牧野知弘のレビュー一覧
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家が買えない
住宅の供給数が足りないのではなく、日本全国で空家の数は急増している。
都心の高級マンションなどの購入者は、海外の富裕層であったり、住居というよりも金融商品の投資対象のため、価格が庶民の手の届かない所まで高騰する。
住む目的は通勤のためであったり、子供のためであり、人それぞれですが、人生のライフステージで住む理由は変わっていく。
マンションの購入時は、似た様な生活スタイルや価値観の人たちが入居するのが、時の移り変わりと共に、家を相続しなくなったりで空家となったり、異文化の生活スタイルを持つ人が入居したり、決して一枚岩でない点。
管理組合や修繕費と言ったお金の問題、果ては建て替 -
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ネタバレタイトルから想像できる通り、コロナ禍をきっかけにして家を買う目的が会社中心だったものが”生活中心”に変えていく べきで、昭和平成的価値観を変えようね、という主旨の本。
シェアエコノミーと言われて久しいですが、家だけは別、という考えの人も多いかもしれませんが、生活のステージに合わせて賃貸で住む場所を変えるなど、都心のオフィスに通勤するためだけの目的で家を探す必要性が次第に薄れていき、「これからの家選びは楽しくなりそう」というのが、夢が持てる表現ですね。単なるアドレスホッパーではなく、本拠地を持ちつつ、その時々の都合に合わせて、例えば、夏は北海道、冬は沖縄と住む場所を変える、そんな時代が来ている -
Posted by ブクログ
地方や都市はこれからどうなっていくのかについて触れられている本。
地方から東京を中心とした都市へと人が流れる構造であることを示した後、その流れを逆向きにしていくにはどうすればいいかという策について述べている。
国内外問わず外からの流入を勧めているが、コロナが猛威を奮っている今では少し難しいかもしれないと感じた。しかし、インターネットの普及に伴ってリモートが推し進められているのでそれと合わせれば地方に対する解決策が見えてくるかもしれない。
個人的には内容が分かりやすく、また著者の釣り好きが文章の端々から感じ取られて面白かった。
あと、普通の本より細長かった。
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Posted by ブクログ
家を建てるならどんな街がいいかヒントをもらえるかなと手に取ったが、大半は空き家問題について書かれていた。
70年代、住宅需要が拡大した時代に競うようにして買った郊外の戸建て住宅が、人口減少やライフスタイルの変化に伴って急速に価値を落としてきていることが、辛辣に書かれていた。「家はマンションとは違って財産になる」と信じて購入し、必死にローン返済をしてきたが、車がないと不便なので、子世代は帰って来ず、高齢者は生活の負担が多い。でも売りたくても値崩れして売れない。そんな厳しい事例もあった。
なんとなく、「いつかは戸建て一家屋」という憧れがあったが、「財産」ではなく「不良債権」になる可能性もあるなら、