北國ばらっどのレビュー一覧

  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    ああ!「だが断る」って露伴に言ってほしかった!そこだけが不満ッ!漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のヒットコンテンツ、岸辺露伴を主役に据えた短編集。4人の作家が各々の『岸辺露伴』を描く摩訶不思議な物語。私も大人げない大人代表として露伴が好きだしシンパシーを感じる。漫画を小説にするという意味ではよく書けていると思う。特に『くしゃがら』が断トツ。著者、北國ばらっどさんはとても上手い。まるで漫画が浮かび上がるよう。その他の作品もなかなかの出来。漫画を知らない人には1ミクロンも楽しめないと思うのが難点か。

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    2019年11月25日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    岸辺露伴とゆう強烈なキャラがいなければ物語はできなかったろうなあ。。。前巻に引き続き不思議な出来事が彼を襲う。ささっと読めたけど、実はこの作品を買ったのは昨年。それまでずーっとほっぽってました(..;)反省。。。漫画を知らない母に貸したら次の日に二巻とも読破して返ってきました。「面白いねー」と言ってたので本家、漫画版を貸したら、「絵があんまり好きくない。ごちゃごちゃしてて。。。」どうも母には合わなかったみたいです。他のJOJOシリーズも好きじゃないみたいです。。。あんなに面白いのに~!

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    2019年02月26日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    ジョジョシリーズの岸辺露伴スピンオフ短編小説集第二弾。
    あいかわらず露伴が自ら飛び込み、あるいは巻き込まれる形で怪異を体験する。他の人の感想でもあったが、作家によって露伴のキャラが微妙に変わるのもまた面白い。

    「幸福の箱」
    美術商は魅力的な箱と露伴を残し、部屋を出る。つい触れたとたんに箱は崩れ落ち……独身の露伴が結婚について少しだけ考える(笑)。美術商夫婦の奇妙な愛。

    「夕柳台」
    その住宅街はなぜ静かなのか。それは静かな世界を求めた老人たちの願望が異様な形で具現化したもの。展開はかなりマンガだけど(笑)、実際問題、若い世代との対立は常にある。

    「シンメトリー・ルーム」
    シンメトリーにとり

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    2018年11月09日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    岸部露伴の短編シリーズ第2弾。4作収録。
    頭の中に漫画のコマが浮かぶシーンも多く、どの短編も独特でおもしろかった。

    今作は人間の傲慢さや欲深さをテーマにした話が多く、同じく欲に素直ながら岸部露伴なりの善悪の考え方や姿勢が楽しめた。

    岸部露伴の短編シリーズは、集合無意識や自然・災害系のスタンド能力による怪奇譚の物語が多いが、小説版はそれを踏まえてもどうしても荒木作品の色とはなにか違うと感じるものは残るが、全般として「岸部露伴らしさ」は強く、魅力的なキャラクターとして大切に描かれていて面白い。

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    2018年08月26日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    既出の作品に書き下ろしの楽園の落穂が入っている。
    小説と漫画の違いは、登場人物の心理描写や状況の説明を詳しく書ける所で、特に露伴の一人称の短編だとその利点が良く出ている。

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    2018年07月23日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    なんやかんやでこのシリーズを読むのは三作目。今回の作品を執筆する作者さんたちはもはやお馴染み、といった感じで、安心して読む事ができた。

    今作でいちばん面白かったのは「シンメトリー・ルーム」という作品。

    とある大学の一室で学長が不審死を遂げる。その事故現場となった部屋が、なにからなにまで左右対称のシンメトリー・ルームで、、という展開のお話。

    「ジョジョっぽく」ある必要はないわけだけど、それでもやっばり原作のテイストを感じさせてくれる作品の方が読んでいてワクワクする。そういう意味では、本作が一番ジョジョっぽくて面白かった。

    全身シンメトリーの男とか荒木さんも好きそうだし、漫画にしたらどんな

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    2025年11月08日
  • 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集

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    岸辺露伴を主人公としたJOJOのスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」シリーズの短編小説集。
    外伝やスピンオフ作品の存在を、原作を親としたら子供のようなものみたいな表現がありますが、スピンオフ作品(漫画)の小説集というのは、x親等の存在になるのかしら。甥姪?

    実写ドラマ化が話題となることが多い「岸辺露伴は動かない」シリーズ。自分も楽しみにしています。オリジナル要素を混ぜ込んでドラマの岸辺露伴として魅力的でいいですね。ドラマだと六壁坂を物語の核に据えたシリーズが好きでした。
    ドラマに小説集の方から「くしゃがら」のエピソードが扱われていたので、小説も追いかけないと楽しめないな、と思って読み始めまし

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    2025年09月26日
  • ジョジョの奇妙な冒険 紅い遺言

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    5部が一番好きなので手に取ってみました。
    暗殺チームのスピンオフストーリー。
    漫画やアニメにはない設定もありおもしろかったです。

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    2025年08月24日
  • ジョジョの奇妙な冒険 紅い遺言

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    ネタバレ

    暗殺チームの人間らしさ??というか
    暗殺チームらしさがたくさん見られて
    すっごくしあわせなきもち。

    ジョジョ漫画のストーリーだと
    暗殺チームは敵!なんだけど
    この話全部読むと暗殺チームのらしさが出てて
    めちゃくちゃ好きになっちゃった。

    特に好きだったのはチョコラータとセッコの話。
    可愛くて。チョコラータとセッコとラッテ。
    セッコがラッテを可愛がるようになっていくのがセッコかわいい〜〜!!ってなった!

    あとはティッツァーノとスクアーロ。
    ギャングっぽさもありつつ2人のコンビもよく知れてスピンオフとしては最高だった〜〜!!

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    2025年08月14日
  • 岸辺露伴は倒れない 短編小説集

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    「岸辺露伴は◯◯ない」は「叫ばない」しか読んだことがなく、本作で二作目。
    「叫ばない」は複数の作者さんによるアンソロジー形式の作品だったが、本作は北國ばらっどさんだけが筆をとっている。

    北國ばらっどさんの岸辺露伴はけっこうテンションが高く、また会話のテンポがとても良いため楽しんで読むことができた。

    ところでこの岸辺露伴シリーズではスタンド同士の戦いではなく、岸辺露伴がなんらかの「怪異」に遭遇してそれをヘブンズドアーでなんとかする、という展開が多い。

    展開は面白かったものの、個人的にはもう少しヘブンズドアーが活躍してほしかった。

    というわけで⭐︎三つ。

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    2025年08月07日
  • 岸辺露伴は倒れない 短編小説集

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    ネタバレ

    「黄金のメロディ」「原作者 岸辺露伴」「5LDK◯◯つき」の三編収録。人間の執念や怨念からの怪異への変貌、怪異に対処するために他者を差し出す人間の悪意等、人間の感情とそれにまつわる怪異が今作のテーマなのかと思いました。
    「ジョジョ」4部本編やスピンオフ「岸辺露伴は動かない」の内容を意識させる台詞もありニヤリとさせられます。
    今作、怪異となるもの本体にヘブンズ・ドアーで命令を書き込まない方法で解決するのは新鮮で特に「黄金のメロディ」は対象者がある目的を遂げた後に何故そのようなことになったのかをヘブンズ・ドアーで読んでいく様子は映像で見たくなりました。
    しかし「原作者 岸辺露伴」は怪異の倒し方がど

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    2025年05月09日
  • 岸辺露伴は戯れない 短編小説集

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    ネタバレ

    「たしかに投げてやったからな!」
    岸辺露伴の捻くれた性格が表現されていたり、
    etc、etc。(エトセトラ、エトセトラ。)等、
    原作漫画の台詞が使われていたりと、
    岸辺露伴のキャラ性が強く感じられる1冊。

    内容はスタンド要素もありつつ、引き込まれる
    ようなホラー展開で、前作に引き続きここまで「岸辺露伴は動かない」の世界観を小説に
    落とし込めるのかと、再び感銘を受けました。

    漫画版の内容を思わせる台詞もあるため、
    ジョジョ本編も含め、シリーズを通して読むと
    より楽しめるかと思います。

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    2025年05月03日
  • 岸辺露伴は倒れない 短編小説集

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    JOJOは第3シーズンで離脱している
    他の岸辺露伴ものは読んだことなし

    最初の話は 人間の欲望の業みたいな感じが良かったが
    残りはあんまりヒヤヒヤしなかった
    映像の話は間延びしてた

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    2024年12月14日
  • 岸辺露伴は倒れない 短編小説集

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    オーディブルにて岸辺露伴のシリーズを初めて聴いたが、摩訶不思議な話であまりついていけなかった。ナレーションはとても良かったと思う。

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    2024年11月24日
  • 映画ノベライズ 岸辺露伴 ルーヴルへ行く

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    ネタバレ

    映画未見なのでストーリーを押さえに。「岸辺露伴は動かない」で終わる最後の一行が原作漫画とリンクするようで良かった。

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    2023年11月21日
  • 岸辺露伴は倒れない 短編小説集

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    写実画家の描いた人物画のような作品だ。

    人物画は限りなくその対象を忠実に、正確に、精緻に描写していても、写真には無い特徴が出てくる。目鼻のバランス、肌の色付き、表情筋のつき方、数え切れない微細な箇所に現れるオリジナルである対象との誤差のようなもの。それがその画家の個性であり、人物画としての価値である。

    このノベライズ『岸辺露伴は〇〇ない』シリーズにも同じものを感じる。オリジナル作品である漫画『岸辺露伴は動かない』と同じキャラクターであり、原作を真っ直ぐに踏襲していながらも似て非なる岸辺露伴のキャラクターが出来上がっている。
    それは原作からの劣化という失礼な意味では無い。これがこのノベライズ

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    2023年08月28日
  • 映画ノベライズ 岸辺露伴 ルーヴルへ行く

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    ネタバレ

    舞台はフランスパリのルーブル美術館だが、国立新美術館ルーブル展の前に購入。手軽に読めるのでアートを小説の世界で雰囲気を感じたい気分の時に。そして足を運んで触れるアートはやはり特別。

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    2023年08月14日
  • 岸辺露伴は倒れない 短編小説集

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    普通ではないありえない出来事に、どういう状態よそれ、と思いながら、わかるようなわからないような、でも変に納得してしまうオチに岸辺露伴ワールドを感じた。チンチロリン火災や広瀬康一がチラッと出てくるのが、嬉しい◎

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    2023年08月10日
  • 呪術廻戦 夜明けのいばら道

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    最後の一年組の話はアニメに描かれてない本当に何気ない普通の高校生って感じがして良かった!
    他の話もアニメでは知れないそれぞれの人たちの心情知れて良かった(^-^)
    いつか映像でも観たいですね♪

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    2023年07月27日
  • 映画ノベライズ 岸辺露伴 ルーヴルへ行く

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    ネタバレ

    映画「岸辺露伴 ルーブルへ行く」の脚本(小林靖子)に基づき、書き下ろされています。
    CONTENTS
    序章
    一章
    二章
    三章
    四章
    終章
    それから

    原作も映画も未読で映画ノベライズを読みました。
    映像でみた方がよさそうってのと、脚本どおりの順番で映像化されてるのか気になりました。謎解きあとの終章は途中で差し込んでもよかった感じがしたので。
    章ごとの、有名な画家名言も岸辺露伴のキャラクターを示すのに必要だったのかな?とか。原作もテレビシリーズもみてないと世界観に入り込めなかったかも。

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    2023年07月09日