立川談慶のレビュー一覧

  • 落語はこころの処方箋

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    談志のお弟子さんの談慶さんが落語の基礎知識、江戸時代の心持ち(人生、負けてもいい、あくせく働かなくていい、心のあそび、しなやかさ)の紹介を通じて、現代人のための心の処方箋を書いてくれています。

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    2021年03月09日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    全くの落語初心者におすすめ。何が面白いのか、落語とは昔はどの身分が楽しんでいるものなのかがよくわかり、他の日本芸能との比較をされているのでどういう目線で落語を楽しむのかがわかる。
    著書にもYouTubeで簡単に見ることができると言っているほどに、生で観なくてもその良さを伝えられているのでハードルが下がって楽しむことができる。
    日本人の嗜みとして必要だし、落語を深く知ることによって知的な冗談を言うことができるかもしれないと期待している。

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    2021年01月20日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    これを読んで落語の知ったかぶりはできないけれど、落語聞いてみたいという気持ちを高めたくなる本。この本の上澄みをすくって、有名な話の名台詞を会話に混ぜたりするようではウザい上司になりかねないので注意(笑)。有名な話をかいつまんで説明してくれる章や、落語以外にも日本の伝統芸能をさらっと説明してくれる章、さらには有名な落語家まで紹介してくれて導入には最高。

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    2020年12月27日
  • 落語はこころの処方箋

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    落語の世界=江戸時代の町人の暮らしと現代の生活を対比させながら、現代で失われてしまった大切なものは、落語の世界に見つけることができるのではないかと、筆者は主張する。

    だから、落語を聞いて価値観をシフトチェンジさせることで、息が詰まる現代も、より楽に生きていくことができる、つまり、落語は「こころの処方箋」になると提言している。

    筆者の視点は鋭く、それでいて全体を通して噺家特有の柔らかい口調で語られているので、読みやすく、かつ気付きがたくさんあった。

    特に、落語は「人間の業の肯定」であるという定義がとても印象的だった。(噛み砕くと"ダメなやつでも、しょうがねえなあと許容する世界&q

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    2020年12月26日
  • 「めんどうくさい人」の接し方、かわし方 師匠談志と古典落語が教えてくれた

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    噺家さんだからか文章がすごいおもしろかったし、ことばあそびもたくさんあったりで読んでて楽しかった!!おもしろい話だったけど的を得てたりしてなるほど〜って思った!あとこの本にもマキタスポーツさんの一億総ツッコミ〜が載ってて、やっぱりこういう考え方の人がすきなんだなあと改めて思いました。ボケが賢い。

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    2016年09月15日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    “落語とは何か”が分かる一冊。
    これを読めば落語の知識は大方仕入れることができる。読んでから落語を聴くと、より楽しむことができる。

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    2025年12月07日
  • 天才論 立川談志の凄み

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    私は人事部門で長く働いているが、特に最近感じているのが、「人を育成・成長させるには、デジタルツールでは成り立たない」ということだ。
    本書を読むと、特にそのことを確信してしまう。
    最近「学校の先生は不要で、動画教育だけでよいのでは?」という議論もされている。
    私個人はそれには反対である。
    未来の人材を育てるのは、結局人からの継承が必要で、師弟同士がぶつかり合わないと成立しないと思う。
    古い考えなのかもしれないが、教えることは技能だけではないし、人間性や考え方、その人物の背景にある部分が重要だったりする。
    育成の根幹の話になるが、「ダメな上司が、部下を優秀な人材に育てられる訳がない」と思う。
    当た

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    2025年10月13日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    落語の原点は仏教だった?! よく聞く「上方落語」と「江戸落語」の違いとは? そうだったんだ!っていう落語の知識が満載で面白かったです。

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    2025年06月19日
  • 天才論 立川談志の凄み

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    何かを成し得たい人、そこまで大袈裟ではなくでも何かを目指す人なら必読の本だと思いました。個人的に今の自分がどれだけ甘えて生きているかを痛感させられました。

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    2024年09月02日
  • 落語で資本論 世知辛い資本主義社会のいなし方

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    資本主義には"オチ"がある

    ■概要
    資本論を解説するのではなく、「落語と結びつけるとこう理解できるのでは、現代社会に活かせるのでは?」という落語家の筆者からの提言。

    ・人間の業を肯定する資本主義と落語
    >そんな談志の理念の一つが、「落語とは人間の業の肯定である」 という歴史的な落語の定義であり、 これをはじめとするいくつもの落語の理論化を打ち出しました。 マルクスと談志、落語と『資本論』。 まったく異質なものですが、あえて無理やり共通項を見出そうとすると、「人間のシステム エラー大全」ではないかと思います

    ・資本主義のオチ (解釈の解釈)
    まず資本主義社会は、産

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    2023年11月06日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    勉強になりました。
    タイトルがなんかヤラシイ感じで、
    まあ、それにつられて読んだわけですが。
    そんなビジネスエリートとか教養とか関係なく、
    初心者にとってとても分かりやすい内容でした。
    少し興味わいたかな。

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    2023年09月02日
  • 花は咲けども噺せども 神様がくれた高座

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    ネタバレ

    読後感がとっても良い。
    読み終わってこっちまで嬉しくなってしまいました。
    こんな小説好き!

    ・かいた恥に、どうやってケリをつけるか
    ・稽古が仕事
    ・下から目線
    ・ウイスキーなしの水割り

    サラッと読める中にいくつもの金言があって、勉強になったし、本当に楽しかった。
    ありがとうございました。

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    2023年05月30日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    落語の基礎知識が身に付く

    落語の歴史からはじまり、落語の仕組みなどの説明もあり、教養っぽい知識は付く内容にはなっている。
    個人的には、落語家の名前には漏れ無くふりがな付いてるとより親切だったけど、、予備知識があまりないので読み方に不安が。。
    また、ちょっと大げさかな?と思う記載もあるけど、その辺りはご愛嬌ってことだろう。
    一読の価値はある。
    落語を聴きに行きたくなる。。

    #タメになる #深い

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    2023年03月11日
  • 人生、オチがよければすべてよし!

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    面白いなあ~。客観的に自分を観察する。視点がなあ~、どうしても自己中になりがち。もっと緩めても良いんだ。回り道して良いんだと励まされる。終いから逆算してみよう。

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    2023年01月24日
  • 落語に学ぶ粗忽者の思考

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    愛すべき粗忽者

    周りの人も粗忽者
    自分自身も粗忽者

    多様性が重んじられる今だからこそ、自分とは違うを分断するのではなく

    愛すべき粗忽者として見ることが大切なのかなぁと思った

    せめて自分の学級は、そんな粗忽者を愛せる環境にしたいと思った。

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    2022年08月13日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    ネタバレ

    先日、友達に立川談春さんの落語に連れて行ってもらいました。
    その時、彼女が紹介してくれた本。

    はじめにから…
    吉田茂元首相の話が、面白いです。


    立川談春さんの落語も、すっごく面白かったです。

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    2022年07月27日
  • 落語に学ぶ粗忽者の思考

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    立派に生きるべき、何者かになるべき
    そんな思い込みは、もう手放していきましょう

    こんな言葉を、落語と一緒につたえてくれる、現代人に優しい「江戸の風」あふれる本

    ワコールで働いて、それから落語家の道を歩んだという立川談慶さんも、9年半もの前座修行を経験しただけあって、苦難の人生経験が豊富

    だからかけられる言葉があり、だから伝わる落語があります

    落語、こんど見に行ってみようとおもいました

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    2022年07月21日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    落語をわかりやすく解説してくれており落語への理解を深められました。最近落語に関心を持ちました。落語の歴史、噺の構造、名作古典落語の紹介などの内容で落語の基本を知ることができます。落語を知りたいと思う方にはわかりやすくて良いと思います。

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    2022年04月02日
  • 不器用なまま、踊りきれ。 超訳 立川談志

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    大事にし続けるのは難しい。
    世の中、矛盾だらけ。
    渡る世とは矛盾に耐えること。
    感情に振り回されずにロジカルに分析せよ。
    自分から与える人間に。

    まわりに流されやすい私には、言葉で言うが易しで実際には難しい。だからこそ時々こころに言葉をいれないと。

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    2022年03月20日
  • 不器用なまま、踊りきれ。 超訳 立川談志

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    故立川談志さんの弟子立川談慶さんが書かれた本。
    弟子の立場から、師匠の生前の様々なエピソードが書かれていて面白かった。
    失礼ながら立川談志さんをあまり知らない世代だが、読み終えて、立川談志さんを一言で表すならば「粋な人」だなと感じた。
    中でも電車で若者に老人に席を譲りなさいと諭した話は面白かった(落ちはお読みいただきたい)。
    あくまでも立川談慶さんの目から見た立川談志さんのエピソードなので、最近のSDGsに結びつける話などちょっと尾ひれは気になった。

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    2022年03月07日