印南敦史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2016/03/27 の読書ノートより抜粋(2025/05/08)
p.86
「毎日・同じ時間に読む」を軌道に乗せたいのであれば、まず朝がおすすめです。
とくにいいのは「目を覚ましてすぐの時間」。目が覚めたらすぐに起き上がらず、あえてそのままベッドに寝転がりながら10分間だけ本を読むのです。すると、たったそれだけのことで頭がスッキリします。
→ モーニングバスケットに明日の朝読みたい本を入れてから眠る。
p.91
「1ライン・レビュー」とは
「1ライン・エッセンス」について、「なぜこの1行に感動したのか?」という観点で、ひと口メモを書くだけです。
→ 読書ノートを書いたあとにロジック3で -
Posted by ブクログ
「最近の人は本を読まない」というような発言は、それが事実である一方、もうひとつの事実を覆い隠し、歪めてしまう可能性をはらんでいます。つまり否定的な論調は、「程度の差こそあれ、誰でも過去に読書体験はあり、無意識のうちにそこからなにかを学んでいた」という事実を覆い隠してしまうということです。(「はじめに」)「本が売れない」「読書人口の減少」といった文言が飛び交う現代社会で、「読書の原点」を問いなおす。
…………
読んで良かった。素直にそう思える良書だった。
かしこまる必要もない。読みたい本を自由に読めよ。積み重ねていけば、自分の人生にいつかどこかで役に立ってくれるもの。
無駄ではない。楽しんで読 -
Posted by ブクログ
読書を開始してから、約1ヶ月が経過し、「なぜ、本を読むのか」、「本を読んだ先に何があるのか」ということを、真剣に考えるようになっていました。”読書 メリット”とかで、何度かググってみましたが、自分の中でしっくりくる答えは見つからずにいました。
そんな時に、書店で見つけたのがこの本で、表紙だけ見て、即購入しました。
結論をいうと、買ってよかったです。自分の求めていた答えがあったと思います。子供が大きくなったら、読ませたいなとも思いました(なので、売らずに保管します。)
一番気に入った部分が、長田弘氏の『読書からはじまる』からの引用を含む以下の部分(177ページ抜粋)です。
「読書について -
Posted by ブクログ
# 遅読の呪縛に、「フロー・リーディング」の救済を
## 面白かったところ
- 実際にフローリーディングを当書で試せること
## 微妙だったところ
特になし
## 感想
会社の同僚推薦の一冊。
自分もかなりの遅読家で、一言一句舐め回すように、良いフレーズを自分の魂に鎮めるように本を読むタイプである。
だからこそ、スマホでニュースを眺める感じで本を読むスタイルは衝撃的だった。
実際に当書も1時間程度で読みきった。
率直な感想としては、一冊を読み切ったほうが全体の纏まりを掴んで主旨を捉えられるため、より筆者が伝えたいことを理解できると思った。
積読が減らなくて困っていたから、 -
Posted by ブクログ
内容がわかりやすく、良い本でためになります。
コンプレックとの向き合い方についても軽く触れていますが、私は筆者の考え方が好きでした。
以下は自分でも心がけたいまとめです。
・自分からコミュ障を名乗らない(言い訳にしない)
コミュ障で思い詰めると「当たり前のことができない自分は、ダメな人間」と無意識で自分を追い込んでしまう。人と上手く話す自信がないのは多くの人にとって「普通」のことである。コミュ障を名乗れば名乗るほど「…あ、ああ、そうなんですか…」とドン引きされる。
・コミュ障を自覚している人ほど、「伝わらない」ことに恐怖心を抱きやすく、必要以上に焦って、早口になり、空回りを繰り返してしま -
Posted by ブクログ
購入6年後に2時間半で読破‼︎
「なら、さっさと読めよ‼︎」って言われそう(笑)
当時受験生の次女と、某大学のオーキャンの帰りに寄った書店で自分と日本語が苦手な次女の2人が入用だったが、2人とも放置。
スピードが遅いのではなく「熟読の呪縛」が邪魔をしており、読書を辛い修行の如く捉えていたのが原因だった‼︎
未読の蔵書270冊を1年で完読も夢じゃない⁉︎
以前「1ライン•サンプリング」を試みたことがあるが、3日で挫折した経験があり、今後もできなさそうだが
•1番心地いい読書リズムを把握
•1ラインエッセンスと1ライン•レビューを探しながら読む
•「ギアチェンジ」しつつ、スピードに緩急を -
Posted by ブクログ
これは楽しい。読書したいけど苦手意識がある人はこれから読めば良いと思う。むしろそういう方に優しい目線で語りかける一冊。
様々な呪縛から自由になって、自分のために気負わず風通し良く楽しい読書をしましょうという案内。自分は読書に何を求めているのかを知り、自分にとって心地よい読書スタイルを考えられる。速読やビジネスハックなど頭でっかちになるのではなく、読書したい人に寄り添って「読む楽しさ」の水先案内をしてくれる。この著者の本を読んで一気に読書欲が高まり、沢山の本が読める楽しさにワクワクする毎日になれた。特に第4章には著者の熱意が溢れていて心地よい。本との向き合い方の背骨が整う整体の様な、出会えて良か -
Posted by ブクログ
はじめに。が飄々としていて読み進めやすさが抜群。
「別に書評なんか書かないから関係ないや。と思われるかもしれません。たしかにそうとも言えますね。」
このくだりが非常によかったし、堅苦しくなく楽しんで欲しいというメッセージが伝わってきた。
○書評の役割
書評の役割は、読者のために新刊の書物の内容を紹介、批評する。ものではない。
なるほど、これは面白そうな本だな。読んでみよう。と思わせることが書評の役割。
○書評家がすべきことは2つだけ
(1)伝える。伝わりやすい書き方を考えて実行する。共感をつかむ。
(2)読者の目線に立つ努力をする。
○書評を書くための本の読み方
・全部読む必要はない。大 -
Posted by ブクログ
【本書をおすすめしたい人】
・書評の書き方を学びたい人
・日常的に文章を書く機会があるため、分かりやすい、伝わる文章を書きたい人
・ライターの仕事に興味がある人
著者の印南さんは、書評発表媒体である「ライフハッカー」や「東洋オンライン」などで記事を書いているライターの一人です。毎日何かしらの記事の締め切りに追われていますが、決して「時間がない」「忙しい」とは口にせず、時間管理をしっかりとこなして記事を仕上げているそう。そうして、毎日1〜2冊の本を読み、年間500冊の書評を書いているそうです。特に、印南さんが書評を書く上で意識している点や活用しているテクニックはどんなことなのでしょうか?
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者も、もともとは「1ページ5分」の超・遅読家だったそうですが、「LifeHacker(日本版)」をはじめとする様々なウェブサイトで書評欄を担当することになり、今では年間の読書量は700冊以上にものぼるそうです!
本書は、本を読むことが苦手だと感じている人に対して、「自分の読書を見つける旅をしよう」をテーマとしています。
快適に読書を楽しみたいと思っている人へ、著者が発見したたくさんの本をすばやく読む方法など、様々なメッセージを発しています。
一部を抜粋して紹介します。
・「本を読むのが苦手だ」というのは、詰まるところ思い込みでしかない。
・本を読むのが苦手だといっても、それは現 -
ネタバレ 購入済み
音楽を聴くとき
自分の経験からもCDを買っていきなり歌詞を覚えようとはしないことに気付かされた。難解なところやあまり面白くないところは飛ばしてしまって最後まで読みきることが取り敢えずの読破の目標になった。