奥山真司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あなたは、この弱肉強食の世界で生き抜いていく自信があるだろうか?
世知辛い世の中。誰も助けてはくれない。自分自身で何とか世間の荒波を乗り切っていくしかないのだ。
もしあなたが、これまでのような、やられっぱなしの人生は嫌だと思うなら、もっと上の視点から目標を立て直さなければいけない。
そのために必要なものが「人生の戦略」。
サバイバル社会を生き抜くための思考だ。
著者は、地政学・戦略学者の奥山真司氏。
イギリスの戦略学の権威で、米レーガン政権のブレーンでもあったコリン・グレイ教授に師事した経歴をお持ちの、まさに戦略の専門家。
戦略の専門家が語る「人生の戦略」とは、どのようなものなのだろ -
Posted by ブクログ
同調圧力という事なら社会心理学者のソロモン・アッシュが行った「アッシュの同調実験」が有名だが、それを引くまでもなく、芸能人の不倫ニュースを見れば真実は分からなくても信じ切って不快感を持つ。もっと単純な現象としても、漫画のスラムダンクを見てバスケを始めたり、不良漫画に影響されてヤンキーが増えた世代があったというように、人間の認知は流されやすいし、書き換えられやすい。
だからこそ危険なのだ。意のままに操りたければ、正義感を煽り、強烈な印象を与え、最もらしい内容を権威ある媒体を通じるか、数を頼りに働きかければ良いのだから。
それが至近ではAIが普及した事で日本語訳も自然な感じになり、また完成度の -
Posted by ブクログ
ネタバレ地政学とは、純粋な学問ではなく、ある世界観のもとに、戦略を描くツールだ。
この考えを学ぶことで、経済や企業活動においても、一対一の単純な構図ではなく、大きな地図の下で、(いわば敵の敵は味方的な見方で)自社をどのように有利な立場に導くか、そのためにどのようなアクションを取るべきか、という考え方が大事だということがよくわかった。
夏休みの良い勉強と刺激になった。
やはり個人の感情ではなく冷静な利益と名誉のために国家は行動している。そしてその行動パターンを決定する因子の一つが地政学という位置づけになるのだろう。
◇大きな捉え方
シーパワー=西側
ランドパワー=東側
◇北方領土
ロシア -
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Posted by ブクログ
「日本4.0」というタイトルだけれど、日本について論じている部分はごくわずかで、軍事分野を中心に国際的な戦略論の現在の潮流について解説(批判)した本。
もう少し日本について詳しく語ってほしかったが、そもそも知日派のような専門家ではないのだろう。
強く興味をそそられるようなテーマではなかったものの、「リスクを極端に恐れ、最小化しようとする現代の軍事文化」が却ってコストの増大や効率性の低下を招いている、という主張は、「一人も死なせてはならない」という前提を前に硬直してしまっている現在のコロナウイルス対策になにか当てはまるような気がして(国家レベルでも個人レベルでも)示唆的だった。 -
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