奥山真司のレビュー一覧

  • 戦略論入門 自衛隊幹部学校 講義録

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    戦略の入門編として読みやすく、わかりやすかったです。ドローンなど新たな兵器やサイバー、宇宙といった新たな領域が出て来ているものの、政治や国民との関係性など人間的な部分が重要であること理解できました。

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    2026年10月31日
  • 戦略論入門 自衛隊幹部学校 講義録

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    戦争論の古典クラウゼヴィッツ「戦争論」と孫子の「兵法」を基礎として語られる現代の戦争論。
    自衛隊幹部学校の講義録まとめ

    本書の読者として想定されているのは、軍事の専門家ではなくあくまでも一般読者であり、専門的な言葉、理論ではなく、平易な言葉、平易な文章で書かれているので、とてもわかりやすい。
    そして、クラウゼヴィッツ、孫子から通常兵器による戦争、さらには宇宙からサイバー空間、ロボットまで、第一次世界大戦から現在も継続しているウクライナ戦争までを議論の俎上に載せている。
    国際関係に興味のある方、実務に携わる方には、非常に面白いと言えると思う。
    奥山先生の話は非常に面白いと思うが、本書は中でもかなり面白いと思う。

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    2026年10月28日
  • 見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか

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    第一刷。2020年12月27日発行。
    中国共産党があらゆる手段を使い、周囲を取り込んでいく手口が記されている。
    『飛鳥新社』以外の日本国内の出版社は出版することを躊躇ったのでないだろうか?
    発行が2020年という事だから、記述自体は当然その前であり、中国国内の不動産バブル崩壊前、EV産業の隆盛前の出来事であるが、中国と距離を縮めてきた昨今のフォルクスワーゲンに代表されるドイツ経済の低迷・危機を十分に予見するに値すると感じると共に、日本でも同様の事態に陥らない為にしっかり防衛している必要性を感じた次第である。現役の政治家にも是非読んでいただきたい一冊。
    途中、少々中たるんだ印象あり★-1とした。

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    2026年09月09日
  • 地政学 ―地理と戦略―

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    地政学の論文集。
    マッキンダーやマハンといった古典地政学から、それを批判的な視点でみる批判地政学まで、多様のジャンルの論文が収録されており、バランスよく地政学の全体像を俯瞰することができる。
    元々の論文としては若干古く、用いられる事例が湾岸戦争やモガディシュなのは時代を感じるが、それでも現代に通じる普遍的な教訓がいくつも導かれているように思う。
    例えばインフォメーションパワーが「それ単独で戦争に勝てる」環境を形成するわけではなく、「戦略的効力を発揮するには、物理世界で重大な影響を与えられなければならない」という議論は、AIが急発達する足元の環境でも改めて顧みる価値があるのではないか。
    また批判地政学の論文が批判する「右翼の反動主義者」による「地政学を用いた対外政策の単純思考化」も、昨今の欧州における極右政党の台頭を見るになんだか頷けてしまうところがある。

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    2026年09月09日
  • サクッとわかる ビジネス教養  新地政学

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    地政学の入門書として、イラストが多く多用されており分かりやすかった。もっと専門的な内容を勉強していきたい。

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    2026年09月02日
  • 世界最強の地政学

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    地政学にはさまざまな流派が存在するが、本書はマッキンダーやマハンらの古典的な「ランドパワー」と「シーパワー」の理論を軸に展開されている。複雑な国際情勢を、地理的要因という不変の基盤から解き明かす視点は非常に刺激的だ。

    入門書として手に取ったが、国際政治の構造に対する理解をこれほど深めてくれる本は少ない。なぜ特定の地域で紛争が絶えないのか、なぜ大国は特定の海域を重視するのか。そうした問いに対して、個別のニュースを追いかけるだけでは見えてこない「地図の裏側にある論理」を丁寧に説いている。地政学を学び始めたいと考えている人にとっては、最初の一冊として間違いなくおすすめできる。

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    2026年06月13日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    SNSを使った情報工作のテクニック系の話と思って読んでみたら、予想以上に濃厚。認知戦(人間の脳や心に働きかける戦争)の定義やその戦術、実際のケースや影響などが詳細に書かれている。それもそのはず筆者はイスラエルの諜報部員やアドバイザーを歴任された方で、その経歴や仕事内容がさらに気になった。

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    2026年06月01日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    中国が自国のアプリで情報規制してるのには中国のおえらいさん方が好きなようにできればいいと思ってしているのかと思いきやまさかの思想を統一させるためにやっていることには驚きでした。
    このままでは確実に中国は台湾侵攻を仕掛けてきますし、日本はそれに対応することはできないと思います。日本人は平和ボケがすごく、私たちは戦争と無関係だろうと思っているのかなと思います。
    この先不安ですが、後手にまわらないように動いていく必要があるなと思いましたね。

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    2026年05月24日
  • サクッとわかる ビジネス教養  新地政学

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    歴史的な背景をイラスト込みで分かりやすく説明されていた。理系の方だと地政学分野でのランドパワーとシーパワーという基本的な概念も知り得ない人が多いかと思い、参考になった。

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    2026年05月20日
  • サクッとわかる ビジネス教養  新地政学

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    国の地形や位置といった地理的条件が、それぞれの国家の戦略や行動にどのような影響を与えているのかが分かりやすく解説されている。

    各国の成長の仕方や対抗国とのバランスの取り方も、単なる政治判断ではなく、地理的条件に大きく左右されていることが理解でき、学びが多かった。

    特に印象的だったのは、日本にある米軍基地の位置づけ。横須賀や沖縄は日本を守るためだけでなく、アメリカにとっても対中国を見据えた戦略的に重要な拠点であることが分かり、見方が大きく変わった。

    また、ヨーロッパ、ロシア、中東とアメリカとの関係性についても、これまで漠然としたイメージでしか捉えられていなかったものが、地政学の視点を通して立体的に理解できるようになった。

    世界情勢を構造的に捉える面白さを感じ、他の地政学の本も読んでみたいと思える一冊だった。

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    2026年05月04日
  • ラストエンペラー習近平

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    戦略のパラドックス「大国は小国に勝てない」の
    症例に中国を挙げ、今後の中国を予見する内容。

    国際政治を知るうえで、
    戦略がもつ意義とその弱点を理解する、
    必要性とその面白さが発見できました。

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    2026年04月12日
  • サクッとわかる ビジネス教養  新地政学

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    題名通り、さくっと分かりやすい内容だった。この国とこの国は仲が悪いということは知っていても、それが何故かはよく分かっておらず、なるほどと勉強になった。そして、トランプ大統領のやることは学者の方にも読めないことがわかった。

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    2026年04月06日
  • サクッとわかる ビジネス教養  新地政学

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    世界での覇権争い、宗教的対立、各国の思惑などざっくり把握することができた。

    米中の新冷戦、中東の情勢不安定、ロシアのウクライナ侵攻など地政学の視点から見ることで、理解できる部分が多かった。

    自分が今まで抱いていた海外へのイメージは、一日本人からの偏見も多かったので、もっと世界情勢の背景を深く知り、偏見を極力なくした上で自分の考えを持ちたいと感じた。

    個人的にはイラストよりも地図を各ページに置いてもらえるともっと分かりやすいかなと思いました。

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    2026年03月27日
  • 地政学 ―地理と戦略―

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    地政学についてそれぞれの視点から作られた論文を13本纏めた学術書。
    地面、海、空、宇宙、情報と時代に沿って追加されていく要素が過去の地政学に与えた影響や、批判論や実際に軍事戦略で活かされた実績など多岐にわたる。
    これだけ広く深い内容の論文が一冊になり、日本語に訳されていることに大きな価値を感じた。
    ただし、なんとなくで手に取って通勤中に読む本としては消費カロリーが高過ぎる。
    知的好奇心は刺激されるが非常に疲れた。

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    2026年02月18日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    影響力工作のカウンターは国民が平時に工作を受けてることを自覚することだと思うので、その点で有意義な本。あと筆者のスパイ自慢話が楽しい。イスラエルの民と官(軍)を行き来するキャリア柔軟性が羨ましい。この本自体がイスラエルの影響力工作の一部なのは差し引いて読むべき笑

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    2026年01月25日
  • 世界最強の地政学

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    今は何度目かの地政学ブームだそうです。
    年末の高市総理の台湾有事に関する発言以来、この世界がどう動いていくのか?興味を強く持ちました。中国はなぜ横暴とも言える一帯一路政策で海洋進出まで行ってくるのか?米国は自国第一主義 モンロー主義など世界の警察という立ち位置を変えたのか?日本はどうすればよいのか?どんな事がこれから起こりそうなのか?地政学は面白い。その国の元首の立場で考えると今起こっている事の合理性が見えてくる。目的は戦いに勝つことではなく次の局面をコントロール出来るか。日本は第二次世界大戦で負けたが米国は日本の復興に協力し対ソ勢力の強化しました。

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    2026年01月18日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    著者は元イスラエル諜報部員で現在はオープンソース・インテリジェンス(OSINT)を提供する民間諜報サービス企業を創業して国や企業へのアドバイスなどを行っている。「認知戦(影響力工作)」については「グレーゾーンの戦い」として認識はしていたが、著者による日本を取り巻く状況の分析に改めて現状の厳しさを確認させられた。
    例として「福島原発のALPS処理水」問題でわかりやすく説明いている。
    WHO飲料水基準の7分の1という水準でIAEAが安全性を確認したものに対して「汚染水」という名称でキャンペーンを展開した中国に対し、日本は評判を守るだけではなく、原発の冷却水を直接海に流している中国に対し、反撃しなければいけないと指摘している。さらに、中国は日本との戦争も想定したうえで、何年も前からあらゆるレベルでの認知戦を仕掛けており、日本の領土が攻撃を受けたにもかかわらず、日本が侵略者だとの認識が世界に広まる可能性すらあると述べている。
    本書は高市発言の前に刊行されているが、高市発言後の中国の対応はまさに著者の指摘の通りの展開と思える。

    【目次】
    序 日本は認知戦に備えよ 奥山真司
    第1章 これが認知戦だ
    第2章 クレイジーだけが生き残る、イスラエルの諜報機関
    第3章 中国 日本にいちばん近い脅威
    第4章 ロシア コミンテルンの謀略の系譜
    第5章 認知戦への対抗措置
    終章 残された時間は少ない
    おわりに 日本は「マインドセット」の入れ替えを 奥山真司

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    2026年01月16日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    いつもとは毛色の違う本を、ひょんなことから読んでみた。中国が分断や崩壊が大好きというのは、ロシアのことを同様に理解している欧州にあって非常に納得できる性格だ(欧州特にドイツは逆に、中国のことをそのように理解していない。性善説的や認識でいるのではと疑いたくなることも)。真実はひとつではないのだが、ディスインフォメーションはそのいくつもの真実にはカウントされない点は常に頭に入れておきたいと思った。

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    2026年01月03日
  • 世界最強の地政学

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    地政学の歴史に焦点を当てた内容が多かった
    各国の歴史を詳細に解説しており、どういう変遷で今の大戦略になっているのか分かる

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    2025年12月27日
  • 認知戦 悪意のSNS戦略

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    インタビュー形式で読みやすい。奥山氏がラジオ等で述べていた内容の補強といった感じ。「認知戦」の認知とよぶべきもの以上の国家的な対応は、左右の論陣の中で果たして進行するのだろうか。

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    2025年11月29日