柄刀一のレビュー一覧

  • ゴーレムの檻~三月宇佐見のお茶の会~

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    あいかわらず違う世界へと飛ばされ、その場で推理。
    もうその場所の定義も何も前提にせず、物語として読んでいます。
    一応最後には納得するものの、過程がよく分からない…w

    結局納得できたのは、表題のものだけ。
    すごい根性、とか、そういう問題じゃない所に関心してしまいました。
    そして最後の書き下ろし。
    驚きのあまり、ページを戻って確認してしまいました。
    一体、どの世界にいるのか、と真剣に考えてしまいましたが
    最初にいた世界がどこなのか…。
    そこからが問題です。

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    2010年06月03日
  • 火の神(アグニ)の熱い夏

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    南美希風の中編。
    今回の謎は大技ということもなく、解決に大ジャンプもない印象。
    エピソードにちょっと無理矢理感を感じるのも残念。

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    2010年04月08日
  • OZ(オズ)の迷宮

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    短編リレー式?
    主人公は3人いるのですが、バトンタッチの仕方が
    ありえないというか、そういう落ちは考えていませんでした、な方式。
    これはこれで、脳内常識ひっくり返してくれました…w

    事件もいつものように脳内常識ひっくり返してくれましたが
    更にひっくり返してくれたのはあとがき。
    そこにいたるまで、3人目は一体どういうバトンタッチなのか
    まさか…と想像してみたりで楽しかったです。
    主人公は、確実に前の分で登場しているので
    3人目はどこで? と。

    いつもの如く、話の推理はさっぱりです。
    そして妙な知識だけが増えていきますw

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    2010年01月22日
  • 奇蹟審問官アーサー 神の手の不可能殺人

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    ある村で起こった不可解な事件。
    それを丁度村に居合わせた奇蹟審問官が解いていく…のですが
    全てにおいて、どうやって殺したのかと問いたい事件ばかり。
    本当にこれは解明されるのか、そこが非常に気になりました。

    結論を言えば、当然解明されるわけではあるのですが
    回答をみても、そうですか…という感じです。
    こう考えてみれば、不可解も何もないのですが
    すごいとしか言い様がないです。
    しかし…執念ですね、犯人。

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    2010年01月15日
  • ifの迷宮

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    遺伝子を巧みに利用した推理小説。医学的知識が乏しい為読みはじめはつまずいたが、乗ってくると次々に謎が解けて行く快感があった。

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    2009年12月21日
  • 3000年の密室

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    妙に集中できずになかなか読み進めることができませんでした。
    なんでこんなに読み進めれないのかと考えたところ、どうやら自分にはこの文章の書き方が合わなかったようです。
    ちょっとした書き方が気になり、こう言う書き方のほうがすんなり読めるのになーなんでこんな書き方なんだろうなーとか余計なことを考えながら読んでいたので、物語になかなか入り込めませんでした。
    ミステリーよりも考古学に重きを置いていたように思いました。
    そして、考古学関係以外の事柄の描写は妙に軽く感じてしまい、特にサイモンを巡るごたごた(利権やら何やら)はもっともっと深く描いてた方がより面白くなっていたんじゃないかなと思いました。
    洞窟の

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    2009年11月22日
  • 殺意は砂糖の右側に―天才・龍之介がゆく!

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    ある日一緒に暮らし始めるはめになってしまった従兄弟。
    彼を本来引き取るための人物に渡すため、東奔西走する主人公と
    普通の常識はほぼないのに、妙な事だけ良く知っている従兄弟。

    目次を開くと、結構な話があるので、長い殺人もの? と思いきや
    1話完結でさっさと終了してしまいます。
    そういう点では読みやすいかと思われますが
    化学が嫌いな人にはちょっとお薦めできないかも?
    それの仲間のような説明が、がしがしとでてきてくれますw
    飛ばして読むか、適度に受け流していけば
    それほど苦にはなりませんが。

    どうでもいい知識と、へぇ…という知識が
    ちょっと手に入る内容、です。

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    2009年10月07日
  • 殺意は青列車が乗せて―天才・龍之介がゆく!

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    今回は章名に『色』が付いています。
    そして前回と違って章で事件が終わっているので
    ひたすらに頭を使わなくても大丈夫です。
    とはいえ、短編でもまったく頭は動いてないですが(笑)

    題名に入っている青列車の話がやはり長いですし
    驚きの状態がまっていますが、私は最後の話が好きです。
    読んで理解が出来る範疇、という意味でw
    他はもう、読んで解答がでて、元に戻って…をしないと
    さっぱり分かりません!

    関係ないですが、ここまででそれほど日数が経っていないのに
    これほどまでに事件に巻き込まれるのは…。
    かなり不運というべきか、それともすごい確率だ、というべきなのか。
    ちょっと悩みますね。

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    2009年10月20日
  • 十字架クロスワードの殺人―天才・龍之介がゆく!

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    遺産を受け取る事にしたのはいいものの
    肝心の受け取るべき遺産が紛失中。
    それを取り返すべく出向いた先で、また事件。
    今回は、男性側女性側、とで起こります。

    解決を読めば、なるほど、と思うところが多々…。
    いつもの事と言われればそれまでですがw
    事件より注目すべき(?)点は
    見本にしたいほどな兄弟争い。
    ものすごく分かりやすいです。

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    2009年10月16日
  • 殺意は幽霊館から―天才・龍之介がゆく!

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    遺産を相続した、世間知らずの天才。
    誘いでやってきた温泉地。
    そこで起こった殺人に巻き込まれ…。

    とりあえず、怪しげな所にいくな、という突っ込みから始めたいかと。
    そこを突っ込んでは、話が終了してしまう、というのはおいておいてw

    今回もやはり理科の実験のようでしたが
    これはいつもと違ってまだ分かりやすいといいますか
    想像しやすい?w
    今までの分とは違い、短編で終わらず~な事件ではありますが
    それほど長くもなく、読みやすかったです。

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    2009年10月10日
  • 幽霊船が消えるまで―天才・龍之介がゆく!

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    人を探して国外まで行ったというのに、目的の人物はすれ違いで日本に帰国。
    後を追って帰ろうとすれば、また更に事件が…。
    帰国する時、帰国した後、捕まえるまで、捕まえた後の短編集です。

    あいかわらず推理というか、理科の話になると、へぇ~の世界ですが
    何となくは理解できるよな…?w
    書き下ろしの『石の棺』よりも、同じ素材の女神さまの方が
    何となく好きです。
    …見た目?w

    やはり知らない知識満載で、それだけでもかなり色々発見で
    面白いです。

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    2009年10月09日
  • 3000年の密室

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    縄文時代のミイラが洞窟から発見され、どうやらそれが
    殺されたもので、しかも洞窟は内側から閉じた形跡があり
    洞窟の中にはミイラ以外に人間の居た形跡が無かった様子。
    また、考古学の常識を覆しかねない事実も分かってきます。
    その騒動の最中、発見者の男性が行方不明になってしまいます。

    3000年前の密室殺人のトリックや、現代の事件も私は
    面白いなぁと思いました。
    でも、途中の、主人公達が話している考古学の講釈が
    長ったらしくて少し退屈してしまいました。
    ただ「事件がありました〜トリックを解きました〜犯人
    見つかりました〜」的な流れだけではつまらないので、
    そういう付加価値もある方が好きなのですが

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    2009年10月04日
  • 殺意は砂糖の右側に―天才・龍之介がゆく!

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    「10円玉を持っていないか」そう言い残してクラブ経営者が殺された。彼は麻薬取引の疑惑を持たれていたが、右手にはなぜか1円と50円の硬貨を握りしめていた。この不思議な事件に小笠原諸島から初めて都会にやって来たIQ190の天才天地龍之介(あまちりゅうのすけ)が挑戦する。科学者並みの頭脳とちょっとズレた感性で、快刀乱麻の名推理を披露する新世代の名探偵、ここに誕生!

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    2010年05月24日
  • 殺意は幽霊館から―天才・龍之介がゆく!

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    駿河湾沿いの温泉地。天地龍之介と光章、長代一美は、地元で幽霊館と呼ばれる廃ビルに浮上する女の幽霊を目撃した。こわごわと館に潜入しさらに驚愕。今度は三階の窓から落下する幽霊が。翌日、女性の死体が発見された。なんと殺人現場はその幽霊館、しかも犯行時間も彼らが居た時刻だった!一転、容疑者となった彼らのピンチを、IQ一九〇の龍之介はいかに救う。

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    2010年05月24日
  • 奇蹟審問官アーサー 神の手の不可能殺人

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    不可能状況下で連続殺害されていく現代の聖者“十二使徒”。オカルト情報誌記者・室田が遭遇した難事件に、この世の「奇蹟」の真偽を認定するために放たれたバチカンからの使者、“奇蹟審問官”ことアーサー・クレメンスの漆黒の瞳が挑む!これぞ奇蹟と対峙する至高の本格推理。島田荘司を継ぐ者、柄刀一はついに神とも対決する。

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    2009年10月04日
  • ゴーレムの檻~三月宇佐見のお茶の会~

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    ネタバレ

    2008/3/15 アシーネダイエー甲南店にて購入。
    2017/5/10〜5/13

    9年物の積読本。いつも書くことだか、柄刀作品と私の相性はよろしくない。この本は、メフィストに掲載された「エッシャー世界」を読んで、気になり買ったもの。柄刀作品の特徴である論理トリックが全面的に展開される。が、やはり相性かなぁ。世界に入れなかった。

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    2017年05月14日
  • レイニー・レイニー・ブルー

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    安楽椅子探偵ってありますね
    この作品の探偵役は車椅子探偵です
    その辛らつな口ぶりにたじろぐ主人公の介護福祉士鹿野真理江
    ただ、その目にはめられたカラーコンタクトは事件の真相を鋭く見抜く

    純粋な意味の安楽椅子探偵ではなく、行動的ですねぇ
    彼を車椅子にしたのは知能の純粋な活動を自由にするためか
    予想以上に早く「解決」されて、置いてけぼりのkitanoでした

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    2009年10月07日
  • 奇蹟審問官アーサー 神の手の不可能殺人

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    これも長かった。読んだ。宗教感があんまり感じられないから私にはよかった。あくまでも密室殺人ミステリー。

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    2009年10月04日
  • 殺意は幽霊館から―天才・龍之介がゆく!

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    2008/9/8 ジュンク堂三宮センター街店にて購入
    2011/1/22
    約1年ぶりの柄刀作品。天才・龍之介シリーズの一作目である。

     いとことその彼女と温泉地にやってきた龍之介は旅館近くの幽霊館で転落する幽霊を目撃する。翌日女性の死体が見つかるがその犯行現場は幽霊館で犯行時間は彼らが幽霊を見つけた時間帯であった。容疑者となった彼らは真相を暴けるか?

    表紙の絵から、ジュブナイル系のミステリかな?と思っていたらそうではなかった。龍之介は28歳だったのね。でも主役の割にはあまりフィーチャーされてなかったな。謎解きの主役ではあったが。
     これまで柄刀作品とは相性が悪い感じであったが、このシリーズ

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    2011年01月22日
  • シクラメンと、見えない密室

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    北森鴻の香奈里亜(?)シリーズより断然面白かった。花にまつわる事件を喫茶店『美奈子』の母子が解決する短編でした。
    結構トリックは分かるけど、割と質は良かったです。

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    2009年10月07日