奥山真司のレビュー一覧

  • 見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか

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    今、世界で、中国による“目に見えぬ侵略”が進んでいる。中国共産党が民主主義諸国を屈服させるために行っていることや、彼らの世界観を明らかにし、警鐘を鳴らす書籍。

    ソ連崩壊後、中国共産党は、周囲を敵に囲まれてしまったと捉え、「敵対勢力」とのイデオロギー闘争を続けている。同党にとって、冷戦は終わっていない。

    中国共産党にとり、「一帯一路」構想は世界の地政学体制を再編するツールである。
    習近平は、この構想は人類共通の運命共同体の構築に不可欠だと述べているが、その目的は自国を中心とした世界の構築にある。彼らは、中国主導の世界秩序を「中華民族の偉大なる復興」に不可欠な要素と見ている。

    ブレグジット(

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    2021年11月23日
  • ルトワックの日本改造論

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    ネタバレ

     ゴリゴリの戦争の話について始まるのかと思ったら少子化対策の話から始まったので意外だった。
     また「男は戦争を愛し、女は戦う男を愛す」というのは、生物学的に人間に刷り込まれてるものなのかなぁと思った。この言葉左翼はキーってなりそうだが、間違いじゃ無いかなと。
     米中冷戦の時代において、日本の国防に対する本気度がアメリカなどから問われているわけだが、岸田政権でどこまで進むことやら、、

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    2021年11月21日
  • ラストエンペラー習近平

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    国際政治というのは複雑だが面白いと感じました。中国はこれからどうなるんでしょう?
    大国が小国に勝てるとは限らない。
    これに尽きる気がします。
    習近平がいなくなるまでは、中国は拡大志向なんだろうと思います。転換はできないんでしょうね。

    あと、軍事力の大切さも改めて痛感です。

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    2021年08月28日
  • 「目に見えぬ侵略」「見えない手」副読本

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    目に見えぬ侵略が少し難しかったなめ、読んだ情報を整理するのに非常に役にたった。
    日本もオーストラリアほどではないが、中国の影響を受けてることをしり、すこし危機感を感じた。
    特にメディアと政界が侵食されつつあるのは怖いと思った。

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    2021年08月01日
  • ラストエンペラー習近平

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    「大国」のアクションに対しては、必ず「小国」のリアクションが有り、「小国」は連帯するというのが一つ。
    中国には、対等な外構という経験値がゼロであるため、「強者」と「弱者」の概念しかない。だから中国は戦狼外交に陥ってしまう。しかも独裁者の顔色をうかがう事が最優先な貯め、外を見ていない。これがもう一つ。

    ただね、森を見て木を見ずというか、さすがに有人戦闘機や軍艦を無用の長物扱いは先を見すぎ。そこは同意できないのね。

    薄い分、☆一つ減

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    2021年07月29日
  • ルトワックの日本改造論

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    前著『戦争にチャンスを与えよ』同様、通常は口にするのを憚れる内容も空気を読まずズバズバ指摘してて小気味いい。皆が心底では何となく感じている矛盾を、堂々と言語化するその姿勢は、勇気や信念に起因するというより、市井の人と視点と感覚が異なる…というか、そもそもこういう人なんだろうw。賛否あると思うが、世界の潮流の中で日本がどういう立ち位置にあるかをイメージする為に、一読の価値あると思う。基本的に「日本」について語っているが、その文脈での米国・中国・韓国・北朝鮮に対する考察は非常に興味深い。彼の日本に対するSuggestionは一言でいうと

    ”Si vis pacem, para bellum(汝、

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    2021年06月25日
  • 「目に見えぬ侵略」「見えない手」副読本

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    ハミルトン氏の名著二冊を奥山真司さんが要約。概要を知る上でも、この先、二冊を効率的に読む上でも有用と感じました。訳もしっかり分かりやすく内容も充実。原著を読んでないので定かではありませんが、引用は目に見える侵略の方にやや偏っている(オーストラリアの事例が圧倒的に多い)ように見えることと、PDFフォーマットで字が小さいのが、ささやかな不満。

    中国共産党が様々な国、業界で展開している手口が詳らかにされており、強い衝撃を受けた。特に地方から都市を包囲するという毛沢東の方針を外国でも実践しているところ。次に必要なのは、我が国でも同様な工作が行われているという前提で、地方、学界、中央政府などしっかり浸

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    2021年03月01日
  • ルトワックの日本改造論

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    明解な文章で、分かりやすい。
    2019年12月の発行なので、世界情勢は少し前のことを書いているが、米中冷戦についての予言などは、的中しているものもあり興味深い事この上ない。
    あくまでもルトワックの視点から書かれたものだが、国際情勢を俯瞰して見るのに役立つ一冊。
    後半年したら、もう一回読み直したい。

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    2020年08月23日
  • 日本4.0 国家戦略の新しいリアル

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    日本を含むアジア情勢について、北朝鮮に関することを中心に戦略を述べています。
    ほんとに、先制攻撃できる手段を持つことは重要です。戦争自体は反対だけど、戦争を遂行できる能力を持つことは大賛成。こういう話をしてもあまり周りには賛同してもらえませんが。
    例えていうなら、お金持ちのスネ夫は、ジャイアンにむしり取られるだけ、ということ。のび太はドラえもんという戦略兵器を持って、ジャイアンからの直接的な攻撃に対抗するだけでなく、攻撃する気も起こさせないようにすべし。今の日本は、お金を持っているのび太です。

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    2020年07月26日
  • 日本4.0 国家戦略の新しいリアル

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    『勝利という目的は得たいのに、リスクという代償は払いたくない。実際には莫大なコストがかかり、犠牲が増える可能性すらある。軽減されているのは指導者の責任だけだ』とあります。これは今の低強度紛争に対する大国の作戦を批判した文脈ですが、日本のリスクナーバスな意思決定そのものにも向けられているようにも思えました。多くの示唆お得られる一冊。

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    2020年01月31日
  • 戦争にチャンスを与えよ

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    表題の1999年の論文はPKOが「戦闘に巻き込まれたり、意図的に攻撃される民間人を守れないことを恐れて」「消極的な傍観者」にとどまる、と看破する。日本と同じぐらい(自国民の命を重んじる)マスコミがうるさいらしい(マスコミは本質的に左翼)セルビア。NGOの「難民支援・保護」活動は、「生地に戻れるという虚しい希望を抱かせて」難民状態を長期化するだけ。パレスチナ問題がまさにそうで、ハマスは失地回復でなくイスラエルの《完全な消滅》を目指している。パレスチナ人難民を国連難民救済機関が養い、その子供をハマスが教育する

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    2019年09月08日
  • 日本4.0 国家戦略の新しいリアル

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    日本の国家戦略について書かれている
    非常に参考になる本

    戦後システムは日本3.0
    同盟による抑止力であった。

    今後は日本4.0に移る必要がある
    北朝鮮(朝鮮半島)の脅威
    米中対立を軸とした地経学
    少子化社会
    への対応

    予測不能な武力に対しては抑止の理論が効かない
    防衛としての先制攻撃が必要

    日本自らが対処しなければならない問題

    未来は子どもたちにかかっている
    無償のチャイルドケアを施すべき
    不妊治療の無償化
    小学校に行くまでのチャイルドケアが必要

    地政学から地経学へ

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    2019年08月27日
  • 戦争にチャンスを与えよ

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    ネタバレ

     なかなか挑発的なタイトルです。
     本書は経済学者、戦略家、歴史家、国防アドバイザー、シンクタンクの上級顧問といった様々な肩書を持つエドワード・ルトワックの著作。
     
     「戦争の目的は平和をもたらすことにある」

     著者は本書の中でそう説きます。
     この逆説的に思えるテーゼが何故言えるのか、それを実際の戦争(紛争)の歴史を振り返って説明をしてくれます。

     本書は著者が過去に寄稿したいくつかの論文で構成されています。
     そのため章ごとにテーマが変わるので、最初から最後まで一貫したテーマで通底しているわけではありません。
     いうなれば過去論文の短編集、といった感じです。

    ◆「1. 自己解題「戦

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    2019年06月15日
  • 日本4.0 国家戦略の新しいリアル

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    日本が立ち向かう問題=1.北朝鮮、2.米中による地経学的紛争、3.少子化と捕らえて、日本への実戦的アドバイスを送る。

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    2019年05月26日
  • 中国4.0 暴発する中華帝国

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    中国という国は日本から見ると、あるいは日本人から見ると色々な評価がある国である
    お隣さんなのだから当然ではあるが

    自分はネガティブな目では見ていないというのが本音
    中国人として生まれてくれば良かったなんてことは絶対に思わないのだけど、中国という国は興味に値する国だと思う

    韓国という国もあり、両国は反日という点で共通点がある
    しかし、韓国、あるいは韓国人は「日本は歴史的に間違ったことをした」「日本は問題がある」といった結論ありきの語り方をする人が多いと思う
    中国人はどちらかというと、日本の立場や日本の考え方といったところを説明すれば、その意見には耳を傾けてくれる

    話にならない韓国人
    話にな

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    2019年02月16日
  • 戦争にチャンスを与えよ

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    著者の根本的な考え方は「人間は戦争をするもの」であり、なくすことは困難、だったら肯定的に考える、というようだ。雄は子孫を残すために他の雄と争うという、そもそも動物的本能として、争うことは避けられないという考え方。すべての人間が平和主義者であればよいが、争いを好む男性も一定数存在する限り、戦争をなくすことは難しい。

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    2019年01月20日
  • 日本4.0 国家戦略の新しいリアル

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    『中国4.0』の著者による日本4.0。
    「内戦を完璧に封じ込めた江戸」が1.0。
    「包括的な近代化を達成した明治」が2.0。
    「弱点を強みに変えた戦後」が3.0。
    そして「自ら戦える国へのアップグレード」が4.0です。
    以下、本書より。

    【安全保障と少子問題】
    多くの読者は、北朝鮮や尖閣への危機対応という安全保障上の問題と、少子問題が並べて論じられる事に違和感を覚えるかも知れない。

    しかし、これらの問題には二つの点で通底するものがある。

    一つは、いずれもが日本がまさに直面している致命的な問題でありながら、実際的かつ有効な対処法に誰も取り組もうとしていない点。
    そこに共通するのは、リアリズ

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    2019年01月07日
  • 日本4.0 国家戦略の新しいリアル

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    「冷戦後の世界は、軍事を中心とした地政学の世界から、経済をフィールドとする地経学の世界に軸を移しつつある。」1990年から言っていそうで、まさに現在ますますそうなっている。奥山さんの訳も素晴らしい。
    大戦略の重要性。
    地経学 ジオエコノミックス

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    2018年12月03日
  • 戦争にチャンスを与えよ

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    "コミュニケーション能力が高く、周囲の状況を俯瞰的に観察でき、腕力がすこぶる強い紳士であるべきであり、暴力が必要な場合は躊躇することなく行使できること。
    現実的な世界観を持ち、真剣に平和を考えるのであれば、中途半端な停戦協定を結ぶのではなく、勝者と敗者が明確になるまで戦争を続けるべきというのが著者の視点。
    示唆に富んだ内容、まずは先入観を持たずに読むことを進める。"

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    2018年11月25日
  • 日本4.0 国家戦略の新しいリアル

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    ネタバレ

    表題の日本4.0(徳川幕藩体制を日本1.0、明治維新後を2.0戦後体制を3.0として)よりも、「ポスト・ヒロイックウォー」「特殊部隊論」「地経学」の方が興味深く読めた。
    まあ、鵜呑みにするものではなく、思考の補助線としてなら有効かと。

    「リスク回避を優先しすぎることのリスク」
    米軍が例に出ているが、これをエネルギー問題でやっちゃってるのが今の日本なのでは?とも読めた。

    「地経学」
    米国が地政学から地経学にフェイズを移しつつあるとしても、
    日本は90年代以降、地経学から地政学にフェイズを移してないか?とか。
    だいたい、北京との間で冷戦以下で済む保証なんてなにも無い訳よ、実際。

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    2018年10月14日