向後千春のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
教育のために読んだ。読みたい時にすぐ読めるので、電子書籍も良いなと思った。コーチングの面はできてきている。
KPT法
K よかった事、続ける事
P 悪かった事、問題点
T 次に試す事
やる気は使えば減る
意志力は使えば減る事が科学的に証明されているが、寝たら回復する。寝る前に「やめる力」が弱まるのは意志力が減った状態だから。
アンガーマネジメント
怒りやイライラはそこに問題があるので解決した方がいいですよということを教えてくれている。
自分の期待を伝えて相手とビジョンを共有する。
答えは相手の中にある
コーチングGROWモデル
ゴール、現実、選択肢、意志確認の順で相手に決心させる。 -
Posted by ブクログ
優越への努力 完全への努力
後者は一体感の中で頑張れる。失敗は財産。
行動の理由を過去に置くことが原因論。目的に向かって進んでいると考えるのが目的論。
所有の心理学→私の一部分が私全体を所有している。行動は無意識のせいにできる。
使用の心理学→この感情を使って自分は何をしようとしているのか追求する
「意味は状況によって決定されるのではない。われわれが状況に与える意味によって自らを決定するのである。」
「人間の能力が発達するのは仲間に関心を持つことそれだけである」
アドラーのライフタスク→仕事(他者との協力)愛(人類の存続)→交友(他社との良い関係) -
Posted by ブクログ
「インストラクショナルデザイン(Instructional Design
、ID)」とは、「科学的に良い教え方を追求する学門」つまり、「何かをうまく教えるための技術と科学を扱う学門」とのこと。
「学問」と言っているとおり、結構ガチな、教科書的なお話なのだけど、マンガを使ったり、図表を挿入したり、学習しやすくする工夫がされている本だと思う。(この本の構成こそまさに「インストラクショナルデザイン」なのかもしれない)
インストラクショナルデザインの基本前提は、「①学習は多くの変数に左右される」「②にもかかわらず、効果的に学習を支援する方法はある」「③そして、その支援の方法は常に改善できる」とのこ -
Posted by ブクログ
精神分析学(フロイト)、行動分析学(スキナー)、認知心理学、人間性心理学(マズロー、ロジャーズ)
アドラーはフロイトから独立し「個人心理学」を打ち立て人間性心理学の源流となった。
アドラーの影響=劣等感と補償→発達心理学、ライフスタイル→パーソナリティ心理学、競争から協力へ→教育心理学、統覚スキーマ→臨床心理学、対人関係の重視→社会心理学。
自己概念と自己理想のギャップにより劣等感となり、それを補償という努力で埋めようとする、優越の追求、創造と貢献。
ライフスタイルの最優先目標による4分類=安楽でいたい、コントロールしたい、喜ばせたい、優越でありたい。
自己受容→所属→信頼→貢献(共同体感覚 -
Posted by ブクログ
漫画からスタートしていたので軽い本かと思いきや、タイトルと相違なく間違いなく「教え方の教科書」(漫画部分はわりとオマケ程度の厚み)。
学校での授業の教え方とかそういうのに限らず、例えば部下に指導するとか自分の子供に言い聞かせるとか、そういうところへの「教え方」も含まれる。
既に書かれているが、各章末の「確認問題」は本の作り的に納得感のあるうまい構成だった。
ただ、この本は良くも悪くも正しく「教科書」であって体系的に「教え方」の仕組みを教えるものであって、そこからの応用についての内容は薄い。
教え方の実例等をもっと深く掘り下げたい場合は、他の書籍を確認したほうが良いかもしれない。