柄刀一のレビュー一覧

  • 殺意は幽霊館から―天才・龍之介がゆく!

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    ミステリー中編。

    旅行にやって来た主人公と、その従兄弟♂と、主人公が気になっている女性の3人。旅館の近くには、幽霊が出ると噂の館がある。その館で、主人公一行は幽霊を目撃!!館に入り、真実を確かめようとする主人公。そこで目撃したのは、見覚えのある女性が窓から落下する様であった。しかし、窓下には誰も落ちた気配はない。まさか幽霊・・・?そして、翌日、その女性が目撃場所とは全く違う場所で遺体で発見される。これは一体どういうこと?犯人探しとトリック当てが始まる!!

    これはシリーズになってるみたいです。キャラもいけてるし、トリックも抜群によくできてます。中編なのにかなりの完成度。感服します。

    ただ、

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    2009年10月04日
  • ifの迷宮

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    ものすごく専門用語の多いミステリな気がします…読みづらかった!遺伝が苦手なもので。遺伝子について鋭く迫っている1冊です。こんな世界が本当なら…と,ちょっと恐ろしくなりました。

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    2009年10月04日
  • 3000年の密室

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     これほど壮大な時間の流れの中で行われた犯罪があっただろうか。考古学の知識に関して読んでいるだけでもとても面白い。現代の犯罪部分にはしっくりこない部分もある。

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    2009年10月04日
  • 殺意は砂糖の右側に―天才・龍之介がゆく!

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    シリーズ1作目。短編集なのでサクサクッと読めました。龍之介と光章の年齢がしっくりこなかったかな。設定された年齢よりもっと若い印象を受けました。
    ミステリーのトリックというと、コレというのはなかった気がしますが、1つのシリーズ、物語としての今後の展開がどうなるのかなという点で興味を持ちました。

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    2009年10月04日
  • ifの迷宮

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    なんかめちゃくちゃ読みづらかった。
    この読みづらさはやたら専門用語が出てくるだけじゃないという気がするなあ……。
    主人公は事件を担当する女刑事。
    出生前遺伝子診断がほぼ当たり前にありつつある近未来、障害のある子供を産み育てている彼女は、2人目の子供を妊娠しており、その出生前診断を受けるかどうか悩んでいます。
    出生前の遺伝子診断は最近も話題になった気がしますが、「生命の差別化」と「福祉とは何か」が主なテーマでしょうか。
    ミステリ部分はいまひとつ解決も物足りなかったんですが、「産まれてくるより、死んだ方が幸せなのよ」という言葉が、心に刺さりました。

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    2009年10月04日
  • 殺意は幽霊館から―天才・龍之介がゆく!

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    天才龍之介シリーズ。
    なんどもいってますが、柄刀さんの作品は読みやすくておもしろいです。
    文章が親切なんでしょうかね。
    龍之介のおどおど具合がかわいいです。
    いい大人なんですけどね。

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    2009年10月04日
  • 3000年の密室

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    3000年前と現在、二つの殺人。”サイモン”に辿る時間はあまり他のミステリーでは味わえない感覚を呼び起こしてくれる。ただ、現在の殺人に関するトリック、動機がピンとこない。少し、残念に思った。

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    2009年10月04日
  • 3000年の密室

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    文時代の密室殺人と現代の誘導殺人。それはそれで非常に興味がわくのだけど推理小説というよりは考古学小説の色合いが強いと思う。まあ詳しい人が少ないだろう読者に説明する度合いは強いだろうけど。俺はこういうの大好きだからかなり楽しく読めた。縄文時代の密室は考えてみればなるほど、と膝を打つ謎だったけど現代のほうはなんとなくすっきりしない感じ。人間の心はそんなに簡単に解析されてしまうものなのかな?確かにそういう行動はとるかもだけどさ。
    それにしてもなんか読みにくい小説だった。

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    2009年10月04日