あらすじ
「列車運行表の魔術師」が考え出した行き先・ルート不明のミステリートレインが発車した。しかしその列車が何者かに乗っ取られ、列車の行方すらわからなくなった。犯人の目的は? 龍之介と従兄弟の光章は、乗客を救うため東奔西走する。さらに光章の恋人一美が犯人一味に捕らえられるという事態に。はたして天才・龍之介はこの大ピンチをどう切り抜けるのか!?
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Posted by ブクログ
天地龍之介シリーズの一つ。連作短編集。今回は黄色い部屋に入ったり雪に埋もれたり列車が消えたりと色々忙しい。4章の「どうする卿、謎の青列車と消える」(どうする卿は作中に出てくる人物のあだ名で口癖が「さー、どうする」)は列車消失という大掛かりさ。しかしトリック自体はそこまで難しくなかったかな。今作で龍之介に夢ができるわけだが果たしてそれはどんな形で叶うのだろうかとこの先が気になるところ。個人的に好みなのは1章の「龍之介、黄色い部屋に入ってしまう」かな。
Posted by ブクログ
今回は章名に『色』が付いています。
そして前回と違って章で事件が終わっているので
ひたすらに頭を使わなくても大丈夫です。
とはいえ、短編でもまったく頭は動いてないですが(笑)
題名に入っている青列車の話がやはり長いですし
驚きの状態がまっていますが、私は最後の話が好きです。
読んで理解が出来る範疇、という意味でw
他はもう、読んで解答がでて、元に戻って…をしないと
さっぱり分かりません!
関係ないですが、ここまででそれほど日数が経っていないのに
これほどまでに事件に巻き込まれるのは…。
かなり不運というべきか、それともすごい確率だ、というべきなのか。
ちょっと悩みますね。