立川談慶のレビュー一覧

  • 狂気の気づかい―伝説の落語家・立川談志に最も怒られた弟子が教わった大切なこと

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    ・挨拶をリズムで言うな。

    ・相手を機嫌良くさせるのが「目下」の使命。

    ・「冷たいとか過酷とかではなく、ただ正直なだけ」それが人生。

    ・評価は自分から働きかけて得る。

    ・言葉こそ人を動かすエネルギー源そのもの。

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    2025年08月06日
  • 狂気の気づかい―伝説の落語家・立川談志に最も怒られた弟子が教わった大切なこと

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    読みたい小説が多すぎてなかなかこういったジャンルにまで手が出せないでいる。

    まず 私の小さな物差しでは測りきれない というか測ってはいけない濃密な師弟関係がそこにはあった。


    弟子入りとは
    人を愛し、その芸を信じる。
    いや、愛し抜き、信じ抜く。
    それは「長期的思考」そのものです。
    落語は昨今主流の出オチのような「キャラクター芸」などではありません。
    すべて、伏線なのです。
    そしてすべて伏線ということは、すべて回収するまで、つまりオチがつくまではその善悪や成否、正誤などはまるっきりわからないものなのです。─

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    2025年07月21日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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     落語は、正直分からない、強いて言えば笑点を観ていた時があるくらいだろうか。

     寿限無・まんじゅうこわい・時そば・目黒のさんま・芝浜。代表的な落語の題名を聞いてもピンとこない...が、読んでみるとみんな聞いたことがあるものばかり、落語が実は身近な存在だったことに気づかされたのと同時に、自分の無知さにも気付かされる。

     落語にハマりそう。

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    2025年04月04日
  • 花は咲けども噺せども 神様がくれた高座

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     久しぶりの小説。

     普段は読まないが、本人から薦められた本。

     笑いあり、学びあり、感動ありの自叙伝的な1冊。

     久しぶりに読んだけど、やっぱり小説は面白い。

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    2025年04月01日
  • 落語を知ったら、悩みが消えた

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     これも知ってる、あれも聴いたことがある。

     笑点しか知らない僕に、落語は未知の世界であったが、何げなく耳にしていたものが実は落語だったなんて、無知過ぎて怖い、、、。

     全てがビジネス、ひいては生き方に繋がる落語。

     奥が深い。

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    2025年03月28日
  • 狂気の気づかい―伝説の落語家・立川談志に最も怒られた弟子が教わった大切なこと

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     今まで読んだ本の中でもTOP3に入る。

     挨拶をメロディで言うな、馬鹿野郎!

     すまねえようにしてやる

     俺に殉じてみろ

     筆者が怒られ過ぎて、読んでるこっちがドキドキする、しかしいつの間にか感動に変わっていく。

     本当におもしろい。

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    2025年03月18日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    落語。興味のあったジャンルなので拝読。
    落語の内容から落語家の人物像ら来歴等が書かれており初心者でも楽しく読むことができた。
    落語以外でも歌舞伎や能などの伝統芸能との対比を描かれており相対的に情報を知ることができる。
    落語のことをよく知らない人でも試しに一度みにいこうと思えることができる作品。

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    2024年11月19日
  • 落語を知ったら、悩みが消えた

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    素晴らしい。面白い本だと思う。
    まず、落語の面白さに惹かれる。
    しっかりオチ(サゲ)がきいてて、読んでいて楽しい。

    そして、談慶師匠の解説も、独特の切り口で興味深い。
    「落語は人間の失敗図鑑」
    「落語は人間の業の肯定である」
    談志の言葉が、江戸っ子のおおらかさが、心に強く残るような良書だった。

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    2024年09月04日
  • 落語はこころの処方箋

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    立川 談慶
    落語家。1965年、長野県上田市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、株式会社ワコールに入社。3年間のサラリーマン体験を経て、1991年に立川談志18番目の弟子として入門。前座名は「立川ワコール」。2000年に二ツ目昇進を機に、立川談志師匠に「立川談慶」と命名される。2005年、真打ち昇進。慶應大学卒業の初めての真打ちとなる。著書に『大事なことはすべて立川談志に教わった』(ベストセラーズ)『いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか』(大和書房)『人生を味わう古典落語の名文句』(PHP文庫)『ビジネスエリートがなぜか身につけている教養としての落語』(サンマーク出版)

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    2024年08月19日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    195P

    おねげいしますとかとか喜び勇んでとか落語でしか聞かない言い回し好き。

    歌舞伎はクラシック、落語はジャズ

    立川談慶(たてかわ・だんけい)
    1965年、長野県上田市(旧丸子町)生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、株式会社ワコールに入社。3年間のサラリーマン体験を経て、1991年に立川談志18番目の弟子として入門。前座名は「立川ワコール」。2000年に二ツ目昇進を機に、立川談志師匠に「立川談慶」と命名される。2005年、真打ち昇進。慶応大学卒業の初めての真打ちとなる。 著書に『いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか』(大和書房)、『大事なことはすべて立川談志に

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    2024年07月31日
  • 天才論 立川談志の凄み

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    『天才論 立川談志の凄み』⁡⁡

    ⁡⁡
    ⁡面白かった。

    やっぱり、外からのイメージ通り、談志さんはかなり乙女チックな要素が強い人だったらしい。⁡

    弟弟子から、
    「師匠が、"ワコール(前座の頃の芸名)のバカ"と言ってます」
    と聞かされるみたいな、少女漫画に出てくる乙女みたいな言動が多くて普通に笑える。

    談志さんが気に入るような好みの弟子のタイプって、自分の趣味に理解があり、かつ自分に無い要素も持ち合わせている人という感じがするので、やはり師弟の間柄は恋愛関係に近いなと思った。
    似てる部分と、違う部分の両方を他人に求めるのは皆そうだろうけど、その割合の配分バランスが人

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    2024年02月11日
  • 花は咲けども噺せども 神様がくれた高座

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    立川談志に憧れ、安定の仕事を辞して落語家になった錦之助。
    高座に上がることで出会う人々を楽しませるための落語。だけど実際は、出会った人に成長させてもらうサクセスストーリー。
    笑いあり、時に感動ありのこの物語は、人情物語でもあり、読み終えた頃には心がポカポカするでしょう。

    散りばめられた、〝名言〟にも注目です。

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    2024年02月11日
  • 落語で資本論 世知辛い資本主義社会のいなし方

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    資本論の大事な要素と落語の話を合わせたいままで見たことない本になってます。
    落語の話と資本論の話がわかって一石二鳥であることがよくわかります。
    また、所々に談志師匠の話が非常に的を射てて改めて、談志師匠凄さ実感しました。
    マルクスの資本論は大変難しい本なので、それをうまくまとめた談慶師匠にも改めて敬意を示したいです。
    #読書
    #読書記録
    #読書好きな人と繋がりたい
    #立川談慶師匠

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    2023年10月19日
  • 落語はこころの処方箋

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    ネタバレ

    ひょい、と。

    ときどき一緒に落語に行く同僚が、「読んでみ」と渡してきた。

    ゆる〜い生き方を進める立川談慶さんのエッセイ。

    落語の魅力、共感させる力、勝ち負けではない、働かない人もそれなりに近所と共存していた江戸時代の人々と気質、人情•••。

    いいなぁ。

    ここ数ヶ月、落語のYouTubeを子守唄代わりにしている僕。

    効率を重視し過ぎて、近年、仕事もプライベートも息が詰まりそうだもんな。

    ありがとう、とてもいい本だったよ、とても面白かったよ。

    礼を言って同僚に本を返すと、

    同僚は、「私はそんなにいいとは思わなかったけど•••」

    なぜ、そんな本を推してきた?

    共感さえもないオチ

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    2023年06月13日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    初めて落語と触れた書だったのでとても新鮮で印象に残ることが多かった。
    伝統芸能としての落語のポジション変化、時代を作ってきた名人たちのストーリー、現代にも生きる落語の用語。
    ビジネスパーソンにも学びになる演目。
    芝浜、100年目を見てみようと思う。

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    2023年05月09日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語
    著:立川談慶

    落語は日本の「文化」、日本人特有の「価値観」を教えてくれる。それは落語が単なる「娯楽」にとどまらず、伝統芸能としての側面があるからである。

    国内外を問わず、自国の文化・伝統芸能はビジネスエリートにとって共通言語になりえる。「落語」を知るということは、日本の文化・伝統芸能を知り、日本人の価値観を知るということである。落語は、日本各国を旅せずとも、日本について深くしることができる最強のツールである。

    本書の構成は以下の7章から成る。
    ①これだけ知っておけば間違いない落語の「いろは」
    ②噺の構造と落語家の出世
    ③ニュースや

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    2022年11月27日
  • 落語はこころの処方箋

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    このシリーズの「役に立つ古典」で、「俳諧」が笑いを表すものだと知った。そこから笑いは日本の文化に根差した奥深い何かがありそうだと、本書を手に取った。

    「落語とは人間の業の肯定である」
    落語家立川談志のこの言葉は落語の本質をついていると筆者は言う。
    人間は業の塊で、落語はその人間のだめなところ、弱さを明るくテンポよく伝えてくれる。それをみた観客は「自分にもそういうことがあったなあ」「誰でもだめなところはあるよなあ」と弱さを受け入れてくれる落語を聴いて安心する。勝ち負けの二元論が蔓延り失敗できない窮屈な社会にいるわたしたちを、リラックスさせてくれる。だから落語の笑いはほっとした笑いなんだそう。

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    2022年05月01日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    古典落語はその名の通り「古典」なのであって
    知っているのと、知らないのでは会話も弾まな
    い事は明らかです。

    要はその古典の話を知っているというのは、あ
    る種の教養とも言えます。

    昨年開業した高輪ゲートウェイ駅の名称公募で
    第3位に入っていたのは「芝浜」です。

    結果はご存知の通りですが、ネットでは「やっ
    ぱり夢だったか。芝浜だけに」と多くの人が書
    き込んだといいます。

    落語演目の「芝浜」のオチを知らないと何のこ
    とだか分からないですよね。

    今、落語はブームです。落語だけではないです。
    講談や歌舞伎だって盛況なのです。

    この本では落語というものが、日本の古典芸能
    の中でどういう位置づけ

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    2021年07月19日
  • 落語はこころの処方箋

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    話し言葉で書かれているからスラスラ読めるし、落語家さんだからその言葉も面白くてあっという間に読んでしまった!
    落語に出てくる江戸時代の江戸っ子みたいにテキトーに暮らしたら、だいぶハッピーに生きられそうな気がする。

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    2021年05月17日
  • ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語

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    この本は、落語について詳しく知らなかった私でも基礎知識から有名な噺まで知ることができ楽しく読み通せました。
    母国の伝統芸能を知るという意味でも落語について知っていることは有用だと思いますが、落語は単純に楽しめるコンテンツであり、楽しみながら教養を身に付けることができます。
    本書の最後に落語のYouTubeが紹介されていますが、これを機に落語をYouTubeで見てみようと思います。

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    2021年05月09日