)に分類し解説。
    戦術的大成功が戦略的失敗となった1941年の日本や2003年のアメリカ、フィードバックシステムに欠ける習近平、海洋パワーとシーパワーの概念、中国4.0(どうなるかわからん)に対応するには戦略を持たずひたすら反応に終始するコンテインメント(封じ込め)の推奨など、面白く学ぶところ大であった。

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    2017年07月06日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    読んで良かったです

    スタンダードジャーナルで本書を知って読み始めました。
    とても面白い視点でとらえた考え方が多く、イロイロと応用出来そうです。

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    2017年01月06日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    とてもわかりやすい現代中国論。大国は小国に勝てないという説を基に理論が進んでいくがとてもわかりやすい。中国の横暴に恐れていたけど、中国の内情を知れば弱気になる必要はないなと思った。

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    2016年09月16日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    2015年に習近平が訪米の時にオバマに提案した「新型大国関係」つまり「G2」提案は、日本のマスコミでは、日本は米中の挟間に取り残されるような取り上げ方をした。
    本書によると、この習近平の「G2」提案は、キッシンジャーのアイデアで、しかも彼はアメリカの中で「G2」を信じている唯一のアメリカ人と喝破している。
    別の本でも、中国はキッシンジャーへ莫大な資金援助をしているとのこと。
    また、キッシンジャーの著書の中で、彼はドイツと日本は必ずアメリカを脅かす存在になると警告しているほどの日本嫌いなのだ。
    しかし日本のマスコミは、中国問題になると、直ぐにキッシンジャーのインタビューを掲載したりして、中国寄り

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    2016年07月12日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    中国を戦略的な視点から視ていることで、
    中国の違った姿が 浮き彫りになる。
    このルトワックという人は、スゴイな。
    【エドワードルトワックの戦略論】

    習近平が 『核心的リーダー』として登場している。
    その意味を知るものはなく、
    それを決めることができるのは、
    習近平だけと言う中国の現実。

    2000年以降、中国は三度、その戦略を転換してきた。
    「チャイナ1.0」 =平和的台頭
    『中国の国際舞台の台頭、経済は日本を超え、アメリカに迫る』
    国際舞台には、戦略のロジックがあるが、それを抑えた。
    「チャイナ2.0」 =対外強硬路線;胡錦濤時代
    戦略ロジックを発動させた。大国の錯覚。
    『胡錦濤は権力を充

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    2016年04月23日
  • 世界を変えたいなら一度”武器”を捨ててしまおう

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    順次戦略、累積戦略それぞれバランス良く取り組んでいくことの大切さを教えてくれる本。特に人の見えない所で徹底する累積戦略はサボってしまったり、人に言いたくなりがちだが、それをグッと押し留めようと気を引き締められました。

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    2014年07月05日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    インタビュー形式で読みやすい。奥山氏がラジオ等で述べていた内容の補強といった感じ。「認知戦」の認知とよぶべきもの以上の国家的な対応は、左右の論陣の中で果たして進行するのだろうか。

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    2025年11月29日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    世界は恐ろしいと思ってしまう。
    私のような『善良な市民(笑)』にとっては想像つかない世界だけど、実際に脅威は潜んでいて知らず知らずのうちに影響を受けているんだろうなぁと思ってしまう。

    形こそ違うけど、何年か前のコロナの茶番も『認知戦』だったのかなぁ

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    2025年11月27日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    イスラエル元工作員である著者の自分語りの部分が若干蛇足に感じるが、それでも認知戦に関する興味深い話が多かった。

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    2025年11月16日
  • 世界最強の地政学

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    3.5-4.0の間。地政学が学問ではないと再三、著者は語っており、読み終えた後にその意味が理解できた。2、3冊、地政学関連の本を読んだところで理解できるほど、地政学と呼べる学問の対象範囲が狭くないということを理解した。世界史、少なくとも近現代史は理解しておかないと正直、地政学を理解するには大変だなと痛感。

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    2025年11月02日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    認知戦について実務経験をもとに書かれているのが参考になった
    てかこの人のキャリアすごすぎ
    認知戦への対抗措置の話が面白かった
    インテリジェンスが発達してる国と対抗することの難易度の高さを痛感させられた

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    2025年09月18日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    イスラエル国防軍と民間企業を行き来した筆者が、認知戦の概要から対抗措置について解説した書籍。認知戦は、言論の自由が守られ市民を監視する事ができない民主主義国家にとって弱い部分であり、権威主義にとって民主主義国家の世論を動かせる一つのツールであると理解した。民主主義を守りつつ認知戦をこなす事は難しい。本書の言う通り、SNSを見ていると同じ事柄を繰り返し主張するbotの様なアカウントが増えた様に感じるし、認知戦は確かに行われているのだろう。とにかく「役に立つ馬鹿」にだけはならない様に精進せねば。

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    2025年09月16日
  • サクッとわかる ビジネス教養  新地政学

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    教養としてはとてもよいと思う。

    「こういう地理的環境だから、〇〇しているのか」ということが、理論的に述べられていてとてもわかりやすい。

    「日本は安全」と感じる部分もあれば、「このままじゃまずくない?」と感じる部分もあった。

    とにかく、世界のみんなにとって、平和な日常がずっと続くといいなと感じた。

    そのためにも、他力で申し訳ないが、日本の政治家のみなさんには、他国との良好な関係を築いていっていただきたい。

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    2025年09月11日