柄刀一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
妙に集中できずになかなか読み進めることができませんでした。
なんでこんなに読み進めれないのかと考えたところ、どうやら自分にはこの文章の書き方が合わなかったようです。
ちょっとした書き方が気になり、こう言う書き方のほうがすんなり読めるのになーなんでこんな書き方なんだろうなーとか余計なことを考えながら読んでいたので、物語になかなか入り込めませんでした。
ミステリーよりも考古学に重きを置いていたように思いました。
そして、考古学関係以外の事柄の描写は妙に軽く感じてしまい、特にサイモンを巡るごたごた(利権やら何やら)はもっともっと深く描いてた方がより面白くなっていたんじゃないかなと思いました。
洞窟の -
Posted by ブクログ
ある日一緒に暮らし始めるはめになってしまった従兄弟。
彼を本来引き取るための人物に渡すため、東奔西走する主人公と
普通の常識はほぼないのに、妙な事だけ良く知っている従兄弟。
目次を開くと、結構な話があるので、長い殺人もの? と思いきや
1話完結でさっさと終了してしまいます。
そういう点では読みやすいかと思われますが
化学が嫌いな人にはちょっとお薦めできないかも?
それの仲間のような説明が、がしがしとでてきてくれますw
飛ばして読むか、適度に受け流していけば
それほど苦にはなりませんが。
どうでもいい知識と、へぇ…という知識が
ちょっと手に入る内容、です。 -
Posted by ブクログ
今回は章名に『色』が付いています。
そして前回と違って章で事件が終わっているので
ひたすらに頭を使わなくても大丈夫です。
とはいえ、短編でもまったく頭は動いてないですが(笑)
題名に入っている青列車の話がやはり長いですし
驚きの状態がまっていますが、私は最後の話が好きです。
読んで理解が出来る範疇、という意味でw
他はもう、読んで解答がでて、元に戻って…をしないと
さっぱり分かりません!
関係ないですが、ここまででそれほど日数が経っていないのに
これほどまでに事件に巻き込まれるのは…。
かなり不運というべきか、それともすごい確率だ、というべきなのか。
ちょっと悩みますね。 -
Posted by ブクログ
縄文時代のミイラが洞窟から発見され、どうやらそれが
殺されたもので、しかも洞窟は内側から閉じた形跡があり
洞窟の中にはミイラ以外に人間の居た形跡が無かった様子。
また、考古学の常識を覆しかねない事実も分かってきます。
その騒動の最中、発見者の男性が行方不明になってしまいます。
3000年前の密室殺人のトリックや、現代の事件も私は
面白いなぁと思いました。
でも、途中の、主人公達が話している考古学の講釈が
長ったらしくて少し退屈してしまいました。
ただ「事件がありました〜トリックを解きました〜犯人
見つかりました〜」的な流れだけではつまらないので、
そういう付加価値もある方が好きなのですが
も -
Posted by ブクログ
2008/9/8 ジュンク堂三宮センター街店にて購入
2011/1/22
約1年ぶりの柄刀作品。天才・龍之介シリーズの一作目である。
いとことその彼女と温泉地にやってきた龍之介は旅館近くの幽霊館で転落する幽霊を目撃する。翌日女性の死体が見つかるがその犯行現場は幽霊館で犯行時間は彼らが幽霊を見つけた時間帯であった。容疑者となった彼らは真相を暴けるか?
表紙の絵から、ジュブナイル系のミステリかな?と思っていたらそうではなかった。龍之介は28歳だったのね。でも主役の割にはあまりフィーチャーされてなかったな。謎解きの主役ではあったが。
これまで柄刀作品とは相性が悪い感じであったが、このシリーズ