【感想・ネタバレ】「目に見えぬ侵略」「見えない手」副読本のレビュー

あらすじ

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〇『目に見えぬ侵略』『見えない手』合計900ページ以上の大著を、見開き40項目だけでシンプルに解説。
〇中国共産党の「浸透工作」を全篇実名で解明し、日米欧を震撼(しんかん)させた2冊のエッセンスを抜き出しました。
〇カラー図版多数使用、図解のビジュアルを全項目に盛り込んで、誰にでもわかりやすく理解できる!
〇コロナ後「中国ひとり勝ち」に身構える世界について、知っておきたい最前線の知識が最小の時間で得られる一冊。
〇民主主義と人権の危機を「報道と言論の自由」で止める試み。

<目次より>
オーストラリアを覚醒させた一冊の本/軍事力よりも重要視される工作対象「中国の友人」/中国亡命外交官・陳用林は何を語ったか/大学を監視する中国人留学生たち/国際世論を意のままに作り変える/中国共産党に「外国」なし/中国が海外メディアに使う「アメとムチ」/「千粒の砂」計画/日本はどこまで「侵略」されているのか

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Posted by ブクログ

ハミルトン氏の名著二冊を奥山真司さんが要約。概要を知る上でも、この先、二冊を効率的に読む上でも有用と感じました。訳もしっかり分かりやすく内容も充実。原著を読んでないので定かではありませんが、引用は目に見える侵略の方にやや偏っている(オーストラリアの事例が圧倒的に多い)ように見えることと、PDFフォーマットで字が小さいのが、ささやかな不満。

中国共産党が様々な国、業界で展開している手口が詳らかにされており、強い衝撃を受けた。特に地方から都市を包囲するという毛沢東の方針を外国でも実践しているところ。次に必要なのは、我が国でも同様な工作が行われているという前提で、地方、学界、中央政府などしっかり浸透状況を検証することだろう。

1
2021年03月01日

Posted by ブクログ

目に見えぬ侵略が少し難しかったなめ、読んだ情報を整理するのに非常に役にたった。
日本もオーストラリアほどではないが、中国の影響を受けてることをしり、すこし危機感を感じた。
特にメディアと政界が侵食されつつあるのは怖いと思った。

0
2021年08月01日

Posted by ブクログ

文字通り「目に見えぬ侵略」「見えない手」の2冊の書籍のエッセンスを抽出した、副読本。

元の本はいささか細かく読むのにパワーがいるので、要点だけ確認するのであればこちらがおすすめ。
ただし、編集者の意図はより強く出ていることは、いうまでもない。

0
2024年03月04日

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