感情タグBEST3
Posted by ブクログ
レイニー・レイニー・ブルーというタイトルに惹かれて読みました。
短編集なのですが、ジャンル分けするのが難しいですね。
ミステリー、ホラー、ファンタジー、いろいろな要素が含まれています。
読む人によってジャンル分けも違ってくるんじゃないでしょうか。
車椅子探偵というくくりでは読んでほしくないですね。
ただ、介護や障害についての実態などの話が多いです。
厳しい言葉の裏にある優しさが見えたとき、切なくなりました。
自分に素直になれない屈折した性格にも共感できます。
電車の中で読んでいたんですが、そんな簡単な本ではありません。
ちゃんと、本を読む環境を整えてじっくり読み返したくなる一冊です。
ミステリーとしてだけではなくいろいろな楽しみ方ができます。
久しぶりに自分で見つけたヒット作ですね。
時間に余裕ができたら一気に読破したいです。
さぁもう一度じっくり読み直してみようかな。
Posted by ブクログ
もうちょっと踏み込むと*1になるぎりぎりのところでの大技な解決にうっとり。
いや、いくつかは踏み込んじゃってたかなw
*1 バカミス。それはそれで良いものだ。
しかし、熊ん蜂はおしゃれさんっていう設定なんだろうなあ。
チョイスする小物とか描写が中途半端っぽくて、正反対のタイプの人だという印象を抱いていた。
有堂さんとそのお友達は以前に推薦文を書いていたあの人関連かな、と微笑ましく思いつつ。
Posted by ブクログ
車椅子の名探偵、通称「熊ん蜂」が女性介護福祉士をワトスン役として謎を解決していく連作短編集。障がい者を取り巻く問題を扱っているとはいってもそれぞれの謎自体にそこまで関わっているわけではない。どの事件も単純な事柄のようでいて解決までに至る道筋は短編にしては難しかった。それにしても「百匹めの猿」の犯行の起こし方はちょっと無理筋すぎる気がする…、まぁプロバビリティの犯罪といってしまえばそうなのかもしれないけども。
Posted by ブクログ
連続短編で、ホームズワトソン状態で進んでいきます。
建物を想像して進んでいかないと、内容がいまいち把握しきれません。
読んでも把握しきれない、というこんがらがりもありますがw
主人公はその都度カラーコンタクトを目に入れていますが
一体どれくらい所持しているのか…と疑問がわいてきます。
奇妙だったのは、仮面の話。
ひょっこりと顔を出す語り手は…確実に人じゃない、ですよね?
飲ませるためにした事は、手を下すものではないとはいえ
誰かがもしかして、と思ってしまえばそれまでの話。
むしろ、後で何か言われたらどうするつもりだったのでしょう?
発想はすごいですが…後々が面倒そうです。