印南敦史のレビュー一覧
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著者の印南敦史さんは、「ライフハッカー[日本版]」というライフハック術を日々読者に届けるウェブメディアのプロ書評家です。週に5日、書評を掲載しています。その書評のプロが、とても分かりやすい言葉で「伝わる文章の書き方」と「要点をまとめる技術」を明かしています。ただ文章を書くということだけにとどまらず、読書術や時間活用術まで解説されているのも、とても参考になります。この本の「伝わる文章を書く技術」は、日常生活の会話やメール等全てのコミュニケーションにおいても役に立つと思います。最近は、SNSやブログで文章を書く機会が多いと思います。今よりもっと伝えられるようになりたい、そう思う人におススメの書籍で
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Posted by ブクログ
執筆よりも「推敲」を重要視する、というのが新しかった。執筆ばかり重要視して、推敲しないことまであったから目からウロコ。
一文につき「、」は一つ。
確かに、長すぎたら「。」でいったん区切ってあげた方が自分の頭の中も整理できる。
無駄を削ぎ落とした方が美しい、っていうのもナルホドと思わされた。
文章を書くことを愛しているんだろうな〜と感じさせる文体。特別難しい文法とか文章作りのコツを書いてるわけではないので、サクッと読める。さすがライフハッカー日本語版で鍛えてあるだけあって、読み手が疲れないような構造になってる。
こういう文章術を読んだ後の感想文って、余計に自分の文章オカシイなと心配になっ -
Posted by ブクログ
インプットからアウトプットまでを4つのステップに分け、
それぞれの段階での工夫などを
惜しげもなく「伝えて」くれています。
4つのステップがそれぞれなんであるかは、
本書を手に取って見ていただきたいと思いますが、
この目次がとてもわかりやすいです。
帯の言葉といい、目次の作りといい、
相手に伝えようとするための工夫がいっぱいです。
具体的な文例を掲げて、より伝わるようにするために
どこをどうすればいいか、といった解説もあります。
人それぞれ、言葉で何かを伝える機会は
多いと思います。
今よりもっと伝えられるようになりたい、
そう思う人におススメの書籍です。 -
Posted by ブクログ
読書とは楽しいものである。
読書とは、普段はあまり目につかず、思いだすことも少ない引き出しを増やすこと。
過度に期待せず読んでみた結果、思いもよらなかったなにを得ることができたら、大成功。
得るべきものは放っておいても、勝手に得られて、そして積み上がっていくもの。
思い出せないのはきっと、必要ないことだと脳が判断したから。
読書を習慣化できれば、生活の鮮度が間違えなく上がる。
<私見として>
読書は楽しいもの、無駄な読書はない。仕事に役立つそうでないに関わらず、楽しんで読むことを提案している本。
読書を始めたり、続けたりするうえでの、「ハードルをクリアする方法」を教えてくれる本と -
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普通にどうという事のない事が書かれていますが、所々納得することが書かれていて、現代人の読書はこうでなければならないと思うようになっている本です。
最近文芸評論家の三宅香帆氏が同じようなテーマで本を書き「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社新書)で新書大賞2025を獲ったけれども、この本と似たような本なのではないかと推測してしまいましたが、三宅氏の本は未読ですが。三宅香帆さんのYoutubeでの露出が凄すぎてかなり見てしまいましたが、趣味嗜好が似ているので見てしまいます、しゃべりの歯切れの良さもよいし。
今更、読書入門も一からやる必要もなくサクッと読んでお終い。こういう類の本に弱いので -
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「本を読んだのは良いが身にならない」「本を読むのは好きだが、ただ読んで終わり」といった悩みを抱えて読んだ一冊。
この本を通じて一番タメになったのが要約の仕方。
自分なりに整理すると、以下の方法だと無理なく要約できるとのこと。
①誰に書くのか(自分or他人)
②①のニーズに合わせ、目次をチェック
③わかりやすさを意識し、どう伝えるべきか簡潔かつ具体的にまとめる
④書いた文章を見直し、修正する
⑤足りない部分があってもOK!と割り切る
今まで書評や感想文を書くことを、すごく難しくとらえていたが、上記の方法なら書けそう(上手か下手かは別)。
自信をもって、今後読む本も自分が学んだこと、感じたこ -
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ネタバレ入門というだけあって、普段から読書をしている人には物足りないかもしれないけど、自分はしばらく読書から離れていたため、新鮮な気持ちで読むことができた。
小〜高校生の頃はあんなに読めていたのに、と読めない今とを比べてしまうけど、あくまでも基準は「いま」で、ペースが遅くてもそれが今の読書のペースだから、それを大事にする…読書から距離を置いてしまっていた理由のうちの1つが分かった気がしてすっきりした。
読書を「やって当たり前」の習慣にする。確かに、パッと近くにある本を開いてみたらいい時間でスマホを触ってしまう…あと自分は、読書のハードルが無意識のうちに上がっていた事に気付いた。この本を読むぞ!と決めて -
Posted by ブクログ
読書はもっと自由でいい。
全部読まなきゃ、月に何冊は読まなきゃ、とこだわりを持っていたが、早く読もうとせず、もっとゆっくりと一つひとつの本と向き合っていきたいと思った。
忙しくて時間なくて読めないは言い訳。
今日は行きも帰りも通勤時間は本を読もう!と心に決めて本を読んで、読んだら達成感を得るという経験の積み重ねで読書はもっと楽しくなるのではないかと思った。
自分の読書スタイルを振り返るいいきっかけになった一冊だった。
プレッシャーを感じなくていい、いつまでも読書を好きでいるために、もっと力を抜いて、好きな本をたくさん読んで、知的好奇心を失わないで読書をずっと楽しんでいきたい。